5月18日(2017年)、予定があいたので相棒とシブカワツツジの開花状況を観察に
引佐町・渋川に出かけた。昨年、蛇紋岩地に咲く花を探しにでかけたので、今回は2回目
になる。村の郵便局の職員の話では3分咲き位とのことだったので、期待して出かけた。
548mの枯山は未だ蕾でがっかりして下山したが、下山してツツジ公園(200m位?)
に出かけると、ここはまあ3分咲き位に花をつけていた。大きな3枚の葉と濃いピンク色
の花が特徴で、綺麗に写真に収めることができた。
この地は、今話題の井伊直虎の治めた地域であり、井伊直虎の幟が至る所に建てられていた。渋川郵便局近くに井伊直親など数名の墓が有り、帰りにお参りした。
<シブカワツツジ>とは、別名ジングウツツジとも言い、ミヤマツツジの仲間で、葉は3枚、
花も同様に3輪ずつ開花。背丈は3mに達し、濃いピンク色の花を咲かせる。シブカワツツジ
は、蛇紋岩という岩石を含んだ地帯にのみ自生する分布範囲の狭い貴重な植物です。
浜松市北区引佐の渋川つつじ公園には、シブカワツツジが野生で群生している。公園内
には約4000本が自生していて、群落は県の天然記念物に指定されている。絶滅危惧Ⅱ類、
絶滅の危険が増大している種として、環境省のレッドデータブックに登録されている。
以下個別の写真を掲載します。
以上。