名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

南方の戦地に慰霊巡拝 --フィリピン・レイテ島など--

2016-02-28 00:08:46 | 海外・慰霊巡拝_フィリピン

 南方の戦地(フィリピン・レイテ島)に出向き、現地で亡き父の霊を供養した。
(父は第26師団、独立歩兵第12連隊に属し、レイテ島カルプゴス山にて戦死)

 昨年、戦後70を経過して戦没者や犠牲者の供養が行われたが、私もケジメとして
戦死した父の供養のため、国(厚労省)の主催する慰霊団への参加を申込していた。
昨年12月に参加選定の通知を受け、この2月17日から26日までの行程で現地に
出向き、慰霊巡拝を行った。(天皇陛下が先に1月26日から比国を訪問されている)
 慰霊団には73名が参加し、地区別に4班に分かれ、慰霊巡拝を行った。私は第3班
(22名)でビサヤ諸島(サマール島、レイテ島、セブ島)の慰霊団に配置された。

 ブログ掲載については躊躇したが、レイテ島だけで7、5万人が戦死(フィリピン
全土で51万人が戦死)している。数多の遺族は、戦地はどんなところか、まだ見ぬ地
を想像している方も多いと思い、敢えて掲載することとした。

1.サマール島・北部    2.レイテ島     3.セブ島 の順に掲載

1.サマール島・北部      

2-1.レイテ島にて亡き父を慰霊

 南方の戦地(フィリピン・レイテ島)に出向き、現地で亡き父の霊を供養した。
 父の戦死したカルプゴス山は北カルプゴス(地名)の山塊を指すようでしたが、
丘陵に近い比較的低い山並みが続き、現在は明るくて大変のどかな土地となっていま
した。住民も協力的でした。
 北カルプゴスの山頂近くの高台に祭壇を設け、父の霊を供養することができました。

<今回の慰霊で分かったこと>

 個人的には、厚労省から頂戴した戦闘関連資料は詳細に調査されており、ご苦労に
感謝している。また、現地日本人ガイドの戦況説明は分りやすく、大変参考になった。
  厚労省からいただいた資料によれば、父の所属した第26師団、独立歩兵第12連隊
(連隊長:今堀鉄作)の父の大隊は、S19年11月3日に応援部隊としてオルモックに
上陸し、オルモック付近の戦闘に参加、次いでアルベラ付近の戦闘に参加、その後、
師団主力と共にシラット方面に転進し、S20年4月5日から7月3日のカルプゴス山
の戦闘において部隊は全滅した。
 ガイドのS氏の解説によれば、連隊長は7月4日に副官(東島大尉)に上部への報告
を指示した後、自決された。東島大尉を含む伝令5名はカルプゴス山を後にしたが、
全員米軍に発見され銃弾に倒れた。しかし、東島大尉は重体(意識不明)で米軍に収容
されて回復し、捕虜となった後、日本に復帰された。このため、独立歩兵12連隊の
行動の全貌が明らかになったとのことである。

以下、個別の写真を掲示します。

     

    

    

    

 

以上。 (No.2に続く)  アドレス: https://blog.goo.ne.jp/ms_blog_trecking120/e/8e0026fdb24003b43adf4003f75e946b?fm=entry_awc

 

 

 


伊豆大島のカメリア・マラソンを走りました。(2月14日)

2016-02-15 22:50:35 | 保養と教養

伊豆大島のカメリアマラソン

 登山の相棒が大島へ椿を見に一緒に行こうというので、2月に出かけることと
していた。調べてみると2月は丁度、椿祭りの最中で、おまけにカメリア・マラ
ソンがあるということが分かった。
 相棒殿が一緒に走ろうというので、いやいやながら、パンツと靴を半額セールで
確保し、タイツはあるのでマラソンの形は整った。申込は(老人対象の?)5Km
健康マラソンという一番軟弱なコースを選んだ。
 とりあえず、東山一万歩コースのショートカットを2回練習した。(半分歩き)
 本番は主催者に迷惑をかけないように、まず、最初の1Kmは止まらずに走り、
最後の500mも止まらずに走ることを心に決めて、後は運を天に任せた。
 10Km(一般)と5Kmの女性グループは1000人以上いるかと思われたが、
私の軟弱グループは148人おり、私は意外に順調に67位で完走しました。
(タイムはノーコメント)いい経験になりましたが、継続したいとは思いません。

椿園見学とオオシマザクラ

 大島で前泊しましたが、前日にレンタカーを借りて、大島の椿園と大島桜の原木
等のポイントを見学しました。三原山は強風とガスの中にて見ることはできません
でした。帰りは春一番の強風が吹き荒れ、熱海港行きのジェット船は全便欠航となり
、大型船「サルビア丸」6000トンに変更して横浜港に戻り、新幹線切符を取り
直して、夜遅くに帰宅しました。疲れました。 

 椿園へは、岡田港にてレンタカーをかり、周遊道路を辿り、まず大島公園の椿園を
訪ねた。3000本の椿があるそうです。周囲には大島桜も咲いて見頃となって
いました。次いで、大島桜の原木・天然記念物を見物しました。原木は老木となり、
添え木に支えられ何とか活きている感じです。 

ご存じかと思いますが、やわらかな桃色のソメイヨシノ・桜はこの大島桜とエドヒ
ガン・桜の交配によってできています。ソメイヨシノはワシントンを始め世界中に
届けられておりますが、種が採れないの全て接ぎ木で増やされています。全ての
ソメイヨシノは1つのDNAからできているらしい。 
 

 周遊道路を進み、筆島を見て、さらに南下すると波浮港の見晴台にでる。昔から
漁港や避難港として使われてきた。次に最南端を回り、北上をはじめると見事な
習曲地層が現れる。さらに、しばらく北上するとイヌマキの自生地の看板があり、
立ち寄りたかったが車の返却とバス乗車時刻が迫ってきたため省略し、岡田港に
もどった。三原山の中腹のホテルに泊まったが 、春一番の嵐とガスで何も見え
なかった。明日のマラソンが開催されるのかか心配された。

以下、個別の写真を掲載します。

         、

        

       

          

      

        

(以上、事情があり編集が遅れました。悪しからず。)


パリの散策  --シャンゼリゼ通り、など--

2016-02-12 08:00:00 | 海外・旅行記

 イスラミックのテロと難民問題に揺れるパリだが、まだ静かだった5年前(2011)
に立寄り程度の散策をした。この時期はまだブログもやっていなかったので、整理
のつもりで登録させていただいた。

1)シャン・ブラ          

 シャンゼリゼ通りをショッピングしながらブラブラ歩くのを「シャン・ブラ」と
いうだろうか?辞書を引いても出てこない。「銀ブラ」は、ちゃんと出てくる。
 片言の英語をこねくり回しながら、何とかシャンゼリゼ通りを歩くことができた。
 ヴィトンの本店には25年前に一度、家族旅行で寄った気がするが、今回も
チャレンジした。私はベルトをカードで求め親切に応対してもらった。が、隣には
いかにも成金そうな中国人が200万円位の札ビラを切りながら応対を求めていた
が、店員は見向きもせず、貧乏人の我々を優先してくれた。
 次は高級カフェ(ホテルの1階テラス)でコーヒーを飲んだが、確か1600円位
だった。さらに、シャンゼリゼ通りをブラついたのち、ムール貝のワイン蒸し
ボールに山盛り)を食べに、地下鉄に乗り次の目的地に向かった。


2)エッフェル塔の夜景と電飾

 夕方、エッフェル塔を見学した。薄暮れの時点から待機し、夜空にエッフェル塔
がライトに浮かび上がる時刻を待った。丁度、点滅する光の電飾も見ることができ、
ラッキーであった。

3)街の風景
 スイスのローザンヌからパリへと乗ったTGV、バスで回った市内(車窓)、買物
や食事のための散策、などで撮影した写真をご覧ください。
 ラファイエット百貨店はドーム型の巨大な空間を有し、パリならではの贅沢な造り
に感動しました。オペラ座近くのムール貝の店はレオンと言い、ベルギー本店だが
パリに数店舗を開店しているようだ。

以下、個別の写真の一部を掲載します。

     

     

      

      

以上。

 

 

 

 


冬の植物園 -膨らむ木の芽、早咲きの花、など-

2016-02-06 21:28:06 | 自然観察_樹木の花

 1月下旬、冬の植物観察に東山植物園(名古屋市)へ何回か出かけた。
 この時期、植物園では、椿の開花が進んでいる。また、いろいろな木の芽が
膨らんでおり、早咲きの梅や桜が開花をはじめていた。中でも、ロウバイが
満開に咲き誇っていた。
 植物園の展示コーナーでは、恒例のガイド・ボランティアの作品展が開催
され、皆さんの1年間の調査、観察、描画等の作品が沢山展示されていた。
 私には、楓の標本展示が参考になった。20種類近くの楓があるとは
知らなかった。その他、杉の調査研究や植物写生画、また山や花の写真等
が目を引いた。


冬の御嶽山 -遠望-

2016-02-03 21:27:09 | 冬の風景

 冬になると、よく晴れた寒い日には、名古屋市内からも御嶽山を遠望できる。
 今日(2月3日)はよく晴れていたので、平和公園によって御嶽山を撮影した。
 なかなかよく撮れた。実は昨日も立ち寄ったが、御嶽山に雲がかかって、旨く
撮影できなかった。
 先に、掲示した写真(12月18日撮影)も再掲しますので、合わせてご覧
ください。

以上。