週末から寒気の戻りでみぞれや雪マークがついたので、その前に山仕事を終えてしまおうと車で陣場平へ。スタッドレスをノーマルタイヤに交換しました。泥濘状態の林道もこれなら平気です。登り始めると、掛かり木になっていた山桜が倒れて道を塞いでいました。なんとか一人で処理しましたが、痛めていた腰が更に悲惨なことに。
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陣場平の片隅にひっそりと咲く薬草のセリバオウレン。右は雄花。中央に退化した雌しべの赤紫が見えます。左は両性花です。直径が10ミリもありません。これを観るには虫眼鏡が必要です。大きなのは5枚の萼片で、その内側の少し黄ばんだ10枚ほどの小さなものが花びらです。
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右は両性花。生薬の「黄連」は根茎を乾燥したものでベルベリン(アルカロイド)などを含み、消炎、止血、精神不安に効く薬です。薬草ですが、貝母と同じく毒草でもあります。
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雨でベッタリとついた落ち葉をどけたら、鮮やかな緑の葉が顔を出しました。
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貝母(編笠百合)の群生。雨のおかげで成長も早くなりました。寒の戻りで少し足踏みするかもしれませんが、その後は順調に生育するでしょう。この時期は、大小の落枝があちこちで発生します。貝母の上にも落ちるので、それを全部片付けます。これが結構大変です。出てきたヤマガシュウやノイバラ、ヤマフジも切ります。
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落葉松と山桜の林内も年々増えています。この場所のものは、我々が球根を植えたのではなく、種が飛んで自然に増えたものです。右奥の積石塚古墳の左には群生がありますが、右手の灌木があったところはないので、7月に球根を植えようと思います。
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陣場平入り口西斜面の貝母。日に日に大きくなっていくのが分かります。
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山蕗を採りに行った際に天城山(てしろやま)登山道の手前で撮影した松代方面。松代PAの上りでは、産直の新鮮な野菜が買えます。今なら春掘りの長芋がおすすめ。4月になると山菜が並ぶでしょう。ロイヤルホテル長野は四つ星です。松代や善光寺観光の拠点には駐車場も広くおすすめです。松代や姨捨にはゲストハウスもあります。泉質がよく料理も評判の国民宿舎松代荘もおすすめです。温泉マニア絶賛の加賀井温泉一陽館はぜひ一度。
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堂平大塚古墳の福寿草も葉が茂り始めました。ヒオドシチョウ、ルリタテハ、テングチョウ、ミヤマセセリがあちこちで舞っています。
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(左)貝母の隣に、シロヤブケマンも出てきました。これも毒草ですが、ウスバシロチョウの幼虫の食草です。(右)弁当は、野沢菜漬けのチャーハン。徳島のじゃこ天と自家製の地大根の酢辛子漬け。痛めた腰を養生に温泉へ向かいます。
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山蕗は、まだ小さなものが大半ですが、集めるとそこそこの量に。蕗味噌を作りました。材料は山蕗に本味醂とキビ糖、わずかな鰹出汁粉。山蕗はアクが出やすいので、刻む前にフライパンに油を入れて弱火に。山蕗を刻んだらすぐに炒めます。少し火が入ったところで調味料を入れ炒めます。水分が飛んだら出来上がり。炒めすぎないことが大事。熱々ご飯に、焼きおにぎりに、日本酒の肴に。パスタにも。春のデトックスの逸品。蕗の薹はこんな感じでいいのですが、キャラブキにする蕗の茎や蕨(わらび)、薇(ぜんまい)、茗荷(みょうが)は、発がん物質を含んでいます。必ずしっかりとアク抜きを。常食過食はおすすめしませんが、普段の食生活が野菜や海藻、発酵食品が中心ならまあ問題ないと思います。
3月18日(金)。夜6時半から9時半まで、長野市南部と千曲市東部で停電がありました。寒の戻りで激しい雨。エネルギー源は複数ないとだめです。オール電化などもってのほか。私は、電気、プロパンガス、カセットガス、ミニソーラーパネル、薪、炭を持っていますが、それでも心もとない。まあ最大のエネルギー源は自分の体と心ですが。
gooブログは300万以上あるのですが、当ブログはアクセスランキングでたいてい1000番代にいます。時に600番とか85番とか。3番になった時はぶっ飛びました。ボットが来たのでしょうね。たまにあります。当ブログは2005年の12月からもう17年もやっているので、検索で訪れる方が7割以上なのです。そこから、村上春樹さんのジャズ喫茶を綴ったブログとか、南米放浪のサイト、ネイチャーフォトのサイト、オリジナルレシピのサイト、水彩画イラストレータの亡き妻へのサイトへのアクセスもあります。管理が大変ですが、ご覧いただけることを本当に嬉しく思っています。今後ともよろしくお願いします。全てのサイトには、このブログの左のブックマークとホームページCAPINOのサイトから行けます。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
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★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
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陣場平の片隅にひっそりと咲く薬草のセリバオウレン。右は雄花。中央に退化した雌しべの赤紫が見えます。左は両性花です。直径が10ミリもありません。これを観るには虫眼鏡が必要です。大きなのは5枚の萼片で、その内側の少し黄ばんだ10枚ほどの小さなものが花びらです。
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右は両性花。生薬の「黄連」は根茎を乾燥したものでベルベリン(アルカロイド)などを含み、消炎、止血、精神不安に効く薬です。薬草ですが、貝母と同じく毒草でもあります。
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雨でベッタリとついた落ち葉をどけたら、鮮やかな緑の葉が顔を出しました。
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貝母(編笠百合)の群生。雨のおかげで成長も早くなりました。寒の戻りで少し足踏みするかもしれませんが、その後は順調に生育するでしょう。この時期は、大小の落枝があちこちで発生します。貝母の上にも落ちるので、それを全部片付けます。これが結構大変です。出てきたヤマガシュウやノイバラ、ヤマフジも切ります。
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落葉松と山桜の林内も年々増えています。この場所のものは、我々が球根を植えたのではなく、種が飛んで自然に増えたものです。右奥の積石塚古墳の左には群生がありますが、右手の灌木があったところはないので、7月に球根を植えようと思います。
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陣場平入り口西斜面の貝母。日に日に大きくなっていくのが分かります。
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山蕗を採りに行った際に天城山(てしろやま)登山道の手前で撮影した松代方面。松代PAの上りでは、産直の新鮮な野菜が買えます。今なら春掘りの長芋がおすすめ。4月になると山菜が並ぶでしょう。ロイヤルホテル長野は四つ星です。松代や善光寺観光の拠点には駐車場も広くおすすめです。松代や姨捨にはゲストハウスもあります。泉質がよく料理も評判の国民宿舎松代荘もおすすめです。温泉マニア絶賛の加賀井温泉一陽館はぜひ一度。
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堂平大塚古墳の福寿草も葉が茂り始めました。ヒオドシチョウ、ルリタテハ、テングチョウ、ミヤマセセリがあちこちで舞っています。
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(左)貝母の隣に、シロヤブケマンも出てきました。これも毒草ですが、ウスバシロチョウの幼虫の食草です。(右)弁当は、野沢菜漬けのチャーハン。徳島のじゃこ天と自家製の地大根の酢辛子漬け。痛めた腰を養生に温泉へ向かいます。
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山蕗は、まだ小さなものが大半ですが、集めるとそこそこの量に。蕗味噌を作りました。材料は山蕗に本味醂とキビ糖、わずかな鰹出汁粉。山蕗はアクが出やすいので、刻む前にフライパンに油を入れて弱火に。山蕗を刻んだらすぐに炒めます。少し火が入ったところで調味料を入れ炒めます。水分が飛んだら出来上がり。炒めすぎないことが大事。熱々ご飯に、焼きおにぎりに、日本酒の肴に。パスタにも。春のデトックスの逸品。蕗の薹はこんな感じでいいのですが、キャラブキにする蕗の茎や蕨(わらび)、薇(ぜんまい)、茗荷(みょうが)は、発がん物質を含んでいます。必ずしっかりとアク抜きを。常食過食はおすすめしませんが、普段の食生活が野菜や海藻、発酵食品が中心ならまあ問題ないと思います。
3月18日(金)。夜6時半から9時半まで、長野市南部と千曲市東部で停電がありました。寒の戻りで激しい雨。エネルギー源は複数ないとだめです。オール電化などもってのほか。私は、電気、プロパンガス、カセットガス、ミニソーラーパネル、薪、炭を持っていますが、それでも心もとない。まあ最大のエネルギー源は自分の体と心ですが。
gooブログは300万以上あるのですが、当ブログはアクセスランキングでたいてい1000番代にいます。時に600番とか85番とか。3番になった時はぶっ飛びました。ボットが来たのでしょうね。たまにあります。当ブログは2005年の12月からもう17年もやっているので、検索で訪れる方が7割以上なのです。そこから、村上春樹さんのジャズ喫茶を綴ったブログとか、南米放浪のサイト、ネイチャーフォトのサイト、オリジナルレシピのサイト、水彩画イラストレータの亡き妻へのサイトへのアクセスもあります。管理が大変ですが、ご覧いただけることを本当に嬉しく思っています。今後ともよろしくお願いします。全てのサイトには、このブログの左のブックマークとホームページCAPINOのサイトから行けます。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
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