6月20日、英国滞在4日目にハンプトンコート宮殿に出かけた。ガイドブックを
見ると立派な庭園が目につく宮殿だ。ロンドン中心部のウォータールー駅から電車で
約35分を要するが、現在、テニス行われているウィンブルドンを通過すると間もなく
ハンプトンコート駅に到着する。
この地は1236年以降荘園として開設され、16世紀に入って宮殿&庭園として
充実強化されてきた。当初は民間の宮殿であったが、ヘンリーⅧ世が嫉妬したため、
王に宮殿が寄進された。ヘンリーⅧ世(王位1509.4~1547.1)はここに居住し、宮殿の
充実を図った。その後、ウィリアムⅢ世により17世紀末に大幅に改築された。18
世紀中頃から宮殿はロンドンに移り王宮としての使命は終了した。1838年、ビクトリア
女王の時代に一般開放され、火災事故等に遭遇するも復旧され、現在に至っている。
敷地内には宮殿を取り囲むように、いろいろな庭園がある。ガーデン(庭園)と名の
つくものには、キッチン庭園、ローズ庭園、野生庭園、マジック庭園、大泉庭園、
プリヴィ庭園、ポンド庭園、ノット庭園、その他、ブドウの巨木、迷路園、テニスコート
20世紀庭園等がある。
丁度、花の咲く時期でもあり、庭園には花が咲き乱れ、いかにもイギリス風の庭園を
満喫することができた。特にポンド庭園は彩り豊かであり、素晴らしかった。
ティルトヤードで昼食を取ったが、オードブルのような野菜のサラダが美味しかった。
以下個別の写真を掲載します。
以上です。