西川さんの退任に伴う郵政の社長に元大蔵事務次官の斎藤次郎さんの就任について、読売、朝日、毎日、産経とも批判の社説を挙げ、ネット上でも多くの批判が述べられています。
その(民間からの適任者が出て来ない、裏に小沢さんの影があるなどの)経緯や、今までの民主党が、野党時代から言い続けてきた「官僚の天下り拒否」、総選挙で掲げた「脱官僚依存」と公約との矛盾について、批判が集中しています。
これらの点に就いて改めて自称普通のおっさんの私がとやかく書く必要はないと思いますが、それにしても日銀人事のさいの元大蔵次官の武藤敏郎氏や元財務官の渡辺博史氏の総裁、副総裁案などを拒否。国際金融畑の渡辺氏の場合、容認する姿勢を見せながら、土壇場で「財務省からの天下りを規制する」と反対に転じた (毎日社説より)民主党の党利党略丸出しの強引なやり方の印象が余りにも強く残っていますし、それに対して各新聞が批判の社説を載せたのもまだ記憶に残っています。
鳩山さんは、この件で、「斎藤氏は大蔵省を辞めて14年たっている。14年たった方を『脱官僚』だから駄目だと言うのか、という思いがある」と述べ、「天下り」批判は当たらない}と、亀井さんと同じことを言ったそうです。
それなら日銀人事で民主党が拒否した武藤さんは大蔵省を辞めて6年も経っています。
民主党は官僚が辞めてから何年経てば天下りの禁止の対象を外すか、明確にすべきでしょう。
民主党は武藤さんは大蔵省を辞めて直ぐに日銀に入って後の「昇格だけの話」を拒否しましたが、斉藤さんは今日のテレ朝の「スーパーモーニング」によると、斉藤さんが東京金融取引所の前にも(不祥事で退任したために)事務次官としては相応しくない小さな数々の団体に「天下り」や「渡り」をしていた経歴を示していました。
そのような人を鳩山さんはまた郵政の社長に「渡らせる」のです。
今回の人事批判の社説で一番穏当の読売では、適材適所であれば元官僚といえども、起用をためらう理由はない。民主党が人材活用の手法を転換したのなら歓迎である。
亀井さんは記者会見で、斎藤氏起用の理由について「非常に有能で、人格もすばらしい。新政権の郵政民営化の抜本見直しについて、ほぼ同じ考えを持っている」と説明した。
と書いていますが私も人物本意の退職官僚の人材登用には賛成です。
然し亀井さんは国民新党の人です。
民主党は読売の言う様に今後人材本意でやるとすれば、国民の疑惑に応えるためにも、その旨をはっきりすべきだと思います。
国会では当然に野党に廻った自民・公明からこの点について突いて来るのは間違い無いでしょう。
筋論から言えば、鳩山さんは「野党時代はかなり行き過ぎたことはあったが、これからは退職官僚の採用は人物本意で考える、また天下り、渡りの制限は退職後X年以上経ったら外す」と説明すべきだと思います。
然し今までのやり方からみれば、出来れば頬被り、出来ねば数を頼んでの審議打ち切りなどで、国会を乗り切るのでしょうね。
このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。
↓
政治ブログランキングへ
政治ブログへ
その(民間からの適任者が出て来ない、裏に小沢さんの影があるなどの)経緯や、今までの民主党が、野党時代から言い続けてきた「官僚の天下り拒否」、総選挙で掲げた「脱官僚依存」と公約との矛盾について、批判が集中しています。
これらの点に就いて改めて自称普通のおっさんの私がとやかく書く必要はないと思いますが、それにしても日銀人事のさいの元大蔵次官の武藤敏郎氏や元財務官の渡辺博史氏の総裁、副総裁案などを拒否。国際金融畑の渡辺氏の場合、容認する姿勢を見せながら、土壇場で「財務省からの天下りを規制する」と反対に転じた (毎日社説より)民主党の党利党略丸出しの強引なやり方の印象が余りにも強く残っていますし、それに対して各新聞が批判の社説を載せたのもまだ記憶に残っています。
鳩山さんは、この件で、「斎藤氏は大蔵省を辞めて14年たっている。14年たった方を『脱官僚』だから駄目だと言うのか、という思いがある」と述べ、「天下り」批判は当たらない}と、亀井さんと同じことを言ったそうです。
それなら日銀人事で民主党が拒否した武藤さんは大蔵省を辞めて6年も経っています。
民主党は官僚が辞めてから何年経てば天下りの禁止の対象を外すか、明確にすべきでしょう。
民主党は武藤さんは大蔵省を辞めて直ぐに日銀に入って後の「昇格だけの話」を拒否しましたが、斉藤さんは今日のテレ朝の「スーパーモーニング」によると、斉藤さんが東京金融取引所の前にも(不祥事で退任したために)事務次官としては相応しくない小さな数々の団体に「天下り」や「渡り」をしていた経歴を示していました。
そのような人を鳩山さんはまた郵政の社長に「渡らせる」のです。
今回の人事批判の社説で一番穏当の読売では、適材適所であれば元官僚といえども、起用をためらう理由はない。民主党が人材活用の手法を転換したのなら歓迎である。
亀井さんは記者会見で、斎藤氏起用の理由について「非常に有能で、人格もすばらしい。新政権の郵政民営化の抜本見直しについて、ほぼ同じ考えを持っている」と説明した。
と書いていますが私も人物本意の退職官僚の人材登用には賛成です。
然し亀井さんは国民新党の人です。
民主党は読売の言う様に今後人材本意でやるとすれば、国民の疑惑に応えるためにも、その旨をはっきりすべきだと思います。
国会では当然に野党に廻った自民・公明からこの点について突いて来るのは間違い無いでしょう。
筋論から言えば、鳩山さんは「野党時代はかなり行き過ぎたことはあったが、これからは退職官僚の採用は人物本意で考える、また天下り、渡りの制限は退職後X年以上経ったら外す」と説明すべきだと思います。
然し今までのやり方からみれば、出来れば頬被り、出来ねば数を頼んでの審議打ち切りなどで、国会を乗り切るのでしょうね。
このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。
↓
政治ブログランキングへ
政治ブログへ