草花を撮る。北から南へ 7(2) -東北地方・中南部- 磐梯山&吾妻山
1.磐梯山へ
飯豊山から下山後、米沢に宿泊し、翌日(平成21年8月5日)磐梯山を目指した。
スキー場で有名な天元台脇を通り、八方台・登山口を目指した。途中の見晴台から
雲の合間に山頂をみたが、この辺りが最上川の源流と書かれておりビックリした。
「五月雨をあつめて早し最上川」の最上川は梅雨時の濁流を言っているそうだ。吾妻
山から米沢、山形、新庄を通過して酒田の海に下っていた。(勉強になりました)
登山は快調だったが雲が多く、なかなか広範囲の写真が撮れない。それでも何とか
山頂や周囲の写真が撮れ納得した。草花はヒナウスユキソウ(エーデルワイス)や
タカネナデシコがきれいに撮れた。
下山後は今日の宿泊地(磐梯温泉ホテル)へ向かった。大きなホテルでゆっくり
温泉に浸かり、くつろぐことができた。 <補正>花の名前を一部補正しました。2017.1下
2.吾妻山へ
8月6日は早朝にホテルを出て、グランデコ・スキー場に向かい、ロープウェーに
山上駅まで乗って時間を稼いだ。ロープウェー駅のすぐ脇に登山口の標識があり、入山
した。しばらく歩くと変わったチョウが舞っている。よく見ると一面にピンクの草花が
が咲き、そこに蝶が集まっていた。先を急ぐので、帰りによく見ることとして進んだ。
急な坂道をほぼ登りきると西大嶺に出た。ここからの吾妻山はなかなか雄大だ。さらに
進むと湿原をへて、山頂に到達した。山頂には西吾妻山(2035m)の標識が立っていた。
さて帰り道の蝶だが、小うるさい相棒がよく知っていて、蝶はアサギマダラ、ピンク
の花は、ヨツバヒヨドリ(草)orフジバカマだという。とにかく数十羽が乱舞している。
素晴らしいの一語に尽きる。蝶は動いているのでなかなかうまく撮れないが、それでも
止まっている蝶を撮ることができた。
少し戻る時間が遅くなったためロープウェーは営業を終了してしまい、時間をかけて
道路を歩いて駐車場に戻った。
3.米沢散策&休養
吾妻山から米沢に戻って宿泊したが、翌日(8月7日)は雨となったため、市内見物と
米沢牛を食べることとした。先ず、米沢城址の周辺を散策し、上杉神社や上杉博物館に
立寄った。次に、「黄木」という地元では有名(らしい)米沢牛の料亭に出かけ、米沢
牛を堪能した。次いで、腹ごなしを兼ねて松川(最上川の上流)の直江兼続の石堤と同・
兼続が飢饉対策として導入したウコギの垣根を見学に出かけた。上杉家にあって兼続は
なかなかの知恵者であったのだと感心させられた。
以下、草花などの個別写真を掲載します。
1.磐梯山
2.吾妻山
以上です。