そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

今日は送り火

2012年08月16日 | 移り行く季節
今日の昼過ぎの南の空には、こんな雲が・・・


今夜は、お盆にこちらの世界へ帰ってこられた方々が、あの世へお帰りになるのを送る京都五山の送り火が焚かれます。

京都は、明日から秋。

そう、もしかすると夏を送る日でもあるのかもしれません・・・


そんな日の早朝、4時半過ぎの空です。


今日は、旧暦では6月29日。

なので、この月は二十九日月です。



やがて明け初める東の空。




だんだん明るくなってきました。




そして、同じ頃の南の空は、


この時間には、さすがに涼しい風が、吹き渡ります。
でも、今日もまた暑い一日という予報。


さて、もうひとがんばりしますか!
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元気が良すぎた入道雲は・・・

2012年08月15日 | 6~8月の空
ときどき、こんなふうに入道雲のてっぺんが平になって広がっているるのを見ることはありませんか?

これは鉄床雲(かなとこぐも)と呼ばれます。


空のうんと高い所、10~15kmのところには対流圏と成層圏の境い目(圏界面)があり、入道雲が元気にまかせてどんどん伸びて、この境い目まで届いてしまうと、もうそこから上には行くことができずに、四方に広がるしかなくなります。

このときの押しつぶされたような入道雲の形が、昔、鉄を鍛えるために使っていた「鉄床かなとこ」に似ているので、この名前で呼ばれるようになったとか。


まあ、そんな難しいお話はさておいて・・・

上の写真の鉄床雲も、出来始めはこんな普通の入道雲でした。


それが、この日は特別に暑さの厳しい日だったので、入道雲は元気いっぱい、ずんずん伸びていきました。
そして、とうとう空のてっぺんにつかえてしまったというわけです。

それにしても、いつものとは違って、特別に立派な鉄床雲ではありました!!


やがて夕方になると、さすがに少し元気がなくなってしぼんでしまいましたが、
それでも夕焼け色に染まった姿は、なかなかきれいでしたよ!


陽が沈むと次第にモヤモヤとした普通の雲に広がって、消えていきました。

「どうも、おつかれさま!!」





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記録的な豪雨が・・・

2012年08月14日 | 釈尊寺団地
昨夜からゴロゴロいったり、時折り雨の音がしていましたが、今朝4時半くらいには、とうとう雷さまに起こされました。

すごい雨。  
ほんの少し向こうも見えなかったです。いつかのゲリラ豪雨のときみたいでした。

報道によると、

>気象庁によると、14日早朝、大阪府枚方市で1時間の降水量が91ミリ、京都府京田辺市で78ミリといずれも観測史上1位の雨を記録した。12日正午から14日午前10時までの降水量は、京田辺市204ミリ、和歌山県田辺市165.5ミリ、大阪府枚方市160ミリ、滋賀県甲賀市140.5ミリ、兵庫県香美町103ミリなど各地で記録的な豪雨となった。


91ミリといえばあたり一面に9センチの深さになるほどの、雨が降ったということになりますよね。

電車は全部止まってるらしいし、道路の冠水で車での出勤も大変そう・・・・

これは見てこなくては!! 


と出かけてみると、近くを流れる天の川はすごいことになっていました。
上の写真です。

いつもなら、これの十分の一ほどの浅い流れの川なんです。


今朝ははまったりすると、とんでもないことになりそうでした。と、思っていたら、他の川ですが枚方市内で死者が出ていました。





あまりの流れに、朝の食事を探しに来たアオサギも途方に暮れています。

そばにいた人が「40年ここに住んでいるけど、こんな天の川を見るのは初めてですわ・・・怖いネエ」とため息。


そして、高い所から見渡すと

一部水があふれて冠水している畑も見られました。


この天の川と、私たちの団地の間には用水路もあります。
そこも、あと少しであふれそうな水が、とんでもない速さで流れていました。


これはトロ箱ですが、この一瞬前には一羽のアヒルが、あまりの流れの速さに、なすすべもなく流されていきました。

写真に収める余裕もありません。見送るしかなく、とても悲しかったです、、、、


出勤した家族からのメールでは、立ち往生している車が多数あったそうです。
我が家の車も点検に出さないと・・・

(京阪電車交野線は、お昼現在もまだ不通です。第二京阪(高速)はやっと開通しました。)


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夏休みを楽しむ寿仁くん♪

2012年08月13日 | 本の紹介・その他いろいろ
このブログでも、すっかりお馴染みの人になっている、相沢寿仁くんの、最新のニュースです!

いつも心にかけてくださって、検索をしてお尋ねくださる皆さま、どうぞご安心ください。

この写真は、関東地方の方にはお馴染みの伊東の「按針蔡(あんじんさい」というお祭りの最後を飾る大花火大会に、お友達と共にお出かけした日のものです。
(向かって左から4人目が寿仁くんです)

私のブログをお尋ねくださる「みつ君」のブログからお借りしました。
みつ君は、ずっと寿仁君はじめ東北の応援をされている方のお一人です!
ブログには他の写真や記事がありますので、どうぞ見にいらしてくださいね。


寿仁くん、この日は、いるかと遊んだりもできて

とても楽しかったことでしょう。


東北から訪ねた子供たちには、特別に花火のプレゼントがあったようで、きっと一生の思い出になることと思います。



>この花火大会は静岡県伊東市のオレンジビーチで行われる花火大会で、徳川家康の外交顧問を務めたイギリス人ウィリアム・アダムス(三浦按針)が、伊東の松川河口で日本最初の洋式帆船を建築したことを記念した祭り「按針祭」の最後を飾るイベントである。(ウィキペディアより)

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被災ローン減免制度って、ご存知でした?

2012年08月12日 | 本の紹介・その他いろいろ
8月11日の朝日新聞紙上に、日弁連災害復興支援委員会副委員長・津久井 進さんが
”二重ローン対策「被災者に減免制度知らせよ」”というテーマでお書きになっている記事が目に入りました。

被災地の皆さま、こんな名前の制度について、お聞きになったことがおありでしょうか?

私はこの記事を見るまで、そんな制度が有るなんて、少しも知りませんでした。

そしてたくさんの義援金の行く先に関しても大きな疑問を持ちながら、時の流れとともにいつしか感心が薄れかけていたことを恥ずかしく思います。

少し長くなりますが、関係の有る方々にとっては、とても大切なお話なので、以後しばらく引用させていただきます。


>東日本大震災後、被災者の方々が抱える債務が新たな生活や住宅再建の足かせとなっているため、国、金融機関、法曹界などが協力し「個人債務者の私的整理に関するガイドライン」を創設したのをご存知だろうか。通称「被災ローン減免制度」である。

被災者の負担を軽減し、復興を推進する、二重ローン対策の切り札となる仕組みである。

この制度の利点は

1、被災者の資産事情に応じ、一定の弁済をすれば、残額は免除される。

2、手元に義援金や支援金のほか500万円の資産を残して生活再建できる。

3、保証人も利用できる。

4、破産などの法的手続きが不要。

5、信用情報に登録されない。

6、利用無料__

などがあげられる。>(ここまで引用です)


被災者にとって、非常に有利な制度のはずだった。
ところが・・・

スタートして1年になろうとしているのに、この制度の利用者数は信じられないほど少数なんだそうです。
つまり、ご存じない方が多いということでしょう。

で、再び引用します。

>ほとんどの被災者のローンは返済が先延ばしされ、減免されることなく、元金も利息も満額払う結果となっている。

一方、日銀の金融機関経済概要によれば、被災者への貸し出しは低調だが、、預金残高は義援金や支援金などの入金で高い伸びを示し、一部金融機関の収益はV字回復しているのである。

この現状から、全国から寄せられた善意や公的資金が、被災地金融機関の収益に消えていっている実態が浮かび上がる。>(ここまで引用です)

被災者の方々が生活再建のために使えるお金のことを、よくわかる言葉や方法で皆さんにお知らせしなければ、私たちが一生懸命に乏しい財布の中からかき集めて送った義援金が、金融機関の金庫に眠ったまま・・・・ということになっているのです!

記事を書かれた津久井さんによれば、被災者の方々はもとより被災自治体でさえ、この制度をほとんどご存じないというのが現状なのだそうです。

銀行さん、関連業務の方、どうか、どうかもっと大きな声で、この制度のことをPRしてください!!



詳しくはこちらをご覧下さい相談の出来るフリーダイヤルの番号も載っています!

こちらでは漫画でよくわかります

こちらは岩手県の弁護士さんのブログで、制度について解りやすいです


他にもいろいろと関連サイトがありますので、「被災ローン減免制度」と検索して見られると、より詳しくお知りになることが出来ると思います。
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私のお気に入りの紙いろいろ

2012年08月09日 | 本の紹介・その他いろいろ
私は、樹や葉っぱや根っこや、石や木の実など自然のものが好きです。

紙も大好きで、特に手漉きの趣の有るものは、大好きです♪

それを知ってくれている友達が、時々面白い紙を送ってくれます。


上の写真は、がらくたやさんが、旅行したときに買ってくれたものです。

和紙の中に、乾燥した葉っぱ(作り物ではありません)がすき込まれていて、紙としての用途は限られますが、とても風情があります。
私は小箱に貼りましたが、そ~~っと使わないと、葉っぱが取れちゃいそうで・・・でも気に入っています。

こんな所にあったようです。



それから、これもとっても楽しいのですが

オランダのブログのお友達が、手に入れて送ってくださいました。

穴だらけの紙なんて、実に愉快でしょう?
イチジクの木の繊維が使われているそうです。

こちらは栞をつくりました。


左端のは、ビールのラベルです。これもブログを拝見していて、とても気に入った絵だったので、ほしいなあ~とつぶやいたら、プレゼントしてくださいました♪

真ん中の絵は、歌舞伎の好きな方ならご存知と思いますが、白井権八と小紫です。


紙は保存が難しいですが、気に入ったものは大切に保存しています。
手触りなども楽しくて・・・・
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芙蓉の花のメシベは不思議??

2012年08月08日 | 6~8月の草木
フヨウの花は今が盛りですね。
これはなんでもない、ごくありふれたフヨウですが、ムクゲとともに、ひらひらしたはなびらを、長い間楽しませてくれます。


この花には、糸のような脚を持ったカメムシが、しばしばやってくるので、期待して見に行ってみましたが、今日は居ませんでした、、、


そのかわり、というわけでもなかったのですが、一つ小さな発見をしました。

上の写真をご覧下さい。
メシベがまっすぐではなくて、曲がっています。

一つの花だけの変異かと思い、咲いている花を一つずつ見てみましたが、全部同じようになっていました。

ムクゲなども花は良く似ていますが、メシベはこんなふうに曲がっていませんね。

いろいろ検索してみましたが、これがフヨウの特徴であるとは書いてあるのですが、理由は解りませんでした。

どなたかご存知でしたら、ぜひ教えてくださいませ。





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東北の宮古の夏です。復興はまだまだ・・・・

2012年08月06日 | HP&ブログ記事の紹介
このブログでは、お馴染みになっていると思います。

宮古の漁師heiunさんの、地元の様子です。

私も含めてですが、遠く離れていると、ついつい忘れがちになりますが、どうか現地の今の様子をご覧下さい。

こちらです

そして、被災地全体の復興が、出来るだけ順調に進みますように、ご一緒にお祈りしたいと思います。



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ちょっと涼しげ? 真夏の白い花たち

2012年08月06日 | 6~8月の草木
明日は立秋というのに、押し寄せてくるような熱気に包まれて、頭がぼうっとしてしまいますね。

みなさま、お元気でしょうか? 

せめて、一瞬の涼をお届けできたらと思い、身近な白い花を写してきました。

真夏の熱気の中でも、朝夕のお水かけさえ忘れなかったら、元気に咲き続けてくれる花たち、すごいなあ~!!


上の写真はマツバボタンですよね?

この植物のタネはちょっと面白いのです。

タネが入っている入れ物(殻)が熟してくると、半分に割れるようになります。
そっと割ってみると・・・

ほら、タネがギッシリ入っています。
チョットオドロキ

タネはこんな形をしています。




白い花の二つ目はこれ。

何という名前だったかしら? ペチュニア?(サフィニアというのだそうです! 小坊主さんに教えていただきました。ありがとうございます)

花壇に咲くお花の名前には、うとい私です。

色々な色が咲いていましたが、やっぱり白が好き♪



最後はハマユウです。

これは実は去年の写真で、草刈のついで(?)に刈り取られてしまったので、今年はもう見ることが出来ませんでした
とても口惜しいです、、、、


    

さっきから待望の夕立がありました。
雷さまが近くまでやってきて、幾つか落ちたので、記事は一時保存して待機していました。

やっと遠くでゴロゴロ言ってる程度になったので、再開しましたが、ちょっと怖かったです




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あの大津波の中、命を守ったライフジャケット!

2012年08月05日 | 本の紹介・その他いろいろ
今朝の新聞を見るまで、知らなかったことでした。

あの大津波の時に、とっさにライフジャケットを身に付けて、助かった人がいたのですって!!

朝日新聞の中の関西版に「寛彩人」という記事があり、大好きなモンベルの辰野さん(今は会長さんですが)のことが4回にわたって掲載されました。
今回は、その最終回。

あの大津波のとき、とっさに身につけたライフジャケットで命が助かったというご夫婦の話を元に、辰野さんは新しいライフジャケットを生み出されました。

名づけて「浮くっしょん

普段はクッションとして使用、いざというときに身につけると、失神してしまっても必ず仰向けに浮かび、枕が頭を浮かせて軌道を確保するという、新しい商品です。詳しくはこちらで

あの悲しい出来事から、命を守るモノを作り出す、さすがは辰野さんだと、尊敬の気持が深まりました。


これからも大きな津波は必ずやってきます。
津波の危険性のある地区では、公的機関はもちろん、個人でも備えて置かれると良いのではないでしょうか?

津波用に限らず、命を守るために様々な所で活用できると思います。
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