
今日のジャケ画は
Echo & The Bunnymen 「Porcupine」
イアン・マッカロク率いるリヴァプール出身バンド、
エコー&ザ・バニーメンの83年に発表された3rdです。
この中からは「ザ・カッター」がヒットし、
このアルバムで人気が決定的となりました。
彼らが80年にデビューしたときは60年代のドアーズや
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを彷彿とした
ダークでシャープな感じでしたが、
この3rdではサイケな雰囲気はそのままに
ちょっぴりポップな雰囲気がプラスされて聴きやすい曲が多くなりました。
と云ってもダークでサイケな曲ばかりなんですけどね♪
流れるような空気を感じるギター、
イアンの良い具合に枯れた感じのボーカル、
サイケな雰囲気漂いまくりのサウンド、、、
どれも素晴らしい曲ばかりです。
現在活躍中のリヴァプール出身のサイケバンド「ザ・コーラル」も
彼らエコバニのことが好きだったそうで、
コーラルのボーカルは何気にこのエコバニのイアンを
彷彿としたモノが感じられます。
60年代末のダークなサイケ感を漂わせてますけど
凛としたシャープなギターサウンドにハッとさせられる1枚です。