
今日のジャケ画は
Syd Barrett 「The Madcap Laughs」
邦題「帽子が笑う…不気味に」
ドラッグの影響などで精神に異常をきたし、
ピンク・フロイドを辞めたあと、
1970年1月に発表されたソロ作品。
プロデュースにはロジャー・ウォーターズと
デイヴ・ギルモアも参加。
ヤバイくらいにサイケな1枚です!
ポップな面も感じられますが、混沌とした空気に覆われ、
独特の気だるさを感じる浮遊感がとてもサイケ!
PCにこのCDを入れてみると分かるのですが
ワタシの持ってるCDでは各曲に
「テイク○」といったテイク数がカウントされてます。
3曲目「Love You [Take 4]」ではポップサイケといった感じですが
サポートメンバーのジャジーな演奏が光ってるナンバーです。
シドのボーカルもどこかリラックスしたような雰囲気が感じられます。
4曲目「No Man's Land [Take 5]」では
アヴァンギャルドでサイケな演奏が
シドの妖しげなボーカルと重なって、より一層サイケ感を増幅させてます。
また、7曲目「Octopus [Take 11]」では
アコースティックなサウンドを繰り広げてますが、
アコースティックなのにサイケなんです!
「向こうの世界」へふとした瞬間にワープしてしまいそうな(汗)、
危うさと心地良さを同時に感じます(^^ゞ
そんな感じでこの盤はとても不思議な感覚を起こさせてくれる1枚です。