名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

北から南へ10 -上信越の山3-

2017-05-28 14:22:36 | 百名山の花_上信越

草花を撮る・北から南へ10 -上信越の山3- 苗場山へ

 先に、上信越の山2(火打山、妙高山)を掲載した後、随分時間がたってしまった。
 原画を調べたが、草花の良い写真が少なかったこともある。百名山完登が目前となり
花を撮るよりも、登山を消化する方に意識が集中していたためだろうか?
 苗場山にはナエバキスミレとか湿原のワタスゲが見所かと思っていたが、ナエバ
キスミレは見つけられなかった。
 素晴らしい草花の写真が少なくて恐縮だが、お付き合い下されば幸いである。

 草花を撮る・北から南へ10 -上信越の山3- 草津白根山へ

  草津白根山(本白根山)と所謂「お釜」のある観光ルートとは道路を挟んで反対側に
なる。登山と言うよりもトレッキング、散策といった方がわかりやすい。丘のような
緩やかな山を通り抜けるとコマクサの咲き誇る散策路に出る。これだけ多いと人の手で
繁殖させたのではないかと思われる。
 万座温泉への下山路を通り過ぎ、少し歩くと山頂の標識があった。

 

 草花を撮る・北から南へ10 -上信越の山3- 高妻山へ

  高妻山(2353m)はそれほど高い山では無いが、奥が深く、構えて出かけた。山頂目指
して、歩く方が忙しく、草花の写真は二の次になってしまったのはやむを得ない。九月
とはいえ蒸し暑い夏日で、頂上に着いた時は疲労困ぱいだった。下山時は相棒の体調が
芳しくなく、下山に時間を要し、駐車場に着いた時は真っ暗になってしまっていた。
 これで、百名山完登まであと10座にこぎ着けた。花の写真は少ないがご容赦下さい。

 

以下、個別の写真を掲載します。

苗場山

    

        

     

  

草津白根山

     

   

高妻山

     

   

以上です。

 


蛇紋岩地に咲く初夏の花   -浜松市 引佐町渋川-

2017-05-24 05:35:02 | 自然観察_テーマ別

5月18日、以前出掛けた引佐町渋川の周辺に草花の観察に出掛けた。
(先のブログで、シブカワツツジを掲載)
前回は、昨年初秋であり、今回は初夏ということで新しい花が沢山見られる
ことを期待した。
 今回はカキノハグサ、カザグルマ、シライトソウ、ヒメハギ等が沢山見ら
れた。特に、絶滅危惧種と言われるカキノハグサやカザグルマが至る所に咲い
ており、散策を楽しめた。昨年の初秋に見たシブカワシロギク、ホソバシュロ
ソウ、シブカワニンジン等は季節的なものか、まだ見つけられなかった。
シブカワツツジは山頂周辺ではまだ蕾で、開花はこれからだった。
 山の周辺では、木の枝に産み付けられたモリアオガエルの卵、道路脇に咲く
ノアザミなど目の保養になった。

以上です。 以下、個別の写真を掲載します。

     

      

      

       

      

(カメラ2)

       

      

     

以上です。

 


シブカワツツジの観察  -浜松市 引佐町・渋川-

2017-05-19 13:22:56 | 自然観察_ツツジ、等

5月18日(2017年)、予定があいたので相棒とシブカワツツジの開花状況を観察に
引佐町・渋川に出かけた。昨年、蛇紋岩地に咲く花を探しにでかけたので、今回は2回目
になる。村の郵便局の職員の話では3分咲き位とのことだったので、期待して出かけた。
548mの枯山は未だ蕾でがっかりして下山したが、下山してツツジ公園(200m位?)
に出かけると、ここはまあ3分咲き位に花をつけていた。大きな3枚の葉と濃いピンク色
の花が特徴で、綺麗に写真に収めることができた。
 この地は、今話題の井伊直虎の治めた地域であり、井伊直虎の幟が至る所に建てられていた。渋川郵便局近くに井伊直親など数名の墓が有り、帰りにお参りした。

<シブカワツツジ>とは、別名ジングウツツジとも言い、ミヤマツツジの仲間で、葉は3枚、
花も同様に3輪ずつ開花。背丈は3mに達し、濃いピンク色の花を咲かせる。シブカワツツジ
は、蛇紋岩という岩石を含んだ地帯にのみ自生する分布範囲の狭い貴重な植物です。
 浜松市北区引佐の渋川つつじ公園には、シブカワツツジが野生で群生している。公園内
には約4000本が自生していて、群落は県の天然記念物に指定されている。絶滅危惧Ⅱ類、
絶滅の危険が増大している種として、環境省のレッドデータブックに登録されている。

以下個別の写真を掲載します。

     

    

    

以上。


バラ園を観察   - 東山植物園/名古屋 -

2017-05-17 23:35:12 | 自然観察_バラ等

 5月12日、久しぶりに東山植物園に出かけ、「シャクナゲの森」に咲く色とりどりの
シャクナゲの花を観察した。
 次いで、そろそろバラが咲き始める時期かと期待しながらバラ園に出かけた。丁度、バラは
咲き始めたところで、開花は1分咲き~4分咲きといったところだろうか?ハマナスの白や深紅
のバラ、橙色、ピンク、肌色のバラの花が目映い。咲き初めの花や葉には優しさ、柔らかさ
があり我々の心を和ませてくれる。ゆっくり鑑賞する時間が無く、閉園のアナウンスを聞き
ながら、後ろ髪を引かれる思いで植物園を退園した。5月下旬~6月上旬が見頃になりそうな
きがする。

以下個別の写真を掲載します。

    

     

     

以上です。

 


シャクナゲの森  - 東山植物園/名古屋 -

2017-05-13 10:56:29 | 自然観察_シャクナゲ

ャクナゲの森    - 東山植物園/名古屋 -

  5月12日、久しぶりに東山植物園に出かけた。そろそろシャクナゲが綺麗に咲いている
だろうと想像しながら出かけた。「シャクナゲの森」に着くと色とりどりに花が見えたが、
よく見るとピークを超えたものが多い。まだこれから咲くシャクナゲもあるが、1週間位、
遅れを取った。見頃はあと10日位は大丈夫だろう。赤、白、ピンク色のシャクナゲが見る
人の目を引きつけてくれる。

以上。

以下、個別の写真を掲示します。

       

      

        

      

      

      

       

      

   以上です。

 

 


国見岳の登山道に咲く春の花  - スミレ、リンドウ、他 -

2017-05-13 00:13:15 | 自然観察_テーマ別

国見岳の登山道に咲く春の花  - スミレ、リンドウ、他 -

 先に、稜線に咲くアカヤシオを掲載したので、今回は登山道脇に咲く草花の写真を
掲載する。5月5日時点で、頂上付近にはまだ残雪が少し残っていた。
 見かけた草花はスミレが一番多く、可憐な花を見せてくれた。フデリンドウやウメ
バチソウも目を楽しませてくれる。イワカガミも沢山若葉を見せてくれたが、まだ
花芽は蕾で、開花にはもう1~2週間かかりそうだ。
 樹木の花では、もちろんアカヤシオが一番だが、ウリカエデ、馬酔木(アセビ)、
ミツバツツジの花などが目についた。下山すると、道路脇にはクロバイが白いふさふさ
した花をつけていた。

<個別写真>

      

      

     

     

     

     

以上

 


国見岳にアカヤシオの開花を求めて  - 2017、初登山 -

2017-05-12 06:47:48 | 中高山の花_2000m級

鈴鹿山系・国見岳にアカヤシオの開花を求めて  - 2017 -

 連休後半となった5月5日に、天気が明日から崩れそうだという予報を前提に
国見岳に行くこととした。
 国見岳には過去2回登っているので、今回は3回目だと思う。朝明(アサゲ)谿谷に
駐車すると駐車料金がかかるので、どこでも駐めやすいジムニーで出かけた。朝明
駐車場を素通りして山手に向かって進み、登山口の少し先の最終地点に駐車した。
(4駆は便利だ)国見岳は標高が1175mあり、御在所岳1212mの隣で肩を並べており、
そこそこに高い。 登山口から標高差650m程を登ると山頂の大きな岩に到着する。
稜線にでると周囲に咲くアカヤシオの木々が点々と見られ、また御在所岳(中コース)
登山道の尾根筋の岩場がなかなか厳しく、見る者の目を楽しませてくれる。
 我々の期待に応えて、アカヤシオが結構咲いており、目を楽しませてくれた。途中、
所々にスミレや草花、樹木の花が咲き、これらを写真に収めながら登山できた。実は
今年はいわゆる登山らしきものはしていないので、高い山ではないが、トレーニング
としては適度な山歩きであり、快適な初登山となった。

<アカヤシオとは>
 東北南部から紀伊半島までの深山に自生するツツジの一種。ミツバツツジ、ゲンカイ
ツツジなどとともに、葉が出る前に花を咲かせるため人気が高い。栃木県や群馬県に
多く分布し、アカギツツジの別名がある。

以下、個別の写真を登録します。

     

    

  

以上です。

 

 

 


木曽路に春の草花を探索  - スミレ、他 -

2017-05-07 12:23:56 | 自然観察_野山

木曽路の野山、川に草花を求めて  -スミレ、他-

 4月30日、連休で天気も良さそうな中、相棒の希望もあって木曽路に草花観察に出か
けた。以前に行ったことのある木曽福島の山城跡への散策路を上り、スミレ等の写真を
撮った。
 里山にはソメイヨシノが満開に咲き、桜と雪の中央アルプス(三ノ沢岳、木曽駒ヶ岳、等)
のセット写真を取ることができた。
 下山後は、ケイリュウタチツボスミレを撮りに南木曾町まで戻り、木曽川の岩場にスミレ
を探した。以前出かけた時ほどは咲いていなかった(時期が10日位遅かった?)が、数株の
開花を確認できた。
 意外にいろいろな草花を見ることができ、景色をも堪能し、満足して家路に着くことが
できた。

以上。

<個別の写真>

     

      

       

        

       

      

      

    

      

<個別写真・終了>

 

 

 

 

 

 

 

 


街路樹の花  --ハナミズキ、ヒラドツツジ、等--

2017-05-06 15:03:18 | 自然観察_公園・街路

街路樹の花  --ハナミズキ、ヒラドツツジ、ナンジャモンジャ--

 ソメイヨシノが散り始めると、それまで冬枯れで土色だった高木の街路樹、トウカエデや
イチョウに白い芽が吹き始め、4月20頃になると黄緑色の新芽の成長が急速に進む。5月に
入る頃には、黄緑色の新しい葉は緑色が深まって、新緑の小枝は成長し垂れ下がり気味に厚み
を増す。この時期の樹木の芽吹きは高速である。
 一方、低木の街路樹、道路脇に植えられたヒラドツツジが一斉に花をつけ、4月末頃から
道路にピンクや赤や白の彩りを着け始める。5月2、3日では、陽当りの良いところでは満開、
一般的は2分咲き~6分咲き取った感じだ。また、清楚な花をつけるハナミズキも3~5分
咲き位に咲いてきた。
 これらのヒラドツツジやハナミズキもこの連休中が見頃であろう。
  連休後半に自宅周辺の道路を通ってみるとナンジャモンジャが綺麗に咲いてきた。白くて細い
花びらが心を清めてくれるようだ。

以下、個別の写真を掲示します。

      

    

     

  

     

以上。

 

 

 


「天子蒙塵」に思いを馳せる   -北京、天津-

2017-05-06 12:58:10 | 海外・歴史遺産の旅

「天子蒙塵」に思いを馳せる       (登録をやっと完了しました。5/6)

 浅田次郎の小説「天子蒙塵」を読むと天子が帝都「北京」から逃げ出すことを
意味すると書かれている。清朝を時代背景とした浅田次郎の小説「蒼穹の昴」「
中原の虹」では皇帝と宦官、大臣等の織りなす物語が歴史好きの読者を魅了する。
 この4月に北京、天津を旅するツアーに乗っかって、歴史遺産を見て回った。
天壇公園、頤和園、紫禁城、天安門広場、万里の長城、大都・遺跡公園(以上、北京)、
そして、日本租界跡(天津)等である。特に、紫禁城や天津・静園ではラストエンペラー
溥儀や奥方達の逃避行の様子(小説「天子蒙塵」)に思いを巡らすことができた。
 北京は流石に中華帝国の帝都であり続けただけに、宮殿は巨大であり、感服する。
日本文化の源流であるだけに違和感が無い。歴史小説に出てくる秦、漢、唐、元、明、
清、満州国などの歴史の舞台を思い描きながら、楽しく見学できた。
 現代の北京に目を向けると、2つの点で驚いた。上海も北京も巨大都市となりビル
が林立してきたことは想像していたが、社会資本、施設が思ったより整備され、噂に
聞いていた「汚いトイレ」が改善されつつあること、道路を走る車の殆どがベンツ、
BMW、トヨタ等の高級車であり、軽自動車は走っていない。(一般市民はまだ車を
持てない?)15億人の市民の5%が金持ちでベンツ等を持っているとうことか?
 また、街路樹が綺麗に整備され、郊外の道路脇の荒れ地には植樹が大規模に進んで
いた。

 

 

以上です。

 <参考>

    

    

以上