普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

県知事戦の結果が示すもの

2007-04-09 07:49:28 | 政策、社会情勢
知事選の結果が判明した。

東京では石原さんが、私の地もとの福岡では麻生さんが予想どおり大勝した。
全国的にに見ても現職9名が全員当選した。

国民の多くはこの結果を見て、成るほどねと思うだけだろう。
この結果に対して、各政党のコメントは皆迫力に欠けるものばかりだ。

石原さん、麻生さんの例のように、各政党とも肩すかしを食わされた形の支援だからだろう。


私は福岡県知事選挙に関して
何処を見ている民主福岡県連
で、
同県連が自党から稲富氏の擁立を決定したとき、
(福岡市、北九州市で)
二連勝したからといって、何も情勢が民主党に向いてきた訳ではない。
我々一般県民から見ても、麻生さんにこれと言った、失政が見られないし、前福岡市長のように反感を持つ人は殆どいないと思う。
民主党は県民のために、候補者を立てるのか、それとも自民党との対決のために立てるのか
県民としては、当然、県民のためにより優れた人を立てて貰いたい。
民主党は自党のことだけ考えて、県民のことは二の次だと思われても仕方がない。

と書いた。

そして、私が心配した通り、麻生さんの政党の支持を断った戦略にはぐかされて、彼の選挙運動も盛り上がらず、出口調査が示すように、民主支持層の可なりの範囲が麻生さんに廻り、その結果が麻生さんのの得票の60%しかないという、次期政権を狙う党としては惨敗に終わった。


読売新聞
 一方、民主党は、都知事選のほか、民主党の地盤が比較的厚いとされる北海道と福岡でも推薦候補が敗れ、夏の参院選に向けて不安を残した。
 鳩山幹事長は8日夜、那覇市で「(相乗りを除いた知事選で)2勝しかできなかったことは残念だ。候補者を立てられなかったところもあり、執行部の責任も考えないといけない」と述べた。党内には「民主党の支持率は10%程度で低迷しており、党勢の伸び悩みが選挙結果にも反映した」との声もある。

と指摘している。

私が何度もブログに書きかつ投書してきたように、民社党は自民党との対決姿勢も良いが、もう少し国民の方にも眼を向けるべきだ、そしてそのための体制や戦略の見直しを図るべきだと思う。

そうでないて、当初優勢を予想されていた、次期参院戦も危ない結果に終わるかもしれない。

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