そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

秋のチョウ

2006年09月30日 | ポエム&好きな言葉
これは(ウラギンシジミの♂)



やわらかになった陽射しの中で
鮮やかな翅の色をみせて チョウが飛ぶ

やがて土に還るもの
寒さに耐えて 春を待つもの

さまざまな命が ふうわりと


(キタキチョウ)


鳥に襲われそうになったり
強い雨風にであったりして

翅がぼろぼろになっていても
触角が少し折れていても

また怖い目に会いはしないか
こんな姿で生きていけるのだろうかと
心配などしていない

ひたすらに今を生きて 命を重ねるだけ

そういうふうに 体が作られているからなのだけれど

あっぱれな生き方だ



(ムラサキシジミ)


私もそのようにありたいと 自分に祈る



(ヒヨドリバナに止まるツマグロヒョウモンとハナムグリ)



コメント (13)
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