絶滅危惧種のナミルリモンハナバチを求めて登ったのですがいませんでした。ではとナミハンミョウの生息地へ。やはりいませんでした。仕方なく山を下って、茶臼山自然植物園へ。
今回は、紺と白のボーダー柄のTシャツで。シマウマのボーダー柄には虫よけの効果があるそうで、黒牛に白い縞を描いたら虫が70%減ったそうです。アブには取り憑かれませんでした。白いTシャツは目一杯集られます。黒は蜂に襲われます。山へ行くときはマリンファッションがおすすめ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/c3/6d24b22ec755c3b8156340f0ecd76d51.jpg)
アオイトトンボ(青糸蜻蛉)アオイトトンボ科アオイトトンボ属。胸部が撮影の角度でメタリックブルーではなくゴールドに見えます。昨年はもっと色々な種類のイトトンボが見られたのですが、今年は本当に少ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/69/0f3394c0fc50708606aa6b342fc8930c.jpg)
ミカドフキバッタ(ミヤマフキバッタ)。翅が短いフキバッタの一種で飛べません。後脚の腿節下面が赤い。フキやクズ、イタドリなどの葉を食べます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/3f/8d16b581dd40b587886c838fd2b5ab83.jpg)
ピラミッドアジサイ。日本の山に自生するノリウツギの仲間。和名をミナヅキ(水無月)といい中国と日本が原産地だそうですが、花房が全て装飾花化した園芸品種です。背が高くボリュームが有り見栄えがします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/ff/7f4ced51ae202329a4756177b4148161.jpg)
クマバチ(熊蜂)。木に縦に穴を開けて仕切りを作り、花粉団子を入れて卵を産み付けます。翅があまりに小さいため航空力学的に飛べないといわれたこともありますが、レイノルズ数の理論で飛べることが分かりました。流体力学において慣性力と粘性力との比で定義される無次元量のことなんですが、わかりやすく言うと、クマバチにとって空気はサラサラではなく、人間にとっての水みたいな粘性(抵抗)があって、充分に飛べるということです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/c8/4e814f18c703e7bd560a1acc5739032d.jpg)
クマバチが吸蜜していたのは、シソ科のハナトラノオ(花虎の尾)。別名はカクトラノオ。北アメリカ原産でフィソステギア・ローズクイーン。花言葉は「希望」「望みの達成」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b2/d9ecf7abcc169d0513e2fb8912639f19.jpg)
シジミチョウはヤマトシジミが何頭か見られただけ。猛暑のためか昆虫そのものが少ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/52/12dec7ae4d23fb67c463933aaf7da130.jpg)
葉の付け根に珠芽(むかご)が無いのでコオニユリ。コオニユリの百合根は非常に美味しく道の駅で売られていたりしますが高価です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/4b/6337b7a9fcf401927af455da92c12c87.jpg)
妻女山と斎場山方面の眺め。下から涼しい風が吹き上げてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/3c/fe20453d3a6182f1f7d7fe6a2adb490a.jpg)
シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)のメス。複眼が茶褐色で、腹部の第8節が横に膨らんでいる様にも見えるのでメスのムギワラトンボ。止まっているのは、ベルカシア・アンプレ・クリカウリス。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/33/621998c4a788938a72521199234e268a.jpg)
眼下はリンゴ畑。青いリンゴがなっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/ed/48049cd967347356ddd4c5431cb8f44c.jpg)
目を上げると遠くに奇妙山。奥の根子岳と四阿山は雲の中。昼のチャイムが鳴ったので、とりあえず温泉へ向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/6d/cf99d6f02721277824341cf26c087e72.jpg)
「やたら漬」信州北部、主に飯綱町を中心に伝わる郷土料理。畑のナス、キュウリ、ミョウガ、ボタンコショウ、大根の味噌漬けを微塵切りにした早漬け料理。今回は、紫蘇の実の塩漬け、青紫蘇の葉を入れ、あご出汁のめんつゆを加えています。
我が家は昔、飯綱町の叔母から母が教わり妻へと伝わりました。入れる野菜や味付けは家庭によって色々。ご飯はもちろん冷奴や素麺、冷や麦にも。ボタンコショがなければ万願寺トウガラシでも。大根の味噌漬けは昨年の冬に漬けました。やたら野菜を入れるとかやたら刻むとかやたら美味しいとか、語源は様々。コツは、食べる直前に作ること。時間が経ったらおやきとかに。トマト入れたり新感覚のやたら漬けもあります。あご出汁のめんつゆを入れたのは、野菜だけだと旨味成分がないから。塩昆布を入れるとグッと美味しくなります。
■ 「村上春樹さんのピーター・キャットを中心とした70年代のクロニクル」というムサビの美大生時代に彼のジャズ喫茶でアルバイトしていた当時のブログは世界中からアクセスがあります。この文章をクリックで見られます。ロンドンに5週間住んでいて、Queenのフレデイ・マーキュリーの恋人のメアリー・オースチンが勤めていたBIBAの店で当時の私の恋人が彼女からジャケットを買った話。70年代の美大生の赤裸々な日々が見られます。
■好評だったブログ記事:「ブラジルへの郷愁」レヴィ=ストロース 川田順造訳 みすず書房。文化人類学、また構造主義におけるバイブルのひとつ(妻女山里山通信)は、都合によりリンク先の楽天ブログに移転しました。
●インスタグラムはこちらをクリック。ツイッターはこちらをクリック。YouTubeはこちらをクリック。米子大瀑布、絶滅危惧種のナミルリモンハナバチ・キバネツノトンボ・北信流など。これからどんどんアップしていきます。。
もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/7b/d21403864e5deb918220cab528654922.jpg)
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。掲載の写真は有料でお貸しします。他のカットも豊富にあります。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
今回は、紺と白のボーダー柄のTシャツで。シマウマのボーダー柄には虫よけの効果があるそうで、黒牛に白い縞を描いたら虫が70%減ったそうです。アブには取り憑かれませんでした。白いTシャツは目一杯集られます。黒は蜂に襲われます。山へ行くときはマリンファッションがおすすめ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/c3/6d24b22ec755c3b8156340f0ecd76d51.jpg)
アオイトトンボ(青糸蜻蛉)アオイトトンボ科アオイトトンボ属。胸部が撮影の角度でメタリックブルーではなくゴールドに見えます。昨年はもっと色々な種類のイトトンボが見られたのですが、今年は本当に少ない。
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ミカドフキバッタ(ミヤマフキバッタ)。翅が短いフキバッタの一種で飛べません。後脚の腿節下面が赤い。フキやクズ、イタドリなどの葉を食べます。
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ピラミッドアジサイ。日本の山に自生するノリウツギの仲間。和名をミナヅキ(水無月)といい中国と日本が原産地だそうですが、花房が全て装飾花化した園芸品種です。背が高くボリュームが有り見栄えがします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/ff/7f4ced51ae202329a4756177b4148161.jpg)
クマバチ(熊蜂)。木に縦に穴を開けて仕切りを作り、花粉団子を入れて卵を産み付けます。翅があまりに小さいため航空力学的に飛べないといわれたこともありますが、レイノルズ数の理論で飛べることが分かりました。流体力学において慣性力と粘性力との比で定義される無次元量のことなんですが、わかりやすく言うと、クマバチにとって空気はサラサラではなく、人間にとっての水みたいな粘性(抵抗)があって、充分に飛べるということです。
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クマバチが吸蜜していたのは、シソ科のハナトラノオ(花虎の尾)。別名はカクトラノオ。北アメリカ原産でフィソステギア・ローズクイーン。花言葉は「希望」「望みの達成」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b2/d9ecf7abcc169d0513e2fb8912639f19.jpg)
シジミチョウはヤマトシジミが何頭か見られただけ。猛暑のためか昆虫そのものが少ない。
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葉の付け根に珠芽(むかご)が無いのでコオニユリ。コオニユリの百合根は非常に美味しく道の駅で売られていたりしますが高価です。
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妻女山と斎場山方面の眺め。下から涼しい風が吹き上げてきました。
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シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)のメス。複眼が茶褐色で、腹部の第8節が横に膨らんでいる様にも見えるのでメスのムギワラトンボ。止まっているのは、ベルカシア・アンプレ・クリカウリス。
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眼下はリンゴ畑。青いリンゴがなっています。
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目を上げると遠くに奇妙山。奥の根子岳と四阿山は雲の中。昼のチャイムが鳴ったので、とりあえず温泉へ向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/6d/cf99d6f02721277824341cf26c087e72.jpg)
「やたら漬」信州北部、主に飯綱町を中心に伝わる郷土料理。畑のナス、キュウリ、ミョウガ、ボタンコショウ、大根の味噌漬けを微塵切りにした早漬け料理。今回は、紫蘇の実の塩漬け、青紫蘇の葉を入れ、あご出汁のめんつゆを加えています。
我が家は昔、飯綱町の叔母から母が教わり妻へと伝わりました。入れる野菜や味付けは家庭によって色々。ご飯はもちろん冷奴や素麺、冷や麦にも。ボタンコショがなければ万願寺トウガラシでも。大根の味噌漬けは昨年の冬に漬けました。やたら野菜を入れるとかやたら刻むとかやたら美味しいとか、語源は様々。コツは、食べる直前に作ること。時間が経ったらおやきとかに。トマト入れたり新感覚のやたら漬けもあります。あご出汁のめんつゆを入れたのは、野菜だけだと旨味成分がないから。塩昆布を入れるとグッと美味しくなります。
■ 「村上春樹さんのピーター・キャットを中心とした70年代のクロニクル」というムサビの美大生時代に彼のジャズ喫茶でアルバイトしていた当時のブログは世界中からアクセスがあります。この文章をクリックで見られます。ロンドンに5週間住んでいて、Queenのフレデイ・マーキュリーの恋人のメアリー・オースチンが勤めていたBIBAの店で当時の私の恋人が彼女からジャケットを買った話。70年代の美大生の赤裸々な日々が見られます。
■好評だったブログ記事:「ブラジルへの郷愁」レヴィ=ストロース 川田順造訳 みすず書房。文化人類学、また構造主義におけるバイブルのひとつ(妻女山里山通信)は、都合によりリンク先の楽天ブログに移転しました。
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もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
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