宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

女性農業者のためのハーブ講座を開催しました

2024年02月19日 10時32分13秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 農村地域において、女性農業者の活躍は大きく期待されているものの、普段は家庭や個々での仕事が中心となり、新しいアイディアや取組を生むための横のつながりを持つ機会が少ないようです。そこで女性農業者にとって興味のある学びと若手女性の掘り起こし、そして女性農業者間のネットワーク構築の一助とするため、令和6年2月9日ハーブ講座を開催しました。

 今回の講座では、ハーブ工房まーじょらむ代表 阿部 薫 氏を講師に、身近なハーブを再認識し、効能と活用法を学ぶワークショップを行いました。参加者は、講話の中で精油を作る工程に驚き、精油の効能や使い方の説明にメモをとり、熱心に話を聞く様子がうかがえました。また、オリジナルのスキンクリーム作りでは、参加者同士が互いに香りを確かめ合うなど、和気あいあいとした雰囲気で作業が進みました。

 情報交換でも、講師への質問をはじめ、ハーブの利活用等について話題が尽きず、参加した女性農業者にとって有意義な会となったようでした。

 普及センターでは、今後も資質向上や仲間づくりを通して、女性農業者の活躍を支援します。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター       地域農業班

 TEL:0229-91-00727   FAX:0229-23-0910


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第12回「富県宮城」グランプリで「みやぎの食」振興部門賞を受賞されました

2024年02月19日 10時11分54秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 2月9日(金)、宮城県庁で第12回「富県宮城グランプリ」表彰式が開催され、仙台ターミナルビル株式会社(仙台市)が「みやぎの食」振興部門賞を受賞されました。 

 仙台ターミナルビル株式会社では、ショッピングセンター事業、ホテル事業を手掛けながら、津波で被災した荒浜地区に「JRフルーツパーク仙台あらはま」を開業し、生産から販売、農業体験といった幅広いサービスを提供することで、周辺施設との差別化を図っています。

 また、フルーツパークでは、約11haの農園で、イチゴやブドウ、リンゴなど果物を150品種以上栽培し、スマート農機や全国的にも取組が少ないジョイント栽培の導入により、省力化と早期多収を実現したほか、その技術を農業者に発信する取組も行っていることなどが高く評価されました。

 仙台普及センターでは、多様なニーズに対応した園芸品目の生産拡大に向けた取組みを支援してまいります。


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迫稲作経営部会の肥料・農薬研修会が開催されました

2024年02月16日 15時53分15秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年2月8日にJAみやぎ登米迫稲作経営部会の肥料・農薬研修会が開催されました。今回の研修会は部会員に限らず、迫地域の生産者も参加し、生産者、メーカー、関係機関あわせて約45人が出席しました。

 普及センターからは主に令和6年産に向けた高温対策として晩期栽培や稲の葉色の維持について説明しました。また、肥料・農薬メーカーからは適切な農薬の使い方、異常気象にも負けない稲体づくりとして土づくり肥料の説明が行われました。生産者は、昨年苦労した雑草防除や高温への対策を行い、6年産米を高品質なものにしようと意気込んでいました。

 普及センターでは、今後も登米管内の水稲の収量と品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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気仙沼農業改良普及センター 第2回普及活動検討会を開催しました。

2024年02月16日 15時27分26秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 気仙沼農業改良普及センターでは、令和6年2月6日(火)に第2回普及活動検討会を開催しました。検討会には、管内の指導農業士や市町等の関係機関、生活者など委員6人に出席していただき、普及センターで重点的に取り組んでいるプロジェクト課題の活動状況と令和6年度普及指導計画案について検討していただきました。

 プロジェクト課題については、課題No.1「担い手を核とした地域農業の継続・発展」、課題No.2「市場等ニーズに応じた花き・花木生産による経営発展」、課題No.3「四季成りいちごの生産体制確立による収量確保」の3課題の活動状況と成果を報告し、委員からは労働面や生産効率等からの質問や活動方法についての意見、評価をいただきました。また、令和6年度普及指導計画案については、計画の概要と令和6年度に新たに立ち上げるプロジェクト課題について説明しました。

 今回の普及活動検討会でいただいた助言、意見等については所内でとりまとめを行い、これからの普及活動に活かしてまいります。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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地域計画策定に係る協議が山元町で開催されました

2024年02月16日 14時33分41秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和6年2月5日、山元町において「地域計画」策定に係る協議が開催されました。

 協議には、地域の担い手や農業委員、農地利用最適化推進員42人が参加しました。始めに、関係機関から「地域計画」の策定に関する地域の担い手や地権者を対象にしたアンケートの調査結果、今後スケジュールなどについて説明があった後、町内を3グループに分け、地区の農業委員が進行役を務め、地域の課題などについて意見交換が行われました。

 参加者からは、「担い手がいないこと、排水不良などほ場条件が悪く作物が育たないこと、イノシシ被害が拡大していること」など、地域が抱える課題について意見が出されました。

 山元町では「目標地図」の作成と「地域計画」の策定に向け、今後2回の協議を行う予定です。

 普及センターでは、「地域計画」の策定に向けて引き続き支援してまいります。

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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農業法人の事業承継研修会を開催しました

2024年02月16日 10時23分03秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

当管内には100を超える農業法人があり、地域農業の発展に欠かせない担い手となっています。その法人経営を継続するためには事業承継を円滑に進めることが大切であることから、令和6年2月7日(水)に石巻合同庁舎で「農業法人の事業承継研修会」を開催しました。

当日は生産者・関係機関など約30人が参加しました。

宮城県事業承継・引継ぎ支援センターから、「事業承継の現状とセンター活動について」と「事業承継って何するの?」と題して、センターの支援内容と前もって事業承継に向けて準備することの重要性などについて御講演をいただきました。また、有限会社耕佑の代表取締役伊藤秀太氏には、「事業承継をやってみて」と題して、事業承継の経緯と経営を発展させるための会社運営について御講演いただきました。

本研修会をきっかけに、管内の農業法人が事業承継に向けて動き出すことが期待されます。

普及センターでは,今後もJAや市と連携して農業法人の事業承継や経営能力向上について支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第二班
TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


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JA青色申告会PC簿記研修会が開催されました。

2024年02月16日 09時08分09秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 JA新みやぎ南三陸統括営農センターを会場に、JA青色申告会のパソコン簿記研修会が令和5年12月21日より開催され、当普及センターは第1、2回に講師として参加しました(延べ5名参加)。研修会は、以降も2月20日にかけて計5回の開催が予定されています。

 研修会では、パソコン簿記ソフトの入力や参考書を基にした一般的な仕訳の方法について普及センターから解説を行いました。参加者はソフトの使い方に苦戦するところもありましたが、皆さん普段から記録をしっかりとっており、毎年参加される方は年々円滑に記帳を進められるようになっていました。

 青色申告は、部門ごとに支出や収入を管理することにつながり、経営改善に向けた貴重な見直しの機会になっています。また、最大65万円の税額控除が受けられたり、損失額の繰り越し、繰り戻し、専従者給与の必要経費への算入、農業経営基盤強化準備金の積み立て、収入保険への加入ができたりするなどの様々な利点もあります。

 様々な利点がある青色申告を多くの人に取り組んでもらえるように、今後も支援していきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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大崎地域第1号! 株式会社こうだいらプランテが「みどり認定」を受けました

2024年02月15日 18時25分15秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 このたび、大崎市鹿島台の農業法人「(株)こうだいらプランテ」が環境負荷を抑えた農業生産の取組について「みどり認定」を受け、令和6年2月8日に北部地方振興事務所長から公平伸行代表取締役へ認定証が授与されました。認定は大崎管内では初、宮城県内では5件目となります。

 「みどり認定」とは、令和4年度にスタートした新たな制度で、みどりの食料システム法に基づき、農林漁業者が環境負荷低減に取り組む5年間の事業計画を作成し、県から認定を受けることで、税制や金融面の支援が受けられるものです。

 (株)こうだいらプランテでは、平成18年から減農薬・減化学肥料による農業生産に取り組んでおり、今回、スマート農業も組み合わせてさらに環境負荷低減に力を入れていく計画が認められました。

 今回の認定をきっかけに、「みどり認定」制度が広く認知され、農業における環境負荷低減の取組がさらに拡大されることが期待されます。

<問い合わせ先> 美里農業改良普及センター 地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225

 


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第2回登米農業改良普及センター普及活動検討会を開催しました

2024年02月14日 17時45分22秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 普及センターでは普及活動の改善を図ることを目的に、課題設定や計画、活動状況等について外部委員から意見を求める普及活動検討会を開催しており、令和6年2月2日(金)に、今年度第2回目の検討会を開催しました。

 今回は、令和5年度普及指導計画の中から今年度で完了するプロジェクト課題の活動実績について、また、現在策定中の令和6年度普及指導計画からは、普及指導方針や新規プロジェクト課題2課題の活動計画について、それぞれ検討していただきました。

 完了課題の「加工用ばれいしょ栽培技術の向上」については、「目標とした収量水準の妥当性はどうであったか」、「品質低下した要因は何か」、「そもそも地域で知られていない。周知が必要」といった踏み込んだ意見をいただきました。

 令和6年度からの新規プロジェクト課題2課題のうち、「地域営農構想の実現に向けた営農体制整備」については、「担い手の現在の年齢構成はどうか。農地整備完了時まで見越した計画が必要ではないか」といった意見をいただきました。もう一つの「加工用ばれいしょ産地の生産基盤強化に向けた体制構築支援」については、「産地形成には、共通で使用できる機械や施設が必要」といった意見をいただきました。

 普及センターでは、今回いただいた意見を参考に、効果的な普及活動の推進に努めることとしています。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  


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道の駅「村田」で研修会を実施しました。

2024年02月13日 17時35分19秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年2月5日(月)に、道の駅「村田」で出荷団体「村田ファーミーズ」総会が開催され、会員54人が出席しました。

 その後、会員に対し研修会が行われ、普及センター職員が講師となり、令和5年産の「とうもろこし」及び「そらまめ」の栽培の振り返りと次作に向けた注意点について、また、消費者ニーズに合った野菜の栽培などについて説明しました。

 普及センターでは、今後も関係機関と一体となり、研修会などを実施しながら、道の駅「村田」直売所の生産振興と販売促進に向けて、支援を行ってまいります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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