![](https://yaplog.jp/chikaty/img/247/bowie_space.jpg)
David Bowie 「Space Oddity」
デヴィッド・ボウイ、メジャー・デヴュー後
通算2枚目となる作品です。
レーベル会社フィリップスに移籍後、69年に発売されました。
このときのUK盤のアルバムタイトルは「David Bowie」、
US盤は「Man Of Words, Man Of Music」だったそうです。
上のジャケットはこのときのUK盤のジャケでした。
ワタシの持ってるCDは99年に再販されたモノで
再販CDとしてはUKオリジナル・ジャケットが初めて使われました。
とてもサイケで麗しいですね♪(⌒∇⌒*)
さて、サウンドのほうはというと、シンプルなロック有り、
アコースティックでありながらもチカラ強いサウンド有り、
といった感じになってます。
前作の内省的なアコースティックサウンドから
少しずつロック色が加わってきたことがうかがえるサウンドです。
「眩惑された魂」ではブルース的な雰囲気が感じられます。
この盤の中では一番激しい曲です。
「ヘルミオーネへの手紙」では
実際に付き合っていた彼女のことを歌っているので
さすがに内省的なサウンドとなってますが
ボウイならではのエレガントさも感じられる曲だと思います♪
「ジャニーヌ」は個人的にすごく好きな曲です。
とても心に染みるメロディですね☆彡
「神は知っている」はアコースティックのバラードナンバー。
とても心に染みるステキな曲です。
歌い出しからサビ前あたりの部分は
なんとなくビートルズに通じるような雰囲気を感じます。
そして「スペース・オディティ」。
ライナーノーツによるとこの曲はアポロ月面着陸予定直前の
69年7月11日に発売したそうです。(着陸は7月20日だったそうですw)
その後BBC放送がアポロ特番の際にこの曲を頻繁にオンエア。
そのことによって全英5位となり、ボウイ初のヒット曲となったそうです。
この曲は1stの頃も歌ってましたが元々アコースティックなサウンドでした。
レーベル移籍後、すぐにこの曲を再録し、
その名の通り(?)スペーシーな厚みのあるサウンドとなりました。
トム少佐が宇宙空間で孤立してしまうという曲ですが
この10年ほど後に発表したオチは・・・ちょっと生々しすぎるかも?(^^ゞ
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ちなみにこの盤は72年にRCAが権利を買い取った際に、
アルバム名を「Space Oddity」に、
ジャケットは下の↓ジャケに変更されたそうです。
![](https://yaplog.jp/chikaty/img/247/bowie_space1.jpg)
99年再販のCDのジャケは一番上のサイケなオリジナルジャケでしたが
その後の再販モノはどうなってるんでしょうね。。。
サイケなオリジナルに戻ったってことなんでしょか?(^^ゞ