チェンマイ周辺に見る植物 -2020.1.8 &1.9-
チェンマイの西南西約100Km辺りに、タイ国最高峰のドイ・インタノン山があり、
この辺りがヒマラヤ山脈の南端に当たり、植生も近いものがあるそうだ。
今回の植物観察では雲霧林のあるインタノン山のアンカトレイルを歩き、ジャングル
や巨木、そこに宿る植物なども観察した。
南国の花畑、庭園、草花も美しいが、ここでは最初に、南国そして多湿地帯に
特有のジャングルや、巨木、またこれにまとわりつく宿り木、寄生する植物など、
南国らしい植物の観察から報告したい。
(その1) チェンマイ周辺の巨木、宿り木など -2020.1-
少し時間がたってしまったが、植物観察の写真の整理にやっと取りかかった。
ジャングルはシリキット王妃植物園のキャノピーウォーク(1月8日)やインタノン国立
公園のアンカトレイル(1月9日)が中心となる。その他、寺院散策や少数民族支援
PJ見学などで見た植物も多少加えた。タイ国最高峰、インタノン山の山頂(2565m)
付近を散策するアンカトレイルでは、ジャングルは雲霧林と呼ばれ、湿気が多く、
温度が高く、かつ一日の温度差も大きいため、巨木が生い茂るジャングルとなって
いる。山も最高峰ながら山頂付近は比較的なだらかで、湿地帯もあり、バンコクまで
流れ下るチャオプラヤー川(支流のピン川)の源流となっている。そこは高山地帯
(亜熱帯)のジャングルであり、ここに息づく植物たちの共生の様子をご覧いただき
たい。
先に、「インタノン山とアンカトレイル」の旅行記を投稿しているので、一部重複する部分もありますが、ご容赦下さい。