経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

ヒット商品番付

2009-06-17 08:26:00 | ひとりごと
日経流通新聞(日経MJ)に今年前半のヒット商品番付が掲載された。
12月には一年を振り返っての「番付」が発表されるが、学生時代からの読者としてはとても楽しみな内容である。

その中身や内容は直接読んでいただくとして、
今年の「前半」が終わり一区切りになったことを強く意識していただきたい。

年末から新年に変わる時や3月から4月にかけて新年度に変わる時もそうだが、状況や考え方は“ある時点”を境にがらりと変わる。

その変わるャCントが今回の「今年前半」というとらえ方である。

昨年売れたものが今年は見向きもされなくなることはしょっちゅうあることだ。それでも昨年と同じことをやっていて「売れない…」と嘆いていては何も前進はない。

昨年年末のレコード大賞曲が、今年もレコード大賞を取るはずもない。
同じアーティストが受賞することはあっても、それはさらにバージョンアップしたパフォーマンスを提供した時のみである。

常に(経営)環境は変化をしていくのである。
変化していくことを前提にしていないので「対応」ができないのである。


サラリーマン時代の1980年代に当時のイトーヨーカ堂トップ(伊藤雅俊氏)は
「これからは、お客様は買っていただけない。」と宣言をしていた。
まだ、前年対比110%ぐらいで売上が推移していた時代にである。

売り場に立って商品を販売していた立場としては「(そんなはずない)信じられない(これからだってどんどん売れるはず)。」という感情を抱いたことを思い出す。

しかしその判断は、いま振り返ってみても秀逸な世の中の変化を読みぬく力があったと言える。

当時から今日の流通業界の変化を見れば、その“戦略”が正解であったことは残っている大手流通業界を見回してみれば証明されている。現存している大手GMSは数少ない。

今の状況を見てこれからの状況を判断する。
時流に“停止”はないのである。
常に流れているところにビジネスのチャンスはいくらでも潜んでいるのである。

その目を養い続けることが面白く、それが“勉強”だ。
どうすればビジネスで成功するかは自ずとわかります。








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