そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

農園の秋2

2006年09月26日 | 9~11月の草木
農園の中の木立の細い枝に、ひっそりと光っているクモの網を見つけました。

絡みつくので嫌がられるものですが、斜めに光が当たるとこうして輝き、とてもきれいです。
クモさんのお住いは、なかなか贅沢ですね


ヘチマの棚もありました。

たくさんぶら下がって風に揺れているのは、なかなか愉快な情景で、子供たちが喜んで飛びつこうとしていました。

ヘチマといえば、先年の8月27日の記事「ゴーヤの花」のコメントに、ヘチマの料理法が登場しました。

沖縄の写真家、湊和雄さんがお書きくださったのですが、
沖縄では、ヘチマは普通に食べられているそうです。
ゴーヤくらいの大きさのヘチマの皮をむき、5ミリから1センチの輪切りにして、味噌汁に入れたり、島豚などと味噌味で炒め物にするとのことで、夏の定番料理とのことでした。
ということで、ヘチマが食べられることを初めて知ったのでした


柿の木もたくさんあります。
この農園で出される柿のシャーベットは、とても美味しいのです!

柿の葉は早くから紅葉するので、こんな珍しい光景が見られました。

まだ咲き残っているツユクサのそばに、紅葉した柿の落ち葉が彩りを添えています。


イロハモミジの木には、若い種がしっかりと熟しつつありました。

カエデの仲間イロハモミジの語源は、葉っぱの切れ込みが7つあって「い・ろ・は・に・ほ・へ・と」と数えられるからだそうです。

やがて熟して茶色くなって、風に乗ってどこかへ旅立つのですが、100メートルも飛んでいくこともあるとか。

これが一つずつバラバラだったら、そんなには飛べないでしょう。
左右に開いたプロペラ型だからこそですね。
自然の知恵

コメント (15)
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