旅行2日目は31年前来た時、時間が無くて見逃している、ナショナルギャラリーとスミソニアンを半日づつ見学することにした。ワシントンの地下鉄の切符というかカードを買うのに苦労したが、なんとか開館15分前にナショナルギャラリーに到着。
先ずは空いている内にダビンチを裏と表からしげしげと見て、
隣のラファエロも
それから、おもむろにボランティアの解説付き1時間半のハイライトツアーに参加。どの絵がどこにあるか探さずに、見て回れるのが良いが、解説が半分分からないのが難点。(日本語のオーディオ解説もあるが、有名作品のみしかカバーしていない)
最初は先日東京にも来ていたフェルメール3点。
アメリカの画家、コプリーの前ではボランティアの解説にも力が入る。
ゴヤ
デービット
誰だっけ?
.....と回ってから、印象派へ、
数年前、エクサンプロヴァンスに自転車旅行した時見た風景を描いたセザンヌの作品も多数あり。
静かなゴッホと
うねっているゴッホ
ロートレック
ゴーギャンの自画像。
ハイライトツアーの後で、さらにもう一回名画の数々を眺めて回っていたら、4時間も経ってしまった。お隣の彫刻庭園にあるカフェでお昼。
午後後半、私はスミソニアンへ。ライト兄弟の初飛行機は殆ど凧だが、実は入念なリサーチの結果なんですね。2つの翼型模型を自転車の上に付け、揚力の差を計り、翼型を決めてたんだ。
ライト兄弟は、自転車屋さんだったから、こんなことができたんだ。
リンドバーグのセントルイス号や
初の有人超音速飛行のX-1、アリゾナの飛行機の墓場でも見たX-15、、、、と来て、15年ほど前、民間としては宇宙初飛行の1ヶ月後にモハーベで見た、スケールドコンポジット社のスペースシップ1も展示されていた。
ただ、展示はどちらかと言うと、子供向けで、詳しい工学的な解説が無いのが、ちょいさみしい。
5時の閉館の前に、痛い脚を引きずりながら、自然史博物館も駆け足で眺め、宿に帰ってきた。
夕暮れのジョージタウンは週末を楽しむ若者で溢れていて、楽しい雰囲気なれど、ケネディーセンターでオペラを見ている連れ合いを迎えに行かねば。
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