基左衛門の独り言

坂東の風上毛の空と風景をブログで皆様へ、八十爺

毎年の心配事 異常気象による洪水時季近づく

2016-05-19 17:32:34 | 日記・エッセイ・コラム

 災害列島と云う有難くない略称もあるこの列島、毎年のように地震や洪水や更にそれらに様る土砂災害などで大きな損害を受けている、またこの処この列島はプレートによる大規模地震の想定や、昨今の九州熊本地震のように活断層が揺れたりそれによる中央構造線が刺激を受けての地震など気を休ませるヒマが無い様な昨今である。

   前震の時の熊本城

 坂東では昨年九月十二-三日頃台風の影響か、大雨を降らせる縦長の雲の線が上州から野州へ移動、ちょうど鬼怒川の上で停滞して大雨となり、温泉ホテルの風呂場の洋館が鬼怒川に崩れ落ちるようすがテレビに映し出され、翌日常陸の常総市の堤防が浸食され決壊、街を一飲みにする大災害となった。

 いよいよ今年も梅雨前線が近づく梅雨の時季が近くなってきた、吾々の上州もかって昭和二十二年だったか、当時アメリカ式にカスリン台風と呼んだ大きな台風に見舞われ、赤城山の上で大雨が降り大戦による樹木の乱伐などで涵養林の機能が著しく低下して、赤城山を水源とする広瀬・桃木・粕川・早川などの中小河川が氾濫、遂に坂東太郎と云われた利根川も氾濫坂東平野に大災害を起こした。

 お江戸の下町葛飾区当たりは一か月近く汚水まみれの生活が続いたのでは無かったか。

 何れにしても国民の生命財産を守るため政府・建設省・県・市町村こぞってハザードマップの作成はもとよりその市町村民への浸透など早急の対策をするべきだ、その義務がある。

 手抜きは許されない