そろそろ旅も終わりに近づき、疲労が溜って来た。こんな時に天気が崩れてくれれば、と思う
が、そんな時に限って天気が良くなるらしい。
谷底の平坦な道の両側に丘が連なり、丘の上には小さな集落が点在する。谷底の畑は、
耕されたばかりで、種まきを待つばかり、丘にはブドウ畑やオリーブ畑の新緑が美しい。
あんな丘もヒルクライムの練習には良いだろうな。
と思っていたら、谷底を離れて、丘の上に至る道を登る道になった。目前に向こうの丘の町が
見える。
こちらの丘の町の中を走り抜ける。ジロディタリアなどの中継で見慣れたような町並みの中
を走り抜けると、
そこには、次の丘との間の谷に向かう、素敵なワインディングロードのダウンヒル。
ブドウの新芽が出始めている谷底で、次の登りに備えて一休み。
とは言え、今日の昼食はオルヴィエート、おいおい、あの直登ルートの先、山の上かよ。
と思ったら、山の麓、オルヴィエート駅前のリストランテだった。
昼食後、その駅前のリストランテの横を見ると、FUNICOLAREの文字が、そうフニクラ♪フニクラ♪
の登山電車/ケーブルカー、たった1ユーロで山の上までいかれるのですよ。
丘の上は、中世の町。おみやげ物屋さんばかりだけれど、それを視界から外せば、数百年
前と同じ町並みだ。
丘の上のドゥオモは黒と白の石を交互に積層した、美しい聖堂だ。
丘の上からは、駅の周りの新市街も見下ろすことが出来る。あの山波を越えればもう
ローマはすぐそこだ。
モンテフィアスコーネに至る山上はまた牧草地に変わる。丘の向こうにちょっとだけ、
ボルセーナ湖が見えた。
モンテフィアスコーネの町も見たかったのだけれど時間が無い。町から一直線にダウンヒル、
きょうの宿泊地ヴィテルボに向かう。
そして、ありました、フィレンツェ→ローマを結ぶカッシア街道の終わりを示す、道路標識。
ここからは、フラミニア街道に合流するので、SR2=カッシニア街道はここで終わり。
ああ、もう旅の終わりも近い。
詳細な地図と写真集、GPXはまた後日UP予定。
趣味も似ているようですね?機会がありましたらよろしくお願いします。
自分は三ッ池公園近くに住んでいます。
バリバリのトライアスリートと異なり、こちらは61歳のなんちゃってライダーです。
あ、でも、 勤務先が竹芝にある。 GWには塩尻の家でこごみを食べてた。
住んでいるところが近い。シルクロードに興味がある、、、位の共通点はあります
かね。
20年かけてシルクロードを走った長澤代表が、中国のカシュガルからキルギスのビシケクまでを8月に自転車で走る計画中です。詳細は
http://kirghiz-i-c.6.ql.bz/newpage11.html
を参照ください。
また説明会が5/13にあります。
http://www.geocities.jp/silkroad_tanken/tp08_teireikai_annai.htm