基左衛門の独り言

坂東の風上毛の空と風景をブログで皆様へ、八十爺

ジュディ・オング 倩玉 木版画の世界展 を観る

2014-03-19 17:28:37 | 日記・エッセイ・コラム

 昨夜から名物空っ風が吹きまくり今朝はいくらか弱くなったか、だが気温はいくらか高めで過ぎたようだ。

 先月十五日から始まったジュデイ・オングの版画展を見に行ってきた、会期も残りあと四日となり会場は大分混んでいた、もう昔NHKの子供番組であれは何と言う番組だったか、子役の渡辺淳君とジュデイ・オングちゃんの「オラアーサンタダー」「オラアーハナコ」で始まるドラマで、子供達と毎日のように楽しく拝見したのを思い出しながらの鑑賞であった。その子供たちも今は五十歳代半ばを過ぎようとしている、早いものだ。

Dsc_0560 作品の一つを刷り込んだ入場券

 俳優であり歌手でもあるというのに中年になって版画界の巨匠棟方志功の弟子入り、その後の活躍、寝る間もないのではと心配になる処だ。

 作品は主に日本家屋の粋寂びと言うのか障子の棧から庭の苔敷石、樹木の葉まで丹念に描写していた。これも下絵から色刷りする板を何枚掘るのだろう、大変な気の抜けない作業が続くのだ、今が一番脂の乗り切った処とは言え体に気をつけてのご活躍を期待しているところである。