貝母の陣場平で、鮫ヶ尾城のカタクリが満開ですという情報を得ました。昨年は同じ頃にコシノコバイモを撮影に行ったのですが、降雪がほとんどなく咲き終わっていました。今年はかなりの積雪があったので、まだ咲いているのではと出かけました。花粉症と激しい気温差で自立神経失調症と、体調は最悪でしたが、満開の花が癒やしてくれました。
本郭東のすぐ下にある郭(くるわ)のカタクリの見事な群生地。遠く直江津の海、日本海が見えます。
山頂(本郭)の四阿が見えます。桜は咲き初め。登山道脇にはずっとカタクリが咲いています。ギフチョウを三頭ほど目撃しましたが、風も強く止まって吸蜜してくれないので撮影できませんでした。昨年は撮影できたんですけどね。信州の里山にヒメギフチョウを求めて行きましょうか。
オオイワカガミが咲き始めていました。満開になるのは一週間後ぐらいでしょうか。登山道のあちこちに群生地があります。光沢のある大きな丸い葉の上に鮮やかな花が咲き誇っていました。
トキワイカリソウ(常磐碇草)。花時に越冬葉が残るのが、大きな特徴です。中国植物名は淫羊藿(いんようかく)といって、性ホルモンの分泌を盛んにする強壮剤として知られます。天然のバイアグラ。
キクザキイチゲ(菊咲一華)キンポウゲ科イチリンソウ属。アズマイチゲですよと言われている方がいましたが、葉の切れ込みが深く垂れ下がっていないので、キクザキイチゲだと思います。
白花のキクザキイチゲ。池の畔でわずかに見られました。
ショウジョウバカマ(猩々袴)の残花。メランチウム科ショウジョウバカマ属。長野市の里山では、ピンク色ですが、ここのは白色です。
山頂からの妙高山(2,454m)。妙高山は、フォッサマグナ(糸魚川ー静岡構造線)の東に位置する二重式火山で、北信五岳の一つです。火打山と活火山の焼山を合わせて、「頸城三山」といい、越後富士ともいわれ、信仰の山です。当ブログの関山神社の記事をお読み下さい。まだまだ冬山ですね。
●関山神社の記事
案内所からずっと下って、コシノコバイモ(越の小貝母)を撮影に行きました。群生地といえるほどのものではないので非常に貴重です。私が妻女山里山デザイン・プロジェクトのメンバーと保護活動をしている中国原産の貝母と比べると草高が10センチと凄く小ぶりです。案内所は、10日にオープンします。
昼は、道の駅あらいの新しい東側の売店で買った笹寿し。具が手作りで非常に美味でした。右は海鮮市場で買った茹で紅ズワイガニ(1500円)とノドグロ6匹(800円)。塩焼きにします。小さいけれど脂はのっています。夕食用にウニ・イクラ丼。
妻女山陣場平の貝母の4月7日(水)の開花状況です。最高気温が20度近くの日が続いたので、開花も速いのでしょう。ただ水木金と寒気が来て冷えるので、やはり満開は週末以降になると思います。見頃は、20日位までと予想します。午後2時を過ぎると強風が吹き、砂嵐が起きるので、見学は午前中か午後1時位までが最適です。10日(土)11日(日)は、10時過ぎから1時過ぎまで現地にいて保全作業や案内をします。
春の恵みを使ったパスタ二種。左は、ノドグロの塩焼きと妻女山のコゴミと原木栽培している椎茸のパスタ。味は本味醂と塩のみです。右は、旬のホタルイカととう立ちした野沢菜と椎茸のパスタ。野沢菜の苦味がデトックス効果。二つとも春の滋味です。
●昨年2020年4月の記事のアーカイブ。貝母の発見と、その保護活動の歴史がご覧いただけます。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
本郭東のすぐ下にある郭(くるわ)のカタクリの見事な群生地。遠く直江津の海、日本海が見えます。
山頂(本郭)の四阿が見えます。桜は咲き初め。登山道脇にはずっとカタクリが咲いています。ギフチョウを三頭ほど目撃しましたが、風も強く止まって吸蜜してくれないので撮影できませんでした。昨年は撮影できたんですけどね。信州の里山にヒメギフチョウを求めて行きましょうか。
オオイワカガミが咲き始めていました。満開になるのは一週間後ぐらいでしょうか。登山道のあちこちに群生地があります。光沢のある大きな丸い葉の上に鮮やかな花が咲き誇っていました。
トキワイカリソウ(常磐碇草)。花時に越冬葉が残るのが、大きな特徴です。中国植物名は淫羊藿(いんようかく)といって、性ホルモンの分泌を盛んにする強壮剤として知られます。天然のバイアグラ。
キクザキイチゲ(菊咲一華)キンポウゲ科イチリンソウ属。アズマイチゲですよと言われている方がいましたが、葉の切れ込みが深く垂れ下がっていないので、キクザキイチゲだと思います。
白花のキクザキイチゲ。池の畔でわずかに見られました。
ショウジョウバカマ(猩々袴)の残花。メランチウム科ショウジョウバカマ属。長野市の里山では、ピンク色ですが、ここのは白色です。
山頂からの妙高山(2,454m)。妙高山は、フォッサマグナ(糸魚川ー静岡構造線)の東に位置する二重式火山で、北信五岳の一つです。火打山と活火山の焼山を合わせて、「頸城三山」といい、越後富士ともいわれ、信仰の山です。当ブログの関山神社の記事をお読み下さい。まだまだ冬山ですね。
●関山神社の記事
案内所からずっと下って、コシノコバイモ(越の小貝母)を撮影に行きました。群生地といえるほどのものではないので非常に貴重です。私が妻女山里山デザイン・プロジェクトのメンバーと保護活動をしている中国原産の貝母と比べると草高が10センチと凄く小ぶりです。案内所は、10日にオープンします。
昼は、道の駅あらいの新しい東側の売店で買った笹寿し。具が手作りで非常に美味でした。右は海鮮市場で買った茹で紅ズワイガニ(1500円)とノドグロ6匹(800円)。塩焼きにします。小さいけれど脂はのっています。夕食用にウニ・イクラ丼。
妻女山陣場平の貝母の4月7日(水)の開花状況です。最高気温が20度近くの日が続いたので、開花も速いのでしょう。ただ水木金と寒気が来て冷えるので、やはり満開は週末以降になると思います。見頃は、20日位までと予想します。午後2時を過ぎると強風が吹き、砂嵐が起きるので、見学は午前中か午後1時位までが最適です。10日(土)11日(日)は、10時過ぎから1時過ぎまで現地にいて保全作業や案内をします。
春の恵みを使ったパスタ二種。左は、ノドグロの塩焼きと妻女山のコゴミと原木栽培している椎茸のパスタ。味は本味醂と塩のみです。右は、旬のホタルイカととう立ちした野沢菜と椎茸のパスタ。野沢菜の苦味がデトックス効果。二つとも春の滋味です。
●昨年2020年4月の記事のアーカイブ。貝母の発見と、その保護活動の歴史がご覧いただけます。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。