昨日家内の友達のAさんの義母の葬式に参列した。
普通なら家内だけで行けば良いのだが、字が不得意で、参列者の記帳が嫌いな家内のこと、そのAさんの死んだ夫も私の友人だったこともあり黙ってついて行くことにした。
葬式にへの道すがら家内から、
喪主になる70歳半ばのAさんと、その99歳で死んだ義母の折り合いが折り合いが悪かったこと。
その中でのAさんによる義母の超・老-老介護の様子。
そのAさん自身も転倒して骨折し、車椅子に頼ることになったこと。
Aさんと亡夫の兄弟の間の、義母のケアの仕方の問題で確執。
などなど、
Aさんから聞いた愚痴を聞とそれへの家内の批評を聞かされた。
読経を聞きながら、お迎えが近い年寄りの悪い癖で、自分の遠くない将来について考えていた。
日頃ついてない私だから、頓死すれば良いのに、それも出来ずに介護を受ける羽目になって、家内にまた迷惑をかけるのかな。
超高齢の人の葬式とあって、家族席の人も、一般参列者も老人会の人達を入れてそけぞれ ほんの十数人。
自分の時はどれだけ来てくれるのかな。
少子化が進むと、葬式の参列者はどれくらいになるのだろう。
案外、今の人達は結婚式は派手にしても、葬式など余程立場の人で無い限り、割り切って省略するのかもしれない。
など、死んだ人には申し訳ない妄想に耽っていた。
式自体は、Aさんの二人のお嬢さんで仕切ったらしく、Aさんの兄さんの死者に贈る言葉も、珍しい孫のお嬢さんの参列者へのお礼も心のこもったものだったし、死んだおばあさんが何十年も合唱クラブに入っていたそうで、音楽大卒のお嬢さんの「夕焼け小焼け」の歌にもほろりされるなど、非常に良い式だった。
Aさんの家の内情を知り尽くしている家内も、式のやり方を批判をしながらも、Aさんの娘さんをしきりに褒めていた。
その夜は、恒例の英字新聞輪読会だった。
教材の「Overtime bill causes controversy」の
景気は上向き加減だが、サラリーマンの生活は依然として厳しい。政府は労働基準法の改正を打ち出したか、猛烈な反対にいって頓挫した。しかし、参院選後、与党がこの危険な改正案の採決姿勢を強める可能性がある。(Student Timesの紹介記事)
の資料を読んだ後で、「たかじんのそこまで言って委員会」を毎週かがさず見ている問題意識過剰ぎみの参加者の間で議論に花が咲いた。
いつもながらの女性主導の雑談らしく、「この調子で言ったら日本はどうなるだろうか」の話から、あちこちに話題が飛んで、我々の老後の生活まで話になった。
退職後の夫の家庭での立場→家庭内別居→夫婦別々に見ているテレビ。
私もついその雰囲気に乗せられて、私の自虐ネタを披露した。
「家はテレビが一つしかないので、家内が好きで、私の嫌いな、テレビ朝日の朝のニュースや、みのもんたの番組を見せられている。」(笑い)
「しかも自分にとって悲劇なのは、その放送が、朝食時と、昼食時とかち合うので、否応なしに見せられるのだ。」(笑い)
「今の私のモットーは忍耐だ。」(爆笑)
「私の川柳だが、 [妻留守と気付いて急に気が抜ける]」(大爆笑)
寝床の中で、その日の葬式で見たこと、夜のテキストの内容やその後の話題と合わせて、改めて今の生活を反省し、これから先の生き方、最後の日をどのように迎えるべきかを今更のように考えさせられた。
ブログに登場する皆さんは、殆どが現役バリバリの方たちや、無限の将来を持っておられる若い方達が多い様です。
私ども年寄りにはお迎えがそこまで来ている老い先などはなんとなく検討がつくような気がしますが、若い方達にはそれよりやや遠い将来の老後の暮らしを一度考えて見られては如何でしょうか。
特に、今後変動が来そうな、(少なくとも今までのような、経済成長は期待できない)日本の経済情勢(沈滞または縮小)?。
このままでは止まりそうにない社会環境の劣化。
人の考え方の変化。
行き詰まり状態の少子化問題などなど。
全て私たちの日本の将来や、私たち自身の生活に大きな影響を与えるのは間違いないような気がします。
終わり良ければそれで良しと思いますか、それとも----。
どうか次の資料もご覧下さい。
参照
日本の経済活動の長期戦略(日本の将来)
子育てより自分の生活優先(私たちの老後)
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