名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

黒部・下の廊下を踏破   - 記録 2012.10 -

2022-10-22 09:38:28 | 登山_その他

 紅葉の始まるこの季節、10年前に相棒の希望で、黒部下の廊下を歩いた。
 未だ投稿してなかったので、思い立って、記事を投稿することとした。

 10月6日に,扇沢にて前泊し、翌7日、朝一番の関電バスで黒四ダムのバス亭に
降り立った。標高1450mの登山口(黒部川沿い)から最終地点(欅平650m)まで、
1泊2日の山旅(800mを下る)である。
 たかが800mだが、眼下(常に右側)に数百mの谷筋を見下ろしながらの絶壁を
歩く山旅に、踏ん張る右足が痛くなった。案内書には、危険を伴う上級者コースと
書かれている。やはりそうか?と納得できる。
 途中、阿曽原小屋に泊まり、欅平にやっとの思いで到着した。この後、宇奈月温泉
をへて、糸魚川に電車で出て、さらに大糸線で白馬駅に戻り、最終バスで扇沢へと
戻った。
 大変だったが、充実した山旅を経験した。

<追記>写真(十字峡)を登録漏れしていたので、追記しました。 10/22 記

以上。


湯の丸山へ登る /長野・群馬県境  - 2022.4下 -

2022-04-30 08:16:53 | 登山_その他

 群馬県でスミレ探索・勉強会(仮称:趣味の会)が4月25日にあるということで、
相棒に誘われて4月24日に出かけた。
 朝、名古屋を出て、中央道、長野道、信越道をへて、東部湯ノ丸ETC出口
から出て、湯の丸高原スキー場を目指した。現在は、コロナ禍で周辺のホテルも
休業中だ。このルートは、何回か通っているので、勝手知ったる峠越えの路である。
 3年前の9月に、エゾリンドウの調査に来たことがあり、池の平湿原、湯の丸山、
スキー場周辺を探索している。
 今回は、特別な目的はないが、足慣らしに湯の丸山(2101m)へ登ってみることと
した。湯の丸高原スキー場前の駐車場に12時頃到着し、ここの無料駐車場に車を
止めた。
 12時半頃に車を後に、湯の丸山へ向かった。駐車場の標高は1720m程なので、
山頂までは標高差400m弱の手頃な高さだ。登山開始後、20~30分でキャンプ場
に着く。奥まったところに湿原が広がるが、今の時期は雪解けが終わったばかりで、
何もない。ここから、少し入ると分岐点があり、湯の丸山、烏帽子岳(2066m)の分かれ
道となる。前回はここで湯の丸山に向かい左回りルートで、烏帽子岳への中間点に
下山したので、今回は逆ルートで登るこことして、烏帽子岳へのルートを進み、途中
(鞍部、分岐点)から湯の丸山へ登った。
 このルートでは、途中、烏帽子岳やその稜線の綺麗な姿を眺めることができた。
 14時頃から雨が降り出したため、ゴアテックスのカッパを着た。どういう訳か、雨の
中でも、烏帽子岳の綺麗な稜線を眺めながら登山できた。ただ、雪解け直後の山道
周辺は、多少の残雪もあり植物の芽も出ていない、殺風景な山道であった。
 15時過ぎに山頂に到達した。前回の記憶と対比しながら、周辺の写真を撮り、
そのまま下山に入った。1時間弱で分岐点に戻り、多少の時間があったので、湿原を
回るルートでキャンプ場に戻り、さらに駐車場へ戻った。16時過ぎとなった。 

以下の写真をご覧下さい。<写真をクリックすると拡大します>

         

          

        

  

 ここ、湯の丸高原から今晩泊まる前橋のホテルまで、一般道を通り、約2時間のドライブとなった。

 


トレーニング登山に、猿投山へ  - 2021.11 -

2021-11-18 17:38:17 | 登山_その他

 今年は、本格的な山へは、春先に奥遠州の「京丸山」へ出かけただけだ。京丸山は
平家の落人と言われる「藤原家」があることで、有名なところだが、その集落跡は
登り口からの少し入った所にある。京丸牡丹という幻の花が咲くことでも有名である。
また、京丸シャクナゲというシャクナゲの名前でもその道の方々にはなじみがある。山の
頂上は1469mで、登山口の500mからは一度80mほど下って、登り返すので、標高差
約1000mを登る勘定になるが、この時点では、何とか登ることができた。
 さて、来週、天城山へ出かけることになったのだが(友人の百名山登山(完登祝い)
に同行することになったのだが)、最近トレーニングができていないので、迷惑をかけ
ないように、事前トレーニングのつもりで、11月14日(日)に猿投山629mへ出かけてきた。
 この日は、コロナの束縛から解放されて、山は家族連れや若者グループ、老人の
トレーニング、等で賑やかだった。駐車場も目一杯に詰まり、道路脇に置かれた車も
沢山あった。

 

 良いトレーニングになった。これなら、今週末は大丈夫だろう。

 


京丸山へ   - 稜線にはシロヤシオが一杯! 2021.5.8 -

2021-05-09 22:38:55 | 登山_その他

 京丸山へ登ってきました。今回も、相棒が「京丸シャクナゲを見たいので、京丸山に
行く」というので、同行することにしました。
 京丸山の麓には、平家の落人と言われる藤原家の住居跡あり、知る人ぞ知る秘境で
ある。住所は浜松市天竜区春野町小俣京丸である。浜松といっても奥が深く、京丸山
は幻の京丸牡丹が咲く秘境である。
 さて、我々は新東名にて浜松・浜北ICを出て、152号線、363号線、389号線を経て、
春野町の石切集落を経て、林道入口の駐車場に車を止めて、登山を開始した。スタート
は、石切林道ゲートからである。

 石切林道を30分程歩くと、京丸山・登山口と書かれた標識(標高460m位)が有り、そこ
から登山道に踏み入った。急な登りが続き、標高840m位まで登ると、石切林道に出た。
ここから、再び石切林道を終点付近まで進んだ。直前にある展望所で、高い山が見えた
ので、京丸山と思い違いをした。(これは、ヤマケイで登山者達の記事を見ると、高塚山
のようです)

 この石切林道終点付近の林道には朴ノ木、ハウチワカエデ、トチノキ、ヒメシャラ、馬酔木
等樹木が綺麗に新芽を出している。しばらく進むと直登ルートを示す赤テープがあった
ので、迷わず直登ルートへ進んだ。(ここの標高は1080m位だ。)

 ここから、登り始めると程なく稜線登りとなった。この稜線にはフモトスミレが咲き、また
ツツジ類があちこちに赤や白の花をつけている。シロ色の花は、通称シロヤシオ(正式名
ゴヨウツツジ)と言われるツツジの仲間だ。ピンクの綺麗な花はアカヤシオかと思いきや
葉の形、花の形が違う。ミツバツツジかと思うと、隣の相棒は花を観察して、トウゴクミツバ
ツツジに間違いないと断定した。これらのシロヤシオやミツバツツジがあちこちに咲き、
登山者を楽しませてくれる。1200mから1400mの稜線は春の気候で、我々は楽しい稜線
歩きを味わうことができた。

 実は、私は寄る年波には勝てず、足にガタがきて、ゆっくりとしか登ることができません。
標高1469mの京丸山山頂まで、標高差1000mを登るのは大変でした。なにせ、私は
後期高齢者なのです。
 しかし、何とか山頂に達することができ、山頂で昼食をとることができました。丁度、山頂で
一緒になったI市・山岳会の方々とは同じ愛知県ということで話が合い、情報交換が
できました。

 さて下りも、ガタがきた足をいたわりながら、ゆっくリと下山し、何とか出発点まで、無事に
帰還することができました。


2016、初登山&トレーニング

2016-03-20 08:14:39 | 登山_その他

 晴れ上がった3月18日、登山の相棒が天気が良いので今日どうしても鈴鹿の
山に行きたいと宣う。花を見たいのだがしばらくすると時機を失するというので
渋々行くこととした。登山開始後1時間くらいで目的地に着くという(大嘘と
わかっていたが)。今年のトレーニング開始という視点で考えることとした。
 ルートは藤原岳へ向かうルートを通り、白瀬峠(1005m)を目指すというものだ。
 途中、標高500m付近に咲くミスミソウを探したいそうだ。
 家を7時半頃に出て、9時過ぎに藤原町山口の駐車場に着いた。9時半頃に駐車
場を出発し、白瀬峠登山口から9:50に登山を開始した。途中、ミヤマカタバミ
、ネコノメソウ、オニシバリ、等の早春の草花の写真をとり、400m位の地点で
相棒が目的のミスミソウを見つけた。(約束ではこの辺までだが、大嘘。白瀬峠
まではさらに2時間くらいかかりそう)折角来たのだからと、目的地に向かった。
850m付近で藤原岳と白船峠の分岐に出ましたが、白船峠と白瀬峠が同じ場所だ
と気づかず、藤原岳方面に尾根沿いに登ってしまった。このため、目的地に着かず、
950m位から残雪が多くなり軽装では無理なのと時間切れのため、標高1000m
付近(12:50)から引き返した。
 帰りは順調に下山でき、15時前に駐車場に戻りましたが、天気予報通り15時
から小雨が降り始めた。年度始めの登山トレーニングとしては、約5時間のトレー
ニングで順調な滑り出しとなった。

以下、個別の写真を掲載します。

      

     

     

 

 以上です。

 

 

 

 


2014年に登った山、遠景が良かった山

2014-12-31 13:17:57 | 登山_その他

2014年の締めくくりに当たり、今年登った山と遠景が印象に残った山を掲載します。

千枚岳頂上から見る富士山(2014.9月)


2014.5月 鈴鹿の御在所岳、釈迦岳、ついで岡谷市の霧訪山に花を見に登った。
 写真「御在所岳とアカヤシオ、釈迦岳からの御在所とシロヤシオ、霧訪山(キリトウサン)」
  

2014.6月末 キタダケソウを観察するため、雨の合間を縫って、北岳に登った。
 写真「北岳山頂&仙丈岳遠景、北の肩の小屋からの北岳、キタダケソウ、大樺沢から見上げる鳳凰・観音岳」
    


2014.7月 蓮華温泉から白馬大池に登る。下見。 
 写真「白馬大池湿原のチングルマ、天狗の庭からの雪倉岳」
 

2014.8月 蓮華温泉から再び登山開始、白馬大池、小蓮華岳を経て白馬岳へ。ついで雪倉岳に向かい途中から元鉱山道を蓮華温泉に下った。
 写真「小蓮華から見る白馬岳、三国境から見る雪倉岳」
 

2014.9月 南アルプス・赤石岳、悪沢岳を縦走するつもりで椹島から登る。千枚岳2880mまでで、都合により引き返した。 写真「千枚岳山頂、千枚岳山頂から見る悪沢岳と赤石岳」
 

2014.10月 花を求めて自然観察のために登山した。アキギリを求めて九頭竜湖と温見峠へ、またアサマリンドウを求めて大杉谷渓谷&朝熊山へ出かけた。
 写真「九頭竜湖、温見峠、大杉谷渓谷の千尋の滝、朝熊山(アサマヤマ)山頂」