名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

釈迦ヶ岳(鈴鹿山系)へシロヤシオを求めて

2015-05-24 10:06:24 | 中高山の花_2000m級

 平成27年5月17日、満開のシロヤシオを求めて、鈴鹿山系の釈迦ヶ岳へ
出かけてきました。実は、昨年5月25日に松尾尾根の急騰を登りましたが、
釈迦ヶ岳(最高点1097m)から猫岳(1057m)、羽鳥峰へ至る山道では
シロヤシオが満開で、すばらしい気分を味わいました。今年は花の開花が
昨年より早いので、1週間早めて山行を計画しました。
 ところがどっこい、殆どの木には花芽も咲き終わった名残もなく、満開の木
は数本という状況でした。それでも、想定時期は適切だったと納得し、少ない
満開のシロヤシオの花を愛でて帰えることができました。
折角ですので、写真の終わりに昨年のシロヤシオの写真も掲示しました。
その他、イワカガミ等がきれいに咲いていましたが、シャクナゲやヤマツツジ
等も今年は花の付きが悪いようです。











<追記> 伊吹山「ヤマトグサを求めて」の花の名前を登録しました。 H27.5.26 



<個別写真>釈迦ヶ岳の写真を一覧で表示します。
H27.5.17撮影分








昨年(H26.5.25)撮影分


伊吹山 -ヤマトグサを求めて-

2015-05-19 19:13:02 | 自然観察_ヤマトグサ

 平成27年5月9日、「ヤマトグサ」の開花を確認するため、伊吹山(北側)に
登山した。この草は、日本固有種の特殊な草で、見かけは大型のハコベの
ような草だ。門外漢の私にはどのように貴重な植物かよくは分からないが、
とりあえず、写真をご覧いただきたい。生えているのは標高1000m位の地点
で、雨水が流れるガレ場の土手といったところだ。
この他、スミレ、ヤマシャクヤク(芍薬)、カタクリ等季節の花もご覧いただきたい。





「ヤマトグサ」とは・・・
Wikipediaの解説をご覧いただきたい。Wikipedhiaによれば、故.牧野富太郎
博士が発見し、日本人として初の新種報告を行ったとある。
実は、名古屋の偉大な植物学者、伊藤圭介公のご子孫の方が、一昨年に
このヤマトグサを確認したいと言われて、相棒(妻)が現場を知っていたため、
同行観察した経緯で、私はこの植物を知ったという次第である。










以下、個別の写真を掲示します。















スミレ探索 ー面の木 2015ー

2015-05-17 18:18:52 | 自然観察_スミレ

群馬県、中之条へのスミレ探索に続いて、平成27年5月3日には地元愛知県の
奥三河へスミレ探索に出かけた。名古屋から国道153号線を北上した。まず、
稲武の道の駅「ドングリ広場」へ立ち寄り、今晩の天麩羅用に「コシアブラ」を2束
求めた。
稲武から面の木公園、茶臼山方面への道に入り、スミレを求めて、山に入った。
今年は例年より1WK~2WK位、花の咲く時期が早いようで、例年群落で咲く
シコクスミレは殆ど終わっていた。数輪の花を見つけ、何とか写真に撮ることは
できた。数は少なかったが、ニョイスミレ、アケボノスミレ、シハイスミレ、オトメスミレ
等の花を見ることができた。








次回は5月9日に出かけた伊吹山の「ヤマトグサ」を掲載します。


スミレ探索(続き) ー群馬県・中之条ー

2015-05-15 21:50:15 | 自然観察_スミレ

 スミレ探索は中之条町「山里テーマパーク」プロジェクトのメンバーが事前に
 撮影地点を調査し、準備していてくれた。お陰で、可憐ないろいろなスミレを
 簡単に撮影することができた。
 4月28日は、中之条町から日本ロマンチック街道沿いの赤根峠周辺と沼田市
の望郷ライン沿いの山麓、4月29日は高山村山麓を行脚した。スミレの名前は
講師の「いがり」さんがその都度説明してくれたが、ズブシロの小生には正確な
聞き取りができなかった。従って、間違いもあるかと思うが、ご容赦いただきたい。
 撮影会を終えて、4月29日は万座プリンスホテルに泊まり、翌4月30日は
 白根山まで登り返し、横手山を右手に見て、国道日本最高地点(2172m)を
通り、志賀高原・高天原の青春に遊んだスキー場を眺め、長野ICへと下った。









スミレ探索 ー群馬県・中之条ー

2015-05-10 22:41:50 | 自然観察_スミレ

 4月28日、29日と群馬県中之条町役場の主催する「山里の写真撮影技術ワークショップ」という
会に参加した。時々、指導を受けている「いがりまさし」さんが講師と言うことで、参加を申し込んで
いたものだ。平たく言うと、スミレ探索趣味の会というところだ。かなり専門的な人達の会にずぶしろ
が入り込んで、常連の方々にはご迷惑をかけたかも・・・?
 中之条町の山手(山麓)、また沼田市の山麓を探索してスミレの撮影を行った。地元の方の案内で
山に入ったので、素人でもいろいろなスミレの写真を撮ることができた。






次回に続く

<お詫び>PCのハードディスクが壊れ、編集が遅れてしまった。現在は古いVistaPCを立ち上げ
WinUpdate2年分を行い、セキュリティソフトを更新し、メールを読み込んだり、ソフトを更新したり、
セキュリティチェックを行って、とりあえず、操作できるようになった。2、3日すればHDD交換の修理
済みPCが戻るようなので、また、ソフトなどの設定が大変だ。


高山に咲く可憐な花 -コマクサ-

2015-05-01 21:38:26 | 高山の花、高山植物

 コマクサの解説 「日本原産。高山の砂礫地に生え、「高山植物の女王」と呼ばれる。
 花が馬の顔に似ているので”駒”。乾きやすく養分も少ない不安定な礫地(れきち)
 に、柔らかい根を地中に深く伸ばして生きている。」・・以上、借用文

 私が百名山登山で見たコマクサを掲載することとした。本州では3000m級の
山に、東北では2000m級の山で見かけた。特に大きな群落が広がっていたところ
では、蔵王・熊野岳、御嶽・継子岳、八ヶ岳・横岳、草津白根山が見応えがあった。
 百名山一筆書き登山の田中陽希さんが草津白根山でコマクサを見て「珍しい花
ですね。初めて見た。」と言われたのが印象に残っている。







<個別写真>