名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

伊吹山・北尾根  -ヤマトグサの開花を求めて-

2016-05-18 08:58:54 | 自然観察_ヤマトグサ

 この先週末、伊吹山・北尾根にヤマトグサの開花を求めて登山した。
 北尾根へは伊吹山・自動車道の道路脇の駐車場に駐車して北尾根を
御座峰方向へ向かうか、春日村から登山道を登るかのいずれかとなる。
北尾根から伊吹山山頂へは自動車専用道を歩行する必要があり、現在
は歩行禁止となっている。
 ヤマトグサは標高800mから1100mに広く分布しているが、
登山道脇に生えるヤマトグサはかなり減少し、盗掘の跡が見られる。
それでも、探してみるといろいろなところに分布していることが分
かった。開花の標本はなかなか見つけることができなかったが、注意
して調べた結果、3カ所で見ることができた。

以下、個別の写真を掲示します。

    

      

      

     

       

       

     

      

     

      

  

以上。

 

 

 

 

 


伊吹山 -ヤマトグサを求めて-

2015-05-19 19:13:02 | 自然観察_ヤマトグサ

 平成27年5月9日、「ヤマトグサ」の開花を確認するため、伊吹山(北側)に
登山した。この草は、日本固有種の特殊な草で、見かけは大型のハコベの
ような草だ。門外漢の私にはどのように貴重な植物かよくは分からないが、
とりあえず、写真をご覧いただきたい。生えているのは標高1000m位の地点
で、雨水が流れるガレ場の土手といったところだ。
この他、スミレ、ヤマシャクヤク(芍薬)、カタクリ等季節の花もご覧いただきたい。





「ヤマトグサ」とは・・・
Wikipediaの解説をご覧いただきたい。Wikipedhiaによれば、故.牧野富太郎
博士が発見し、日本人として初の新種報告を行ったとある。
実は、名古屋の偉大な植物学者、伊藤圭介公のご子孫の方が、一昨年に
このヤマトグサを確認したいと言われて、相棒(妻)が現場を知っていたため、
同行観察した経緯で、私はこの植物を知ったという次第である。










以下、個別の写真を掲示します。