名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

春を待つ東山の森_2  -2019.2.23 椿園-

2019-02-28 12:10:03 | 自然観察_梅、桃、等

 椿園を散策し、綺麗に咲いた椿の整理をしてみた。椿には既に終わりかけの木、
これから咲く木といろいろだが、全体的に見るとピークを少し過ぎつつあるように
感じた。それでも、沢山の椿が綺麗に咲いており、綺麗な花を見つけては写真に
納めた。
 名古屋界隈で有名な「太郎庵」、「関戸太郎庵」、「有楽」、「常満寺」や
可憐な花をつけた侘助などが綺麗に咲いており、赤、白、ピンクの椿の花や、
 これらが組み合わさった色とりどりの花が咲き、目を楽しませてくれる。
 椿園を出て合掌作り(白川郷)の建物に立ち寄ると、石田流・家元の生け花の
展示があり、冬の山形をイメージした生け花等3点の展示を見、かつ解説を聞いた。

以上です。

以下、個別の写真を掲示します。(写真をクリックすると拡大します)

    

       

      

       

       

       

    

終わりです。


春を待つ東山の森  - 2019.2.23 植物園 -

2019-02-24 10:39:02 | 自然観察_植物園、等

 少し暖かくなってきたので、久しぶりに植物園に出かけてみた。動物園・正門前
を通ると子供連れの家族が列をなして切符売り場に並んでいた。今日は年間パスを
購入するため、切符売り場に寄る必要があるが待ち行列が長いので、直接、植物園
を目指すこととした。植物園・入口は空いており、年間パスは即、購入できた。
 この時期(2月~3月上)は、花物は少ないが、椿が見頃のはずなので、まず、椿園
を目指した。途中、也有園の前にはフクジュソウが群生し、黄色の花が日の光を
浴びて綺麗に咲いていた。

 椿園には沢山の椿の木があり、既に終わりかけの木、これから咲く木、いろいろ
だが、全体的に見るとピークを少し過ぎつつあるように感じた。それでも、沢山の
椿が綺麗に咲いており、綺麗な花を見つけては写真に納めた。名古屋界隈で有名な
「太郎庵」、「関戸太郎庵」、「有楽」、「常満寺」なども綺麗な花をつけていた。
 椿園を出て合掌作り(白川郷)の建物に立ち寄ると、石田流・家元の生け花の展示
があり、冬の山形をイメージした生け花、他の展示と併せ3点の解説を聞いた。
(椿園の椿は種類が多いので、整理して後刻登録する)

 更に園内を進むと、この時期の定番、シナマンサク、ロウバイ、ソシンロウバイが
黄色の花を満開にして、目を楽しませてくれた。ヒュウガミズキ、ミツマタがつぼみ
を膨らませ、ボケがチラホラ咲き始めていた。

 更に進むと梅園(下の梅園)があり、早咲きの梅がピンクの花を咲かせていた。
青軸など一般的な梅は蕾を膨らませ、これからというところだ。

 ここから、上の花壇(標高100m弱)へと坂道を上がり、パンジー等が植えられた
花壇を通過し、梅園(上の梅園)に立ち寄った。この梅園もチラホラ咲きかけており、
見頃は3月頃と感じた。

以上です。 以下、個別の写真を掲載します。

     

       

     

    

   

     

 

 終わり。

 

 


私の農業  - ジャガイモ 2019.2 -

2019-02-21 22:00:33 | 野菜作りに挑戦

ジャガイモの植付け  - 2019.2 -

  ホームセンターの植栽コーナーに行くと、1月中頃からジャガイモの種芋が
並べられている。物の本を見ると、植え時は2月末から3月が一般的らしいが
早くから並んでいると少し焦ってしまう。売り切れると心配なので、2月中旬に
4Kgを、下旬に2Kgの種芋を買った。 芋の種類は、キタアカリ3Kg、メーク
イン2Kg、グランドペチカ1Kgだ。昨年は購入した種芋は2Kgで、残っていた芋を
1Kg程度植えたので、比べると今年は2倍となる。
 比較的大きめの種芋は2つに切り、切り口に灰をまぶした。農家の人から、少し
日に当てた後、芽が出てきたら植えると良いと聞いたが、寒い日が多くなかなか
芽がでてこない。多少心配があるが植えることにした。ホームセンターには10度
以上にならないと芽が出ないと書いてある。植えたら、不織布をかけて保温に
配意することとした。
 テレビのクイズで、日本では切り口を下にして植えるが、欧州では切り口を
上にして植えると紹介があった。欧州の植え方だと芋に土寄せをしなくても良いと
いうので、切り口・上を半分、切り口を下にするのを半分と、半分ずつ植えて実験
することとした。
 都合、畝3列に種芋を植えた。

 ついでで恐縮だが、少し成長してきた野菜をご覧下さい。玉葱は2月中旬になって
急速に成長を始めた。絹サヤエンドウ、スナップエンドウも少し成長してきた。
また、昨年11月に実験的に植えて見た(移植した)葉物野菜は、希望としては
2月頃に食べられないかと期待していた。しかし、1月2月は寒くて全然成長せず、
失敗したかなーと見ていたが、2月中旬から急速に成長を始めたように思われる。
この分だと3月には小松菜、ホウレンソウは食べられそうだ。タカナ、紅株、大根は
3月下から4月には食べられそうな気がしている。まずまずは成功と言えるだろう。

 次回は、空豆、ニンニク、イチゴなどを報告予定です。


隠れた名刹  -大澤寺-

2019-02-16 11:49:00 | 庭園鑑賞(日本)

 2月13日、奈良・白鳳時代から続く神福山・大澤寺(ダイタクジ)を訪ねた。
 役行者(エンノギョウジャ、役小角とも言う)が8世紀に開山し、修験道のお寺として
スタートしたようだが、空海がこの地を真言密教のお寺として充実強化し、
真言密教の修行場(聖地)として活用したようだ。以降、南朝方のお寺としても
栄え、また紀伊・徳川家の祈祷所として庇護を受けたようだ。後方に神福山
(800m)を控え、谷筋からは高野山を遠望できる閑静な山間のお寺さんだ。
 住所は奈良県、五條市大澤町。細い田舎道をクネクネと登っていくと、白壁の
お寺さんにたどり着く。標高は300m位だろうか?人けのない静かなお寺さんだ。
駐車場は20台位が停まれそうな感じで、比較的広い。このお寺さんは薬師如来を
本尊とし目の病気に薬効がある泉があるようだ。
 通用口を入ると大きな木があり、左手に目洗い井戸?、右手には池が長く伸びて
いる。池の中央には立派な太鼓橋がある。ここの外側が正門のようだ。樹齢500
年ともいう立派な百日紅(サルスベリ)が植えられている。境内には大きなモミジの木も
あり、紅葉の時期には背景の山々の中にモミジが映えて美しいそうだ。山合いの
この地は地下水が豊富で、上流からの川はないが清水が湧く地のようだ。ここから
流れ出る水が、水沢川(ミナソガワ)となって五條市に下っている。
 立派な庭のたたずまいをご覧いただきたい。

 

現存のお寺の建物には本堂と庫裏がある。本堂には正面に薬師如来が(垂幕奥に)
飾られ、右側に空海像、左に役行者の像がある。私達は住職のお手ほどきの下に、
心を無にして般若心経を唱え、終わりに願い事の成就を祈った。
 何故、このお寺さんを訪ねたか?
 実は、こちらの住職さんが大学の同級生であり、この同級生のお世話で、同窓会を
この秋に高野山で開くことになったため、打合せに出かけたものだ。素晴らしい
お寺さんで、立派なお坊さんになったと友人から聞いていたので、一度、お訪ねしたい
とかねがね思っていて、実現した。

 「雑感」空海を思う

 真言密教の開祖、空海は巷では弘法大師として親しまれているが、日本が生んだ
天才の一人だと私は思っている。私の仕入れた知識は司馬遼太郎「空海の風景」
が主だが、天才、神がかりの様子が理解できる。前後する時代では、阿倍仲麻呂や
聖徳太子も天才といえるだろう。空海の達筆、語学能力、理解力はすごかったようだ。
和語、中国語、サンスクリット語を完璧にこなし、中国の青竜寺・恵果和尚(阿闍梨)から
密教の秘儀を全て伝授され、潅頂の儀式を経て、1000人を超える弟子の中から密教・
恵果(阿闍梨)の継承者となった。日本に戻った後、真言密教を開き、835年に入定
(没すること)した。(774年~835年、満60才)

以上です。

 

 


真冬の菜園    -2019.2-

2019-02-09 10:16:17 | 野菜作りに挑戦

 農業2年目の菜園は、2月に入り採るものもなくなり、休業に近くなっている
が、早春に向けて、若干の草取り、畝の整備、11月に試しに植えた葉物野菜の
観察、イチゴ苗やエンドウ豆(絹サヤ、スナップ)や空豆の霜よけなどに注意を
払っている。タマネギ苗やニンニク苗は一応、順調に育っている。
 12月、1月には大根や株、ニンジン、小松菜などの葉物や根菜は食べ尽くし
たので、耕耘機で耕し、畝を作って次のジャガイモの植え付けように準備した。
9月頃植えたホーム玉葱が食べ頃となっているが、これも2月中旬には食べ尽くす
ことになる。
 11月に試しに植えた、大根、小松菜、高菜、紅株(飛騨紅株)などが、霜よけ
の防虫ネットの下で、何とか生き延びている。10cmに育ってきた。2月末~3月
には食べられそうな気がするので、楽しみだ。
 ホームセンターに行くと、ジャガイモの種が売り出されていたので、キタアカリ
と南米産の少し赤い種芋を買った。少し大きな種芋は2つにきり、切り口には灰を
まぶした。農家の人に聞くと、しばらく日に当てておくと芽が出てくるので、それ
から植えると良いときいた。 8

 

 次は、ジャガイモの種の植え付けを報告したい。 以上です。


スペインを駆け巡る_6  -マドリード、他-

2019-02-04 05:14:20 | 海外・旅行記

 トレドからマドリードに戻り、マドリード市内を順次巡った。最初にマヨール広場に
入り、昼食を取った。次いでプラド美術館に入場したが、少々疲れ気味で休息になった。
次いで、スペイン広場に向かい、ドンキホーテの像を見物した。最後にスペイン王宮を
外から見学し、また王宮前の庭園を見物した。
 この間、マドリード市街を車窓から見物した。シベール広場や凱旋門、また街の中心
部を見物でき、マドリードの雰囲気を味わった。
 この日はスペインの最後の宿泊となり、30Km程離れたエナーレス(市か町か)の
パラドールに宿泊するため、現地へ向かった。パラドールは国営のホテルで、日本でいう
高級国民宿舎といったところだ。この時点で94ホテルが開業しているとのことだ。
エナーレスのパラドールは中世の修道院を改装・改築した物で、中庭に片鱗が残っていた。
宿舎に入った後、エナーレスの街を個人的に散策したが、街はお祭りのようなイベントが
あり、賑わっていた。街の真ん中にある公園&広場は素晴らしく、人々が寛ぐ姿が、品良く、
ハイソな人々に見えた。
 パラドールでは、最後の宿泊とあって、旅行社も気張ってディナーを提供してくれた。
ビールで乾杯し、旅の成功に感謝した。

以上で、スペイン旅を終了します。


スペインを駆け巡る_6  -古都、トレド-

2019-02-01 22:17:36 | 海外・旅行記

 少し、間が空いてしまったが、続きとしてスペイン旅の続きを投稿する。
 6日目は、まずマドリードから古都トレドへ向かった。タホ川の対岸から
トレドの旧市街を眺めたが、昔の面影を色濃く残しているように見えた。
 トレドは六世紀頃の西ゴート王国(キリスト教国)の首都として栄え、
その後、コルドバを首都とした後ウマイヤ朝(イスラム教国)に組み込まれ、
後ウマイヤ朝が崩壊すると、トレド王国の首都となった。11世紀末(1085年)
には、キリスト教国に戻ったが、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の文化が
入り交じり、これらが融合した建築物、文化が残って今に至っている。
 スペイン・キリスト教(カソリック)の本山はトレドにあり、宗教の中心地と
して大司祭が君臨した。大聖堂(カテドラル)はスペインで最大の規模であり、
内部の装飾も目を見張る素晴らしさであった。

以上で、トレドを終わります。