<<温家宝首相の訪問の理由>>
中国の温家宝首相の日本を公式訪問について、ブログでも大きく取り上げられている。
私もこのことを書く前に、「人気ブログランキング」の政治のカテゴリーのトップ100を見たが、多くは彼の訪問をネガティブに捉えているようだ。
私も日本人として皆の主張はよく判る。
第一、中国が何故今の時期を選んだか と言うことだ。
私が何度も、
6か国合意の現実を覚えて置こう
北朝鮮の審議打ち切り
米国との関係の見直し
慰安婦問題と拉致問題
で書いたように、拉致問題に関して、唯一頼りにしていた米国から見放されて、日本が次第に孤立状態になり、さらにその米国で起こった慰安婦問題で、デッドロックに乗り上げた今を何故選んだのかだ。
私は中国政府が、何を考えているか、無用な勘繰りをしても仕方がないとと思う。
ただ言わずとも判るのは、彼の日本訪問が中国の利益になるからだ。
これについても、前のブログでも書いたが、米国が自国の利益を優先して、経済制裁を解除したのと同じことで当然のことだ。
だからと言って
中国の対日姿勢に変化が見えた(4月13日付・読売社説)
が言うように、折角のチャンスを逃す手はないと思う。
だから日本も日本の利益のために彼の訪問を利用すれば良い。
彼の国会演説が如何に癪にさわっても拍手するのも、各種の歓迎行事を行うのも、日本の利益になるのなら何でもすべきだ。
<<今後の交渉について>>
ただ以後の交渉については、安倍さんも政府も当然考えていると思うが、次のことに留意して貰いたいと思う。
1.卑屈な態度を見せぬこと。
2.村山談話や河野談話の範囲のことを持ち出されたらあっさり認めること。
3.それ以上の問題が持ち出されたら、簡単に謝らずに慎重に対処し、河野さんの失敗を繰り返さないこと。
4.言うべきことについては、安倍さんの言う「主張する外交」の線を守ること。
5.米国一本槍の外交から日本独自の外交を進める。
独立国の日本が独自の外交など、言い方は可笑しいが今が良いチャンスだ。
6.靖国問題で、日本が不利益にならぬよう配慮すること。
小泉さんが、宗教上の問題である、靖国参拝を公約に入れて問題を悪化させたのに比べて、政治家としての安倍さんが靖国問題に口をつぐんでいるのは、賢いやり方だとおもう。
しかし、いずれ靖国の大祭や終戦祈念日がくる。
戦死者を神として祀る日本特有の文化を外国が理解できず、またはしようとせずにそれを攻撃の材料に使う国に対しては、日本の利益とブライド、自分の信念の間のバランスをとるある程度の配慮は必要と思う。
例えば、
(1)今までの様に靖国参拝については、宗教上のことだとして、コメントを控える。
(2)自宅で靖国の英霊に参拝する。
それでも気が済まなかったら代参をたてる。
要は宗教は心の問題だから、参殿して祈るのも、遠く離れたところで祈るのも違いは無いはずだ。
靖国参拝を政治ショー化としようと待ち構えている一部マスコミの動き、それを自国の利益に使おうとしている、一部の外国の作戦に乗らないことだ。
(3)これを一部のマスコミが嗅ぎつけて報道しても、これに対するコメントは避ける。もしこのことを中国が知っても、今の動きから考えると敢えて問題にしないと思う。
このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。↓
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中国の温家宝首相の日本を公式訪問について、ブログでも大きく取り上げられている。
私もこのことを書く前に、「人気ブログランキング」の政治のカテゴリーのトップ100を見たが、多くは彼の訪問をネガティブに捉えているようだ。
私も日本人として皆の主張はよく判る。
第一、中国が何故今の時期を選んだか と言うことだ。
私が何度も、
6か国合意の現実を覚えて置こう
北朝鮮の審議打ち切り
米国との関係の見直し
慰安婦問題と拉致問題
で書いたように、拉致問題に関して、唯一頼りにしていた米国から見放されて、日本が次第に孤立状態になり、さらにその米国で起こった慰安婦問題で、デッドロックに乗り上げた今を何故選んだのかだ。
私は中国政府が、何を考えているか、無用な勘繰りをしても仕方がないとと思う。
ただ言わずとも判るのは、彼の日本訪問が中国の利益になるからだ。
これについても、前のブログでも書いたが、米国が自国の利益を優先して、経済制裁を解除したのと同じことで当然のことだ。
だからと言って
中国の対日姿勢に変化が見えた(4月13日付・読売社説)
が言うように、折角のチャンスを逃す手はないと思う。
だから日本も日本の利益のために彼の訪問を利用すれば良い。
彼の国会演説が如何に癪にさわっても拍手するのも、各種の歓迎行事を行うのも、日本の利益になるのなら何でもすべきだ。
<<今後の交渉について>>
ただ以後の交渉については、安倍さんも政府も当然考えていると思うが、次のことに留意して貰いたいと思う。
1.卑屈な態度を見せぬこと。
2.村山談話や河野談話の範囲のことを持ち出されたらあっさり認めること。
3.それ以上の問題が持ち出されたら、簡単に謝らずに慎重に対処し、河野さんの失敗を繰り返さないこと。
4.言うべきことについては、安倍さんの言う「主張する外交」の線を守ること。
5.米国一本槍の外交から日本独自の外交を進める。
独立国の日本が独自の外交など、言い方は可笑しいが今が良いチャンスだ。
6.靖国問題で、日本が不利益にならぬよう配慮すること。
小泉さんが、宗教上の問題である、靖国参拝を公約に入れて問題を悪化させたのに比べて、政治家としての安倍さんが靖国問題に口をつぐんでいるのは、賢いやり方だとおもう。
しかし、いずれ靖国の大祭や終戦祈念日がくる。
戦死者を神として祀る日本特有の文化を外国が理解できず、またはしようとせずにそれを攻撃の材料に使う国に対しては、日本の利益とブライド、自分の信念の間のバランスをとるある程度の配慮は必要と思う。
例えば、
(1)今までの様に靖国参拝については、宗教上のことだとして、コメントを控える。
(2)自宅で靖国の英霊に参拝する。
それでも気が済まなかったら代参をたてる。
要は宗教は心の問題だから、参殿して祈るのも、遠く離れたところで祈るのも違いは無いはずだ。
靖国参拝を政治ショー化としようと待ち構えている一部マスコミの動き、それを自国の利益に使おうとしている、一部の外国の作戦に乗らないことだ。
(3)これを一部のマスコミが嗅ぎつけて報道しても、これに対するコメントは避ける。もしこのことを中国が知っても、今の動きから考えると敢えて問題にしないと思う。
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