気分を変えて

2009-05-03 19:52:35 | 蜻蛉
先日、カワトンボを撮った。
よく飽きもせずに毎年ワンパターンな写真を(笑)
そこで昨日は気分を変えて久々にNikon18-55ズームを使って見ようかと。
ただし、トンボに近づけなければ何を写したのか分からない写真になるのは必至。
要はどこまで気配を消して被写体に近づけるかにかかっている。
しかし、心配することはなかった。
何の工夫もなく55mmで最短距離まで近づけた。
コレなら背景に環境も写しこめる。


カワトンボのオス

残念ながらオレンジ翅のオスは長靴なしには近寄れない場所に。
また後のお楽しみに取っておこう。

次はゴルフ場の調整池へ。
この調整池は小さな沼のように常時水がある。
いきなり小さなトンボが縄張り争いをしているのが目に入った。
近付いてみると葉っぱにとまったコサナエ。
55mmではいかんともしがたい距離で70-300を使った。


コサナエ

他にトンボは見つからない。
お次は谷津田へ
先日はチョッと見かけただけのシオヤトンボがいた。
先日のはメスのようだったが、今回は粉を噴いたオス。
まだ数が少なく警戒心が強くてなかなか近づけない。

あとを追いかけるうちに水のある場所でメスが産卵を始めた。
シャッタースピードは1/250。
被写体ブレがあるのでもうチョッとシャッタースピードを稼げればいいのかな?


シオヤトンボの産卵

メスがどこかに飛んでいったらオスが近場にとまった。
やはりかなり警戒心が強く正面からは全く近づけず。


シオヤトンボのオス

やはり毎年撮っているワンパターンな画となってしまった。

僕の好きな先生

2009-05-03 06:49:14 | 蝶と蛾
小・中学は不便この上ない田舎ゆえに先生方も村内や近隣の町村にお住まいの方がほとんどだった。
中学には「カネコ先生」という先生がいた。
私の姉達も同様に呼んでいたので入学当初は「金子」という性かと思っていた。
じつは、「カネコ」は「カネ子」で名前のほうだったのだ。
同姓の男性教師がいたので失礼ながら通称として名前で呼ばれていたのだった。
当然のことながら相対では姓に先生をつけて呼んでいた。
が、ついつい通称のほうで呼んでしまうことも多かったのだが怒られたことはなかった。
もっとも、もう一方の男性教師は「スミさん」。
地元出身の人ゆえに子供時代からの呼び名がそのまま通用していたようだ。
コレはさすがにウッカリといえども相対では呼べなかった。
すでに二人とも故人である。

中学の時に新任で同姓の先生が二人着任した。

例によって名前+先生で呼び方を区別していたのだが、いつしか一方はさん付け。
もう一方は・・・
なんと呼び捨て(汗)
呼び捨てにされた先生は「好き・嫌い」がはっきりと分かれる濃いタイプ。
さん付けで呼ばれた先生は特にこれといったアクもなく、朴訥なタイプ。
実はこの朴訥で茫洋とした先生が私の叔父と同級だった。
子供心ながら「この人、先生に向いてるのかなぁ」と・・・
ところが心配ご無用。
定年時には県立高の校長を務めていたのだから分からないものだ。
朴訥ながら大器晩成タイプだったのかもしれない。

そんな先生が先日逝ってしまった。
私より十歳ぐらい年上。
まだまだこれから活躍できる年齢なので残念でならない。

今日の朝刊には「忌野清志郎」の訃報が載っていた。
こちらは私とほぼ同世代。
代表曲として「僕の好きな先生」や「い・け・な・いルージュ・マジック」。
高校の同級会の二次会で誰かが歌っていた(叫んで?)「雨上がりの夜空に」もいいなぁ。

合掌