名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

オオヤマザクラの探索_2

2023-12-04 12:01:08 | 自然観察_桜・野生種

 研究熱心な相棒に同行して安曇野の北部谷筋にオオヤマザクラの探索に 出かけてきました。とりあえず、この日に泊まる白馬・東急ホテルまで、道路脇に 目を光らせながら、147号線、148号線を北上した。木崎湖脇に2本のサクラ( オオヤマザクラ)が綺麗に咲いていたので、写真に撮った。中綱湖のオオヤマ ザクラが有名なので、立ち寄って見たが、全くの蕾のようで、期待外れだった。 翌日、自生のオオヤマザクラを探すこととし、行程を進めた。明日の天気が良く なることを祈りながら、初日を終了した。  2日目は、まず白馬村周辺あるオオヤマザクラを撮影し、次いで148号線を 北上し、小谷村まで進んだ。ついでに小谷温泉と栂池高原スキー場へと足を 伸ばし、オオヤマザクラらしきサクラを写真に納め、またサクラの咲く山の遠景を 写真に納めた。   この日は10時頃からみぞれとなり、昼頃、一旦止んで薄日も差したが、13時 頃からは本格的な湿った雪となり、気温も下がって5度位となり、寒さに震えた。

 ところで、以前に、新潟県の巻機山・山麓で大株のオオヤマザクラを見てきた ので、ここ白馬村周辺のオオヤマザクラは小ぶりで見劣りがする。一方、特徴を 見ると、オオヤマザクラは、花自体は花びらがやや大きめでピンク色が少し濃く、 幹はケヤキのように分かれて伸びる傾向がある。

  参考に、巻機山・山麓で見たオオヤマザクラをもご覧いただきたいと思います。 登録したブログのアドレスを以下に記載しますので、クリックしてご覧下さい。 (但し、PCでご覧の方のみ。スマホはNG。) 

  「見事なオオヤマザクラ」  2016.4.29 登録 

  上記のURLのアドレスにミスがありましたので、修正しました。(2023.12.4)

                              以上です。

    

 

 


名古屋の桜は今?  -2020.3.25-

2020-03-28 05:27:56 | 自然観察_桜・野生種

 名古屋の桜の開花を、定番コースを回ってみてきました。
例年開花の早い山崎川のソメイヨシノですが、今年は本当にチラホラの状況です。
満開は週末の雨が上がって、暖かくなる数日後でしょうか?
  まず、山崎川の桜からご覧下さい。 
 次いで、東山植物園の「桜の回廊」へ出かけてきました。新型コロナ風邪の影響か
人では例年と比べると少ないですが、そこそこの人が桜観賞に訪れていました。入口の
江戸彼岸や小彼岸桜の大きな木は満開の様に見えますが、8分咲きくらいでしょうか?

 次いで、主階段の方向へ進みますと少しピンク色の強い神代曙・桜がほぼ満開に咲いて
人目を引きつけてきます。主階段の両側に咲く糸桜も少し濃いめのピンク色で、7~8分
咲きと行ったところでしょうか?
 階段を下ると右側の方に満開の桜が見られます。銘板を見ますと天城吉野、小彼岸桜、
越の彼岸桜などで、下段の斜面を満開の桜でピンク色に染めていました。

以上。

 

 


大島桜(オオシマザクラ)の原木 - 2016.2 -記録

2019-04-30 18:32:02 | 自然観察_桜・野生種

  オオヤマザクラの記事を整理していて、大島桜(オオシマザクラ)の記事をどこかの記事の中に 書いたが、どこにどういうタイトルで書いたか、忘れてしまっていた。調べていると、平成28年2月 13日、14日に伊豆大島へ行って、観察していたことを思いだした。  オオヤマザクラと字が似通っているが、れっきとした原種であり、サクラの代名詞、ソメイヨシノの 元となった木なので、ここに登録することとした。日本の桜、ソメイヨシノは大島桜(オオシマザクラ) と江戸彼岸桜(エドヒガン)の交配でできた桜であることは有名である。

<参考>

以上。


クマノザクラを観察してきました。 -2019.3 南紀-

2019-03-17 17:13:20 | 自然観察_桜・野生種

 相棒の提案にて、3月12日に南紀・串本町手前の古座川町にクマノザクラの
観察に出かけた。名古屋を7時半に出発したが、現場に着いたのは正午前となった。
なかなか遠い。古座川町・役場に寄った後、標本木のあるという「虫食岩」近くの
現場に向かった。標本木と書いた看板のあるクマノザクラは大きな株でケヤキの
ようなスックとした幹が株立ちの形で伸びていた。花は淡いピンク色で清楚で綺麗だ。

 さて、標本木を見た後、自生する桜を探しながら里山を探索したり、車で古座川を
上流に向かって進み、クマノザクラの開花している山を眺めてきた。花が付いて
いるのは高木が殆どで、30倍の望遠レンズで辛うじて花びらの写真を撮ることが
できた。

 原稿登録をしようと「クマノザクラ」名でInet検索をすると3/16に古座川
町主催で、見てきた標本木の前でクマノザクラの観察会があったと記事が出てきた。
我々が見たときは5~7分咲きだったが、昨日の観察会のサクラは満開の写真だった。

以下、個別の写真を掲載します。

    

      

     

   

     

   

以上です。


見事なオオヤマザクラ  -新潟・中越地方-

2016-04-29 12:59:07 | 自然観察_桜・野生種

4月21日、小出(魚沼市)から南下して巻機山・登山口(南魚沼市清水)へ移動
し、民宿「やまご」に泊まった。6年前に巻機山へ登った時に利用した宿だ。
 ところで町名だが、2004年に町村合併があり中越地方は長岡市、魚沼市、
南魚沼市、十日町市、等となった。旧・小出町村は魚沼市(四日町等)に六日町清水
は南魚沼市清水だ。新しい町名はなかなか頭にスーっと入ってこない。老齢化のせい
だろうか?
 前回も今回も、やまごのご主人(小野塚高一さん)からいろいろな話が聞けて大変
参考になった。夕食の山菜料理も最高だった。床の間の槐(エンジュ)の梁や太い床柱も
立派だ。今回は相棒の問いかけで、「オオヤマ桜」について解説を聞き、現地の紹介を
していただいた。やはり、訪ねて来てよかった。
 翌日は巻機山の登山口周辺でオオヤマザクラの写真をとり、巻機山に中腹まで登った。
例年、この時期には残雪が多いそうだが今年は非常に少なく、5合目までは山道には
全く雪はなかった。「タムシバ」「ハウチワカエデ」「マンサク」「イワナシ」の花や
イワウチワ、ショウジョウバカマ、等の野草が咲いていた。午前中は霧雨のため遠景
写真はうまく撮れなかったが、ご覧いただければ幸いである。

 清水峠 (雑感)

 この峠は上越国境である。この峠の下は清水トンネルが通っている。JR上越線で、
群馬側の土合駅を降り谷川山麓沿いに北上すると行き着く。新潟側からは、六日町から
国道291号を南下し清水()をへて到達する。清水峠という名前は新潟側の清水
という地名から来ているのであろう。
 個人的な話で恐縮だが、その昔、新入社員で前橋市に1年ほど勤務した折、地元の先輩
が山登りの案内をしてくれて、土合駅から白毛門、朝日岳へ登り、谷川岳の荒々しい岩壁
を眺めて感服した。次いで清水峠に下り、谷川岳の麓(幽ノ沢、一ノ倉沢、マチガ沢の岸壁下)
を通って土合駅に戻った。
 今回出かけた南魚沼市・清水という土地から清水峠へと繋がっているのを知って一気に
親近感が増した。次に機会があれば、昔のこの街道(清水峠)を歩いて通過してみたい。
地図にはこの道は謙信尾根と書かれている。上杉謙信が関東へ貫ける時に通ったのだろう
か?興味をそそられる話だ。

  帰りにJR上越線・塩沢駅付近を経由し、塩沢つむぎ記念館と牧之通りに立ち寄った。

以下個別の写真を掲載いします。

      

      

  

      

      

     

     

  

以上。