経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

商売道具を大切に。

2007-08-09 08:54:26 | ひとりごと
明け方近くから、「喉の痛み」がありました。

風邪かな?とも思いましたが喉の痛み(違和感)以外は症状がありません。
昨日の行動を振り返ってみるとどうもエアコンが影響しているみたいです。

エアコンの中でほとんど終日過ごしていたのでそのために喉の痛みが出ているのでしょう。
喉が不調の時に講演やセミナーがあれば聞いていただいているお客様にご迷惑がかかります。ベストのコンディションでお客様に対するのが最低限の商売のマナーでしょう。

実は、随分昔に失敗をしたことがあります。

その頃はカラオケボックスが流行り始め、カラオケそのものが広く世の中に浸透していった時期でもあります。

ご多分にもれずカラオケを友人達と楽しみ気分よく帰宅したのです。翌日の朝も快調な日を迎えました。

翌日は朝からセミナーがありましたが、テンション高く楽しく進めていました。
ところが午後の講義がスタートして1時間ぐらい経ってからどうも声の調子がおかしいのです。声(声量)が出なくなっているのに気がつき始めました。
声を出すのにかなりの力が必要になってきたのです。

夕方近くには声もかすれがちになりとても辛い思いをしました。喉に痛みすら感じる状態です。

そうです、喉が消耗してしまってその日を乗り切るだけのスタミナが残っていなかったのです。
ちょうど野球でピッチャーが連投して球威がなくなっていくのと同じような状況だと思います。
前日のカラオケで使った喉の疲労が翌日になって現れてしまったのです。

人前でお話をさせていただくことは大事なビジネスのひとつです。その時に使う「喉」は大事な道具となります。日常的に何の意識もなく使っている喉(声)ですが、それまではあまり考えたこともありませんでした。

歌手が喉が枯れて歌えないのであればそれはプロではありません。どんな言い訳も通用しません。

以来、翌日に講演やセミナーがあるときはカラオケを(歌いたくても)一切歌いません。
出張でホテルに宿泊する時も乾燥に気をつけて喉を大切にします。
肝心な時に使えないようではベストのパフォーマンスを見せることはできないのです。

そういえば松井秀喜選手やイチロー選手はバット(グローブ)をとても大切に扱います。決して放り投げたり粗末には扱いません。
見ているといとおしむような感じさえあります。
お店や商品に対しても同じ気持ちでいることが大切ですね。