北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

庭に来た南方系な面々~

2013年08月22日 | 庭の出来事
8月7日、庭にちょくちょく出て昆虫観察をした。(札幌市厚別区)


翅の基部が黄色いナツアカネ
札幌ではお馴染み?となったトンボ。
温暖化で増えたのかな?



北海道では珍しいオンブバッタがシソの葉の上にて数頭確認できたのには驚いた。
札幌市では特に珍しいのではないだろうか。
まだまだ幼虫です。
最近は天気が悪くオンブバッタの姿が見当たりません。
居なくなってしまったのなら非常に残念です。
成虫が見たい!でも不安で仕方ありません。

家に生えているシソは5年位前(かなり曖昧)に植えて以降は自然に生えてくる形で子孫を残しています。
このシソに付いて北海道に入ってきたものが累代されて今に至るのか、そもそもの食草であるシソに自然分布していたオンブバッタが卵を産んだのかどっちなのでしょう。

オンブバッタはいろいろな古い図鑑から新しい図鑑までの分布に北海道が入っています。
本当に生息しているのかという疑問が解決された瞬間となりました。



イチモンジセセリ
これは本州から飛んできたもの。
北海道には生息していません。
庭では秋口に稀に見るセセリチョウですが、撮影に成功したのは今回が初です。



セマダラコガネ
こちらは普通にいる北海道の昆虫
超普通種の本種でも個体変異が面白いので最近よく撮影しています。



こちらも南方系ではないクサアリモドキ
女王蟻だと思われる。
森林性のアリはうちには棲めませんよ!

実は8月6日に庭でホウジャクの一種(スキバホウジャク系ではない方)が目の前を通り過ぎたのが見えたので、この日一日そのホウジャク狙いで庭に出たのでした。
結果はボロボロでしたがいろいろ見つかったのでよかったです。
ちなみに8月21日に恵庭市でもホウジャクの一種を確認しました。
ホシホウジャクは長沼で撮影済みですので「ホウジャク」だと望みを持ってまた再チャレンジしたいです。
コメント (4)
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