名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

御嶽山、登山道に咲く花

2015-02-28 17:39:33 | 百名山の花_中央アルプ...

御嶽山の稜線・中腹登山道に咲く花々 
御嶽山の自然観察には平成25年8月に中の湯/黒沢口から登り、8合目・女人堂を経て三ノ池、
四ノ池、継子岳、飛騨頂上、三ノ池の順に稜線をを回ったが、特に8合目・女人堂(2400m)から
三ノ池(2600)に至る登山道、また四ノ池を経て継子岳(2859m)、飛騨頂上にかけて、珍しい草花や
可憐な花を見ることができた。









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御嶽山の風景

2015-02-25 22:33:37 | 登山_中央アルプス、御嶽山、八ヶ岳、他

御嶽山の風景 

御嶽山(剣ヶ峰、3067m)へは平成24年7月に日本百名山登山の百座目として友人たちと記念登山を
行った。登山口は田ノ原からである。この他に登山歴としては平成21年秋に濁河温泉/岐阜県から飛騨
頂上へ、また平成25年8月には中の湯/黒沢口から登り、8合目・女人堂を経て四ノ池、継子岳、飛騨
頂上、三ノ池を回った。また同年10月には紅葉を求めて女人堂までの登山を行ってきた。また、昨年は
大噴火の一週後に8合目・女人堂に紅葉を見に出かける予定であったが、間一髪のところで命拾いをした。
自然観察の視点では、8合目・女人堂から三ノ池、継子岳、飛騨頂上にかけて、珍しい草花や可憐な花を
見ることができた。








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春の息吹

2015-02-21 08:19:42 | 自然観察_植物園、等

2月19日午後、気温12度、快晴。
時間ができたので、カメラ片手に植物園(東山公園/名古屋市)に散策に出かけた。ロウバイ、マンサク、フクジュソウが満開、梅やボケが開花を始めていた。シキミは蕾をつけ、ツツジやトサミズキはまだ固い芽だがそれを膨らませつつあった。





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雪見旅 ・・・高山へ・・・

2015-02-14 23:06:28 | 冬の風景

雪見の旅に、2月14日、高山へ出かけた。車窓に見る高山周辺の民家の屋根には約1mの雪が積もり、いかにも重そうな感じがした。10時に高山駅に到着したので、高山の街を散策しながら高山陣屋・跡へ出かけ、朝市を見学した。ついで、伝統工芸の店(春慶塗や一位一刀彫等)を見学した後、船坂酒造のレストランで飛騨牛ステーキを食べ、蔵元の「深山菊」の新酒の利酒をした。その後、酒蔵公開中の川尻酒造で見学と試飲をしたが、なかなかコクがあった。ここのお酒は7年ものの古酒(20度)「ひだ正宗」が有名だそうで、ワンカップの古酒を買って帰りの電車で飲むことにした。帰りに国分寺に寄ったが、15時半を境に多くの観光客で賑わっていた商店街から一気に観光客の姿がなくなり静かになった。充実した雪見旅となった。






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鳳凰三山、日向山に咲く花_1 --オオビランジ&タカネビランジ--

2015-02-06 20:52:23 | 百名山の花_南アルプス

鳳凰三山、日向山とその山麓 (1)


 南アルプスの北部に位置する鳳凰山は薬師岳、観音岳、地蔵岳の三山により構成される日本百名山の一つ
である。これらの山頂からは北岳、間ノ岳、甲斐駒ケ岳等の南アルプスの巨大な山塊が眼前に横たわる様を
見ることができる他、東側には富士山からのご来光を眺めることができる。
 日向山(1660m)は甲斐駒ケ岳、地蔵岳の東側に隣接する。この山ではオオビランジの花を見ることができ
る。(平成24年9月に登山)
 私は鳳凰三山には相方と共に3回チャレンジした。最初は平成15年11月に御座石鉱泉から登り、地蔵岳、
観音岳を経てドンドコ沢を下り青木鉱泉に下山した。2回めは平成24年8月に夜叉神峠から入山したが雨が
強くなり写真をうまく取れなくなったため、薬師岳まででUターンした。しかし、目当てのタカネビランジは
十分撮影できた。3回めは平成25年9月に再び夜叉神峠から入山し、薬師岳、観音岳、地蔵岳、高峰を縦走
し白鳳峠から広河原へ下山した。この3回目の山行では、快晴の中、南アルプスの山々の迫力ある姿を間近に
見ながら、また北アルプス、中央アルプスを遠望する素晴らしい山行を行うことができた。
 ここでは、タカネビランジ、オオビランジの花を中心に観察した花々と鳳凰三山から見る南アルプス北部の
山々を掲載する。






  日向山とオオビランジ


<参考>伊藤圭介翁
 オオビランジは名古屋出身の植物学者による命名であり、名古屋の東山植物園には圭介翁の展示室が設け
られている。略歴は以下のとおりである。
 伊藤圭介(享和3年(1803年)~明治34年(1901年))は、名古屋(呉服町)に生まれ、幕末から
明治期に活躍した。名古屋で医者(父:西山玄道)の家に生まれ、医者になったが、長崎にて「シーボルト」から
本草学を学んだ。「シーボルト」から「ツンベルク」の「日本植物誌」をもらい、これを翻訳して1829年
(文政12年)、「泰西本草名疏」を刊行した。東京に移り明治政府に仕え、晩年、東京大学教授に任ぜられて
日本初の理学博士の学位を受ける。その功績により、伊藤の名を付けられた植物には「タカネビランジ」、
「オオビランジ」の他に、アシタバ、イワチドリ、イワナンテン、ユキワリイチゲ、スズラン、ヒカゲツツジ、
マルバスミレ、シモバシラ、等がある。牧野富太郎と並ぶ偉大な日本の植物学者である。

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