宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

栗原市生活研究グループ連絡協議会がリーダー研修会を行いました

2016年09月14日 10時44分03秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成28年9月6日(火)に,栗原市生活研究グループ連絡協議会役員らが,資質向上と役員同士の相互交流を目的にリーダー研修会を開催しました。今回は仙台市の農家レストランと直売所を視察し,生産物の付加価値化や地域の魅力発信について学びました。
 農家レストランでは,ほ場視察の後,開業に至ったきっかけや地域農業に対する思いを伺いました。「消費者においしい野菜を食べてもらいたい,おいしい野菜料理を若い人に教えたい」という思いから,朝採りのおいしい野菜をさらに演出するきれいな器への美しい盛りつけなど,華やかにするためのちょっとした工夫も学べました。
その後の訪れた直売所の視察では,様々な野菜や加工品の包装,デザイン,陳列などを見て,新たな加工品や料理のヒントを得たようでした。
 栗原市生活研究グループ連絡協議会では11月に料理講習会を行い,地域食材を使った料理について学び,地域へ伝達する予定です。


圃場視察


農家レストランでの講話

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 班名 地域農業班   
TEL:0228-22-9040       FAX:0228-22-5795・6144

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「仙台西部地区農業法人化研修会」を開催しました

2016年09月12日 14時34分56秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 8月23日,農山村地域経済研究所長の楠本雅弘氏を講師に迎え,仙台市内陸部の集落営農組織を対象とした「仙台西部地区農業法人化研修会」を開催しました。本行事はJA仙台との共催で行い,地元の集団がお互いに情報交換ができるように2会場に分けて開催しました。
 研修会には農業生産組織の代表者を中心に34名が参加しました。講師の楠本先生からは,集落のすべての人が参加できる集落営農法人の取り組みについて,事例を含めながらわかりやすく説明していただきました。人口流出などの中山間地域特有の問題について講師からアドバイスを受けるなど,参加者は熱心に聞き入っていました。
 また,参考となる全国の成功事例がDVD上映と共に紹介され,参加者からは女性や若い人が法人に参加している事例に対し,「模範としたい」「我々も取り組みたい」といった感想が出されました。
 講義の後には,集落に若い人を呼び込むための仕組みづくりなどについて活発な意見交換が行われました。今後普及センターでは法人化の意向がある組織を対象に,支援を強化するなど,担い手の育成を進めて参ります。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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栗原での地域農業活性化を目指して~集落営農ステップアップ研修会開催~

2016年09月08日 16時42分35秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 平成28年8月23日(火)に栗原市志波姫『この花さくや姫プラザ』で「栗原地域集落営農ステップアップ研修会」(栗原市農業経営・生産対策推進会議など主催)が開催され,集落営農組織,集落営農法人,関係機関など約80人が参加しました。
 滋賀県で営農組合や農事組合法人の運営を実践し,地域農業の活性化を実現されている農事組合法人サンファーム法養寺理事の上田栄一氏を講師に,「将来を見据えた地域農業・集落営農について~法養寺での集落営農の事例~」という演題で,講演いただきました。
 上田氏は,「集落営農の究極の目的は明るく住みやすいむらづくり」,「現在の困りごとを具体的に列挙してその課題解決にむけて前向きに動くことが大事」,「地域農業を持続していくには,『集落の農地は集落で守る』という発想への切り替えや若い人を積極的に巻き込む姿勢が必要」と法養寺での実践事例を踏まえて話していただきました。参加した集落営農組織や組織化を検討している地区の代表者らは,将来の地域農業や集落営農の姿を地元で議論していく際のきっかけやヒントをもらい,意識を高めたようでした。
  研修会終了後は,上田氏を囲んだ情報交換会(懇親会)も行われ,集落営農の実践ノウハウや経験談を聞き,参加者間で栗原での地域農業を考える時間を過ごしました。


研修会の様子
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-5795・6144

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「登米地区農村生活研究グループ」と「アグリレディーズネットとめ」が地域活性化について学びました!

2016年09月07日 08時54分37秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 登米地域で農村生活に関する研究を重ねる「登米地区生活研究グループ」と、農業経営をリードしている女性農業者組織「アグリレディーズネットとめ」が平成28年8月21日に合同研修会を開催し、地域農業の担い手として様々な形で地域に貢献している栗原市内の事例を学びました。
今回の研修会では、宮城県の伝統工芸品「若柳地織」の製造現場見学や農村に根付いた文化・自然を中心に農業者を講師とした体験プログラムを展開している、くりはらツーリズムネットワークの取組について話を聞きました。
また、農家レストラン「四季味」では野菜中心の手作り昼食に感激するとともに、アロエの観光農園では、初めてアロエベラ栽培のハウス見学や試食をし、栽培方法や販売時の工夫について積極的に質問を行いました。
隣接する市の取組について知ることができて良かった、自分たちの技が地域の活性化に役立つ可能性を感じることができたとの感想が多くありました。
次回の合同研修会は、牛乳料理と健康について学ぶ予定です。


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たまゆら郷蕎麦生産組合が夏野菜の商品化に取り組みます

2016年09月06日 15時47分11秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 平成28年9月1日(木)村田町の「たまゆら郷蕎麦生産組合(組合員11名)」は姥ヶ懐公民館を会場に、女性農業者起業活動支援事業による「地域資源を活用した加工研修会(第1回目)」を開催しました。
 今回地域資源として夏野菜を取り上げたところ、組合員10名が参加するほどの関心の高さが伺われました。
講師として山形市「さとみの漬物講座企業組合」理事長の新関さとみ氏を招き、地場夏野菜の保存法である「塩蔵」について、講義を聴いた後に実技について学びました。簡単と思われていた「塩漬」にも様々なポイントがあるという説明を聞き、組合員は漬物の奥の深さに改めて感心していました。また、講師自ら漬けた5種類の漬物を試食したところ、歯触りの良さや味付けに関心が集まりました。特に、歯触りを残すポイントに感心しました。
 次回研修会は、夏野菜を用いた漬物の商品化を目指し、塩抜き・調味に係わる研修会を予定しています。

(連絡先)大河原農業改良普及センター 地域第二班
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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白石三白野菜デビュー まずは白いトウモロコシ

2016年09月01日 14時18分49秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援


白石市福岡長袋の直売所「小十郎の郷」では,「白石三白(さんぱく)野菜」と名付けたブランド野菜作りに取り組んでいます。
 白いトウモロコシ・白いカボチャ・里芋を三白野菜とし,去る8月11日白いトウモロコシが先陣を切り,販売イベントを開催しました。
 白いとうもろこしには,甘みが強く生でも食べられる「ピュアホワイト」という品種を用いています。ブランドに相応しい品質を持つピュアホワイトだけを選び,「白石三白野菜」のシールを貼って販売しました。
 お客様は白いトウモロコシにあまり馴染みがない様子でしたが,購入されたお客様様からの評判も良かったことから,これからデビューする白いカボチャや里芋に大きな期待を寄せることができました。
 直売所や生産者のブランド化への熱意に答えられるように,栽培指導を中心に普及センターがサポートしていきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター   TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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