宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

担い手育成プロジェクトチーム現地検討会を開催しました

2016年09月16日 15時18分07秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成28年9月7日に気仙沼・本吉地域農林業振興推進協議会の担い手育成プロジェクトチームによる現地検討会を開催しました。

 本チームは,県やJA,市町村などの関係機関によって構成される気仙沼・本吉地域農林業振興推進協議会の中で,震災後のほ場整備地区を中心とした担い手組織や後継者,新規就農者や新規参入者など幅広い「担い手」への支援方法を検討しています。

 現地検討会では,新規参入者,地域内新規就農者,新規雇用就農者といった,立場の異なる担い手の方に参加いただき,ほ場を視察しながら現在の経営状況や就農後の課題,求められる支援などの意見交換を行いました。

 実際に営農し,さまざまな課題に直面している担い手と直接話すことによって,住宅支援のあり方や労働力確保など,新たに見えてくる課題もあり,多くの意見が飛び交う有意義な現地検討会となりました。

 

<連絡先>

 宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班

 〒988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2

電話:0226-29-6041 FAX:0226-42-1672


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「稲をまるごと牛のエサにします!」稲WCS現地検討会を開催しました。

2016年09月16日 14時21分17秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 普及センターでは,稲を飼料とする取組みを支援しています。稲を飼料とする方法は大きく分けて2つあり,稲全体を収穫し,保存中に乳酸発酵させて飼料とするもの(これを稲ホールクロップサイレージ(稲WCS)と呼びます)と,通常の稲刈り機で籾(もみ)を収穫し,籾を破砕処理や加熱処理を行って飼料とするもの(これを飼料米と呼びます)があります。
 稲WCSは牧草と似た飼料価値があり,乳量の増加が期待できることから,稲WCSの普及のため,8月10日に主に管内酪農家や関係機関を対象に,亘理町の展示ほ場にて現地検討会を開催しました。
 検討会では,宮城県が奨励する飼料専用品種「夢あおば」と「リーフスター」の生育状況を確認しながら,品種の特徴や収穫・調製技術,給与技術等について普及センターや宮城県畜産課,試験場より情報提供を行いました。
 管内では,岩沼市,亘理町,山元町の酪農家が稲WCSを生産していますが,今年は新たに亘理町WCS生産組合が設立され,酪農家,肉牛農家,耕種農家が連携して,約10haで作付けしています。
 参加者は,良質な自給飼料の確保に向けて,暑い中でしたが熱心に聞き入っていました。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

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