そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

ヒナキキョウソウですって!

2006年06月04日 | 6~8月の草木
先日、キキョウソウとヒナギキョウをお見せしましたが、他にもう一つ「ヒナキキョウソウ」というのがありました。(ああ、ややこしい・・・)

息子が教えてくれて「うっそ~~」と言いつつ検索すると、なんと有ったのです。
毎日のように見ていて、キキョウソウと思い込んでいたものだったので、驚きました。

自宅で鉢に植えているのは、いくつかの花を付けるのに、道端に咲いているのは、てっぺんに一つだけ・・・なんでかな??? と不思議に思っていたのですが、なんと違う種類だったのです。

この写真の向かって左がキキョウソウ、右の背の高い方がヒナキキョウソウです。
葉が全然違っていますね。
花はとてもよく似ていますが、ヒナのほうが花びらが幾分細めです。

それと、キキョウソウは別名をダンダンギキョウと言うように、段々に花が咲いていますが、ヒナの方は、てっぺんに一つしか咲かないのだそうです。


茎の部分を比較してみました。

向かって右がキキョウソウです。全然違いますね。


鑑賞するには、幾つかの花をつけるキキョウソウのほうが楽しみなような気がします。


違いについて詳しくお知りなりたい方はこちらへどうぞ。
キキョウソウとヒナキキョウソウ



にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ身近な自然からの便り

こんなテーマのブログ記事が集まっています。クリックしてみてください。

☆参加者のブログを訪問できます。日々更新です。
☆もしよかったら、あなたもTBやリンクしてご参加ください!



コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変わらぬものはない

2006年06月03日 | ポエム&好きな言葉
変化は、ときに悲しみをもたらすこともありますが、変化があればこそ救われる場合もたくさんあります。

これは昨日の夕日です。
やがて陽は沈み夜の帳が降りるから、人は一日の疲れを癒す時間を与えられます。
ずっと太陽が輝きっぱなしだと、とても疲れることでしょう。

< 落日にひとひの労苦ねぎらわれ >


青々として葉ずれの音を楽しませてくれた竹も、今は落ち葉の季節。
風に乗ってクルクルと回りながら散り落ちて、伸び盛りの草々の上に降り積もります。

土に還って、次の命を育てる役目があるのでしょう。

< 音もなく風に舞い散る竹落ち葉 >


そういえば、小鳥たちのさえずりも少し静かになりました。
ヒナを育てるのに忙しいのでしょうか。

さっきまでハトの体に付いていた羽根が・・・

ヘビイチゴの茂みにひっかかっていました。

< 落ちている羽根に名残の命見る >



カウンセラーの伊藤友宣さんは言います。(『子供の暮らし』ぱいぽ出版)

「いまの自分は、いまの状況に応じた、とりあえずの自分なのだ。
ほかのいろいろな可能性はかくれて見えないだけなのだ。
聴く耳を持つ。見る目を持つ。感ずる心を持つ。そして柔軟に試行錯誤の行動の幅を限りなく広げていけるかどうかが問題である」と。

そしてまた、歌手のさだまさしは言います。(コンサートにて)
「自分で自分の可能性を見限ってしまったら、もうおしまいだと思うのです」

自分の周りに、あるいは自分の中にある、変化の可能性を信じて、諦めないことが大切なようです。

諏訪中央病院の名誉院長、鎌田實さんもおっしゃってましたよね。
「がんばらなくていいけれど、決して諦めてはいけない」と!
鎌田實オフィシャルサイト




にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ身近な自然からの便り

こんなテーマのブログ記事が集まっています。クリックしてみてください。

☆参加者のブログを訪問できます。
☆もしよかったら、あなたもTBやリンクしてご参加ください!



コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カリステモン

2006年06月02日 | 6~8月の草木
咲きました! 別名をブラシの木、今年の春にUPした不思議な形の枝と実を思い出してください。
お忘れの方やご覧になっていない方はこちらからどうぞ。ご覧になったら、また戻ってきて下さいね。
不思議な枝

どんな花が咲くのだろう、ブラシのような形の花だと聞いているけれど・・・と楽しみにしていました。

咲きましたね~~なるほど、これはブラシです!
ビンを洗いたくなりました。


この花の先の枝が長く伸びるので、あの秋の枝の写真のようになるのです。
こんな感じです。



大きな木です。背丈は私よりはるかに高く、横にも枝が張っていました。
そこにたくさんの花が咲いていて、しかも真っ赤なので、そばに行くとクラクラしてしまいました。


見物の方が何人か来ていましたが、みなさん「おお~!」と絶句。

多少なりともその感じを味わっていただけたでしょうか?



にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ身近な自然からの便り

こんなテーマのブログ記事が集まっています。日々更新です。

☆参加者のブログを訪問できます。
☆もしよかったら、あなたもTBやリンクしてご参加ください!



コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人の心の多様さ

2006年06月01日 | ポエム&好きな言葉
シロツメクサの葉に宿った水滴に、朝の光が当たって光っています。
七色の太陽光線ですが、照らす角度によって無限の組み合わせで、虹模様を見せてくれそうです。

人の心はどうでしょうか?

幼い頃に、母がこんなことを教えてくれました。

仏教の考え方では、人の心の中には十界が有るとされています。
曰く、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上・・・・この上は仏様の世界で、一番上が仏界です。

なんと自分の中に、地獄の鬼のような気持ちも、天上の仏の心も共に備わっているのだそうです。

これらが全部自分の心にあって、その時々で表面に現れるのだとか。
すごい悪人も、善人も、どちらの要素も自分の中にはあるというのです。
だから、人は根本的には皆平等なのだと。

そう言われてみれば、極端なこと、難しいことはさておき、自分の中にも優しい部分や意地悪な部分や、妬みや、ずるさや、その他多くの感情があることに気づきます。

いろいろなものが組み合わさって今の自分が出来ている。
できるなら、きれいな色に見えるように組み合わせて生きたいものです。

それはさておき、空を見上げ、心地よい風を感じ、花に目を向け・・・・・そういったことに幸せを感じていられる感覚を育ててくれた両親は、うるさかったけれども良い人たちだったと、今は思います。



<空からも 花からも 幸せのタネをもらいけり>
今日はあえて字余りです。



にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ身近な自然からの便り

こんなテーマのブログ記事が集まっています。クリックしてみてください。

☆参加者のブログを訪問できます。日々更新です。
☆もしよかったら、あなたもTBやリンクしてご参加ください!



コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする