20日(火)は、最低気温4度から気温が急上昇。24度を超えました。もう少しで夏日。気温差が20度。自律神経失調症が酷く、体や指がしびれています。じっとしていても良くはならないので外出します。
まず午前中は、用事を済ませて某里山へ。酷い藪山の中で、コシアブラを採取しました。その後、堂平大塚古墳へ。なんとヤマツツジが咲き出していました。早い! まだ日当たりの良い一部ですが、来週にはあちこちで咲くでしょう。ここには、猛毒のレンゲツツジも植えられています。絶対に蜜を吸ってはいけません。
(左)ログハウスのKさんが植えたヤマウドも芽吹きました。我が家の畑のウドも見に行かなければ。(右)ログハウスへの道の脇には、ヒトリシズカ。これも例年より早く咲くでしょう。
貝母(編笠百合)の群生地がある陣場平。登り始めた時に上から三人の女性たちが。テレビで貝母のことをやっていて観に来たけどどこか分からないというので案内しました。ガイド付きでラッキーと言っていただきました(笑)。写真は、貝母と山蕗が大きくなったもの。茎が柔らかくて美味しいのです。女性たちには、長坂峠のヨモギを採っていくように勧めました。制癌作用もある優秀な野草です。天ぷら、おひたし、ゴマ汚し、草餅、ヨモギ団子に。
長坂峠に戻ります。途中のご天上から見る斎場山(旧妻女山)。
長坂峠から見る天城山(てしろやま)。もちろん両山とも拙書に載せています。国土地理院の地形図が載っているのは私の本だけです。イラストや略図では、迷った時に役に立ちません。山の歴史や自然にも言及しています。駐車場と立ち寄り温泉が載っているのも好評です。10本のエッセイが大好きという方も。読んで面白くためになるトレッキングの本です。
長坂峠から西へ少し登ると斎場山。山頂は、古代科野国の古墳です。
古墳の最上部。円墳なので山頂は丸く平らです。川中島の戦いの時に、最初に上杉謙信が本陣とした場所として伝わっています。盾を敷き、陣幕で囲み、鼓を叩いて舞を舞ったという伝説があります。武田軍が全軍を海津城に入れた後は、前述の陣場平に七棟の陣城を建てて本陣としたと伝わっています。甲陽軍鑑の編者、小幡景憲がその絵を描いています。東北大学の狩野文庫に収蔵されています。当ブログでは、許可を得て掲載しています。川中島の戦いでブログ内検索して下さい。
(左)下る途中で見たリョウブ。若葉は茹でて塩で揉みご飯に混ぜるとリョウブ飯に。まあ、ウコギ飯の方が美味いですけど。(中)あちこちにタチツボスミレが咲いています。(右)某里山で採ってきたコシアブラとハリギリ。旬のサザエと一緒に煮込んで、蕎麦のつゆにします。
●妻女山陣馬平の貝母を発見してからの保全活動の歴史。今年も満開です(妻女山里山通信)
●臼山有旅と妻女山陣場平の菱形基線測点。地理史の重要な文化財(妻女山里山通信)
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
まず午前中は、用事を済ませて某里山へ。酷い藪山の中で、コシアブラを採取しました。その後、堂平大塚古墳へ。なんとヤマツツジが咲き出していました。早い! まだ日当たりの良い一部ですが、来週にはあちこちで咲くでしょう。ここには、猛毒のレンゲツツジも植えられています。絶対に蜜を吸ってはいけません。
(左)ログハウスのKさんが植えたヤマウドも芽吹きました。我が家の畑のウドも見に行かなければ。(右)ログハウスへの道の脇には、ヒトリシズカ。これも例年より早く咲くでしょう。
貝母(編笠百合)の群生地がある陣場平。登り始めた時に上から三人の女性たちが。テレビで貝母のことをやっていて観に来たけどどこか分からないというので案内しました。ガイド付きでラッキーと言っていただきました(笑)。写真は、貝母と山蕗が大きくなったもの。茎が柔らかくて美味しいのです。女性たちには、長坂峠のヨモギを採っていくように勧めました。制癌作用もある優秀な野草です。天ぷら、おひたし、ゴマ汚し、草餅、ヨモギ団子に。
長坂峠に戻ります。途中のご天上から見る斎場山(旧妻女山)。
長坂峠から見る天城山(てしろやま)。もちろん両山とも拙書に載せています。国土地理院の地形図が載っているのは私の本だけです。イラストや略図では、迷った時に役に立ちません。山の歴史や自然にも言及しています。駐車場と立ち寄り温泉が載っているのも好評です。10本のエッセイが大好きという方も。読んで面白くためになるトレッキングの本です。
長坂峠から西へ少し登ると斎場山。山頂は、古代科野国の古墳です。
古墳の最上部。円墳なので山頂は丸く平らです。川中島の戦いの時に、最初に上杉謙信が本陣とした場所として伝わっています。盾を敷き、陣幕で囲み、鼓を叩いて舞を舞ったという伝説があります。武田軍が全軍を海津城に入れた後は、前述の陣場平に七棟の陣城を建てて本陣としたと伝わっています。甲陽軍鑑の編者、小幡景憲がその絵を描いています。東北大学の狩野文庫に収蔵されています。当ブログでは、許可を得て掲載しています。川中島の戦いでブログ内検索して下さい。
(左)下る途中で見たリョウブ。若葉は茹でて塩で揉みご飯に混ぜるとリョウブ飯に。まあ、ウコギ飯の方が美味いですけど。(中)あちこちにタチツボスミレが咲いています。(右)某里山で採ってきたコシアブラとハリギリ。旬のサザエと一緒に煮込んで、蕎麦のつゆにします。
●妻女山陣馬平の貝母を発見してからの保全活動の歴史。今年も満開です(妻女山里山通信)
●臼山有旅と妻女山陣場平の菱形基線測点。地理史の重要な文化財(妻女山里山通信)
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。