王ヶ鼻から自転車を押し、名前を知らない高山植物が咲き誇っている横を、王ヶ頭を目指す。
王ヶ頭からは、ごく一部(放牧農家とホテル)以外の許可車しか走れない道を自転車で走る。
普段はハイカーしか通らない美ヶ原牧場の道なので、ハイカーの邪魔にならないように、慎重にサイクリング。
美ヶ原のシンボル、美しの塔前の広場でやらせのセルフィーを撮ってからまた一休み。
自動車やオートバイではできない美ヶ原の横断、周回ができる自転車の特権を堪能してから、扉峠へむけてビーナスラインをダウンヒル。
若干の登りも有るけれど、e-bikeならあっと言う間に扉峠へ到着。
よもぎこば林道に分岐すると、交通量は少なくなる。もう紅葉の始まった桜の横の芝生でしばし休憩。
三城牧場まで下ると、戦後無一物の引揚者が苦労して開拓した牧場の一部がソーラーパネルで覆われている。
あの電波塔の所から、標高差600mを走って来たんだ。
辺りにはまだ、残っている牧場もあるのだが、、、いつまで維持できるか??
三城からだいぶ走って、大和合の中入分校跡へ。かっては三城とここに100年近く小学校の分校があった。今はスクールバス通学。
下りだと言うのに、1時間半かかって山頂からようやく入山辺の主要部、三反田を望む地点へ到達。
何人かの同級生の家?の前を走り、入山辺から里山辺に移る辺りで薄川へ寄り道。水量が多いが水は澄んでいる。プールのできる小学校3年までは、この辺りで泳いで遊んでいた。
最後に保育園時代にお昼寝した、築136年の旧山辺学校を覗く。保存に向けて、改修工事をしているようだ。
連れ合いに回収してもらう為、イオンモールに向かうと、外気温は36℃。26℃の標高2000mの美ヶ原から、猛暑の標高600mの松本に降りてきた。
走ったのはこんなコース、61km、獲得標高1830m、電池残2/6、残電圧35.5V。
まだ8月なのに、山ではもう紅葉が始まっているんですか。
昨日こちらでは、室温35℃。
紅葉なんてまだまだ。
と思っていましたが、指折り数えてみると、こちらでもあと3ヵ月で紅葉が始まるんですね。
季節の流れが速く(早く)なってきたなぁ。