名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

干柿作り、その後

2019-11-28 20:50:08 | 我家の行事等

 11月9日に皮むき&吊るしをした干柿を11月27日に完成として、取り込んだ。  この間、4日目、1週目、2週目の写真と、完成の写真を示す。  今回の干柿は、上出来とは言えないような気がする。干し柿の皮がやや厚く、甘みも 少し足りないように感じる。しかし、それでも大変美味しくいただいている。

以上です。


世界遺産・熊野三山を巡り、参拝

2019-11-24 00:26:22 | 寺社・仏閣、城を訪ねる(日本)

 熊野三山とは、熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社の三社の総称であり、 2016年に世界遺産に登録されている。  この11月14日、15日と相棒の希望で、植物観察と抱き合わせで、熊野本宮大社と 熊野那智大社へお参りしたが、3月に熊野速玉神社にお参りしているので、これで、 熊野三山を全て巡ったことになる。

 国道42号線を南下し、新宮から熊野川沿いに168号線を北上し、途中で北山川と 分かれてさらに熊野川を西方にさかのぼると熊野本宮大社にたどり着く。大社前には 無料の駐車場が有り、平日でもほぼ満車だった。大社入口付近には、イチイガシの木が シンボルツリーとして聳えている。

 本宮大社の鳥居をくぐり境内に入り、鬱蒼とした杉林の中を進み、100段程の階段を 上ると本宮大社の前に出る。神門をくぐると本殿が前に並んでいて圧倒される。一番右の 本殿は天照大神を祀った「若宮」という神社だ。真中は「本宮」、左は「結宮」というようだ。  しっかりお参りし、土産に孫への「健康お守り」、熊野本宮大社の名前入りを求めた。

  本宮大社をでた後、紀伊水道側へ山道を抜け、途中、植物観察(アサマリンドウ)をして みなべ町、田辺市をへて、白浜のホテル・川久に泊まり、翌日、再度、アサマリンドウを 観察に戻り、再び、田辺市を通り、南に海岸線を抜けて、串本、勝浦をとおり、勝浦から 那智大社へ向かった。

 熊野那智大社の参道入口から階段を上りきると眼前に鳥居と大社(熊野那智大社)が 現れる。本殿にお参りして横に進むと大きなモッコクの木があり、そこを境に、隣のお寺 が青岸渡寺である。ここにも古木が聳えているが、こちらはタブノキで樹齢700年と書かれ ている。青岸渡寺の入口には青銅の観音様が立っていた。本堂内は写真が撮れないので お参りだけにした。

 ここから進行方向(多分、西側)を見ると赤い三重の塔が、さらに先に那智大滝が遠望 された。ここから、やや下り気味に滝に向かって進み、さらに階段を下りると、那智大滝の 正面に降り立った。記念の写真を幾つか撮り、ここから帰途についた。 

熊野三山を巡る  -熊野速玉大社-

 3月13日に潮岬、紀伊大島からの帰りに、新宮市に立ち寄り、熊野三山の 一つ、熊野速玉神社を訪ねた。那智大社と那智の滝には2回ほど出かけた ことがあるので、かねがね訪ねたいと思っていた。  この地を訪ねたのは、ちょうどクマノザクラが開花し、この花の調査のために、 和歌山県・古座川町等の熊野南部、熊野川周辺を探索するためであり、潮岬 に足を伸ばし、帰りに速玉大社にも足を伸ばした。  10月14日、15日と今度はアサマリンドウの調査にみなべ町の山地を訪ね、 残る熊野三山の内の熊野本宮大社と熊野那智大社を訪ねて参拝することが できたが、それはこの速玉神社を先に参拝していたので、合わせて、熊野三山 を全て参拝できたのである。

以上です。

 

 

 

 

 

 

 


蜂屋柿で、干し柿作り - 2019.11 -

2019-11-13 22:05:14 | 伝統の行事、芸能、風物

 この時期に干し柿を作り始めて、4、5年になる。11月6日にJA販売センターに立ち寄ると、 立派な蜂屋柿(渋柿)が並んでいたので、買うことにした。このところ、好天が続いているので、 干し柿作りにもってこいである。  今回は、初めて見る方が干し柿を真似て作れるように、わが家のノウハウを含めて、ブログに 掲載することにした。柿を剥いて、干し柿として干すところまでを第一段として投稿する。

 まず、干し柿だが、今回は2個で220円のパック入りの物を10パック(柿20個)を購入した。  7、8日は多忙だったため、9日に干し柿作りにチャレンジした。9日、10日は晴天という天気 予報で、11日は曇り&小雨らしい。経験上、柿を干し始めて3日晴天が続くことが望ましいと 確信している。この間に雨降りが入ると、カビが生えることが多い。この場合はウィスキー(45゚C) でカビを拭き取る。  次に、柿の皮むき、熱湯消毒、吊るしへと進むが、最初に50cm位の糸を20本(柿の数だけ) 用意する。糸は料理用の太めの水糸か、たこ糸がよい。  次いで皮むきの前に、柿の蔕(ヘタ)についている4片の萼を切り取り、ブラシで萼の周りを洗う。 蜘蛛の巣や蜘蛛がいる場合がある。萼をブラシで洗ったら、実を手でこすり表面に残っているかも しれない消毒かすや、油分を洗い流す。これで、皮むき準備完了です。  これから皮むきですが、皮むき器で皮を剥く前に、蔕の周辺を包丁で1周か2周皮を剥き、 その後で、皮むき器を使い皮を剥ぐと皮むき器が上手く使える。  11:30から作業を始め、柿20個の皮むきを13:10に終了した。途中、10分間、昼食をとった ので、都合、1時間30分を要したこととなる。

 ここで、皮むき完了の柿に糸かけを行う。わが家では、柿の軸にクルクル2巻して一重結びで 柿が外れないようにし、2本の糸の先を蝶結びかコマ結びとして輪っかを作る。20本の糸かけに 約30分を要した。  この間並行して、深底の鍋(15cm以上)に水を10~12cm位入れ、熱湯消毒のため沸騰させる。 これで、熱湯消毒準備完了です。  熱湯消毒はわが家では25秒ほど、糸を手に持って2個ずつ熱湯の中に漬けて揺すりながら 蔕の部分にまで熱湯が当たるようにする。消毒した柿は清潔なボールに入れた。(10個ずつ) 20個の柿の熱湯消毒に約20分を要した。  これらの柿を竿に吊して、干し柿作りの第一段は終了である。ざっと、20個の大きな蜂屋柿の 干し柿作りの作業に2時間30分を要したこととなる。

 この後は、干し柿の監視(鳥が来るので監視、雨降りの日は家の中に取り込む、カビのチェック)、 そして、柿が萎んできたら実を揉むという作業がある。3週間位で完成となる。

 

<追記> ハチヤガキの謂われを調べてみた。 (インターネット記事から借用)

1. 蜂屋柿は岐阜県美濃加茂市蜂屋町で古くから作られてきたことからこの名称で呼ばれる ようになった大玉の柿で、現在もこの地の特産となっている。また美濃加茂市ではこの柿を 使った干し柿が「堂上蜂屋柿」として出荷され全国的に有名である。

 

2.千年の歴史を持つと「蜂屋柿由来略書」で自称する。朝廷(天皇)や将軍(源頼朝、織田信長、 徳川家康、豊臣秀吉)に献上された。平安時代から伝えられる干し柿の王様と呼ばれた。 「略書」の信憑性を保証する文献等の傍証を示したものはない。 /ウィキペディア

 

3. 蜂屋柿由来略書

蜂屋柿ハ其形優美高尚ニシテ其味頗ル甘味ナルヲ以テ古来名産トシテ天下ニ其名高シ右誌ヲ 閲スルニ今ヲ去ルコト凡ソ壱千年前迄ハ本郷志摩ト称セシ カ文治年中時郷士蜂谷甚太夫鎌倉 将軍ヘ土地ノ産物タル乾柿ヲ献上セシ所 殊ニ外御賞翫遊サレ柿ニ密房ノ甘味アリトテ柿名及 村名ヲ蜂屋ト給ハル夫ヨリ志摩ヲ蜂屋ト改ム柿ハ往古ヨリ朝廷献上嘉納アラセラル

以上

 


街路樹、トウカエデの紅葉が始まる

2019-11-09 18:03:29 | 紅葉散策_野山・公園

 日頃通る道路のトウカエデの紅葉が始まった。名古屋では11月に入り朝の冷え込みが 10度を割り、8度、9度となったら、とたんに紅葉が始まった。平和公園の周辺の街路樹は 殆どがトウカエデであり、なかなかに美しい。  毎年、定番のコースだが11月7日の夕刻に回った街路(平和公園周辺)のトウカエデの 紅葉具合をご覧いただきたい。

以上です。

 

 


サツマイモの収穫、他    - 2019.11初 -

2019-11-09 09:26:55 | 野菜作りに挑戦

 諸事多忙のため、サツマイモ掘りが遅れて、気になっていた。11月4日(振替休日) に予定が立ち、芋掘りに出かけた。  サツマイモは蔓が生い茂り、蔓を刈るのに疲れてしまう。2畝あるので、まず一畝目 (1列目)を掘ってみる。ビデオを見るとプロの農園主は手で引っ張って掘り出している が、私の畑は土が硬いためか?蔓が切れてしまい芋は出てこない。仕方なくスコップで グルリにスコップを入れるが、結構、芋の実を傷つけてしまう。2割位に傷をつけたか? 残念だが、下手くそです。  次いで、2列目を掘ったが、やはり芋に傷をつけてしまった。蔓の位置の周辺を掘る のだが、芋は蔓からとんでもない方向に伸びて実をつけているケースが多く、バリっと いう音を聞いては、「あっ、またやってしまった」とガックリくる。  掘り終えるとざっと20Kg位ありそうな気がした。

    

 その他に、夏の名残の秋野菜を幾つか収穫した。ミニトマト、ナス、オクラ、ショウガ等 が少し収穫できた。今週末までには、オクラ、唐辛子、ズッキーニ、ミニトマト、ナス、 キュウリ等は切り倒し、耕耘機で耕して、整地、畝造りを行う予定だ。これで、夏の名残は 無くなりそうだ。この先、秋ジャガが生長・成熟し、またヤーコンが成熟すると根物野菜は 完了となる。

12月に向けて、ダイコンやタカナ、小松菜、ホウレンソウ、九条ネギ等の葉物 野菜やインゲン豆が順調にいけば、収穫可能となる。  来春、来夏に向けて準備中の野菜には、タマネギ(150本)、ニンニク(50本)、ワケギ、 ラッキョウ、ソラマメ、エンドウ、イチゴ、等があり、一応、苗は順調に育っている。

<追加>

 11月8日に時間ができたので、サツマイモを掘った畑の整理と夏野菜の残骸の撤去を 行った。残っていた野菜は、秋ナス、秋キュウリ、オクラ、ズッキーニ、唐辛子があり、今日 最後の収穫を行った後、撤去した。  ついでに、エンドウマメ(絹サヤエンドウ、矮性スナップエンドウ)の養生を行った。最近は Youtubeの野菜講座を参考にすることが多いが、エンドウマメの誘引は「平山農園」の若き 農園主の放映を参考にした。

以上。