経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

対談から気付く

2007-08-15 08:29:36 | ひとりごと
セブン&アイHLDGS.の鈴木敏文氏とエルビーダメモリ株式会社坂本幸雄氏の対談を読みました。

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坂本「日本の会社はマネジメントを一新して生まれ変わると言う時も、3年、4年とかけて改革しようと考えます。しかしそんなに時間をかけていては改革などはできません。1年で変わらなければ、永遠に変わらないと思っています。」

鈴木「短期間に変えようとすればするほど、そこで働く人たちがトップの考え方を理解して、ついてきてくれることが不可欠です。」

坂本「まず、トップ自身が動くことが重要だと思います。」

坂本「会社は夢でスタートして、情熱で大きくなって、責任感で安定し、官僚化で衰退する。」

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この対談のタイトルは
「高い目標」と「スピード」がイキイキとした会社を作り出す
です。

エルピーダメモリとは約250億円の赤字会社だったのですが1年で黒字化しています。

かつて中小企業の特質は?
・機動力がある
・専門性が高い
・意思決定が早い
・チャレンジ精神がある
などと学んだ覚えがあります。

ところが最近はこれをしっかりと実践している大手や中堅企業が伸びています。本来の中小企業の特徴を実践しなければ、自分たちの優位性を発揮できるわけがないのです。

「できない理由の天才」はどこにもいますが、そこからは何も生まれません。
学ぶ場面は本当にいろいろとありますがそれを自分で身につけて実践していく「アレンジ力」が必要です。

きちんと結果を出す。
その結果は自分の実力。
結果はプロセスの延長(努力の度合い)。
努力は自らできる。

どんどんヤル気が出てきますか?
それともそこまではできないなーとなっていますか?
今はちょっとした違いですがこの違いが時間が経てば経つほど圧涛Iな差となって現れてきます。
気がついたときにはもう追いつけないでしょう。

今年、今月、今日、今がそのチャンスです。