昨日幾つかのブログを見ているうちに、安倍首相がニュース・ウィーク誌に
「我々は歴史に常に謙虚でなければならない。彼女たちが慰安婦として存在しなければならなかった状況に我々は責任がある」
(4月21日 読売新聞)
と語ったことがブログ上で、とんでもない反響を起こしていることに気がついた。
詰まり安倍さんが重大な失言をやらかしたと言うのだ。
例えば池田信夫 blogで、元NHKにおられた池田さんの問題点の指摘に対し、22日の朝現在で43件ものコメントが寄せられている。
私は驚いてGoogleで検索してみたが、インターネット初心者の私には、韓国の新聞記事しか捕まえられなかった。
それには、
安倍首相はニュース・ウイークとのインタビューで
彼の国の軍隊が二次大戦中に女性を強制的に性的奴隷として使ったことは遺憾だ。
首相として、彼らが非常な苦痛をさせられたことを非常に残念に思う。
それに加えて、20世紀中に犯した人権侵害についても日本が責任がある。 ???
Yonhap News, South Korea
と言ったそうだ。
考えてみると読売新聞にあるように、
「彼女たちが慰安婦として存在しなければならなかった状況に我々は責任がある」
と言う日本語としても、あまり自然でない表現を当事国である韓国の新聞が、自国に都合の良いように解釈したのかも知れないが、今後どの様に展開して行くのだろう。
韓国の新聞は、
his country's military forced women into sexual slavery
と報道した。
force は強制するであり、安倍さんは本当に兼ねての主張を変えたのだろうか。
sex slave は(英辞郎によれば)強制的にさせられている売春婦で、私の説ではそのような人達はいても極く一部であり、大部分は売春婦として働くwork as a prostitute だ。
もし強制について聞かれたら、(勿論言われない限り、こちらから持ち出す必要もないが)、軍から委託された業者が、軍の名をちらつかせて、脅したかもしれないこと、ごく一部で軍規違反を犯して現地調達したものが居れば遺憾だと、謝るにしても正確に述べるべきだったと思う。
言う迄もなく事前に、過去の記録を調べて事実であればだが。
日本の某大新聞でも、日本語で言ったことにでさえ、自社の主張に沿うように書き換えることもあるようだが、反日キャンペーンを行っているニュース・ウィークがどのように、報道するのか心配だ。
私がいつも主張し、何回かは安倍さんのメルマガに投書したように、、
一度謝ったことについてとやかく言わないで済ます。
それ以上謝る時は慎重にも慎重を期すべきだ。
今回の場合も、慎重にも慎重に、対談の前かその後に、安倍さんの真意について、英文で書いたものを相手(とマスコミにも)に渡すべきだったと思う。
しかも反日キャンペーンをやっているいるニュース・ウィーク相手だからなおさら注意をはらうべきだった。
一度発言したことについて、記事が間違っているなど言えばまた、それにつけ込まれるのだから。
私は、前回の慰安婦問題についての投稿で、この種の投稿は最後にしたいと思っていたが、また投稿する羽目になった。
またこの件で投稿しなくて済むよう、そして安倍さんの今回の発言が今後日本に不利な立場に追い込まないように祈っている。
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