【重曹は地球にやさしい、マルチ洗浄・脱臭剤だ。】
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
パンのふくらし粉や炭酸水の原料などとして知られる
重曹《重炭酸ソーダ》。この白い粉末が、実は掃除や
洗濯、脱臭、かゆみ止めなど、様々な用途に利用できる。
しかも環境にやさしいとくれば、これはもう使うべきだね。
重曹といっても、あまりなじみがないよね。でも私たちの
体内にも存在している、とても身近な物質なのだ。
重曹の正式名は炭酸水素ナトリウム。自然界に存在する
ミネラルの一種。血液や体液を常に弱アルカリ性の状態に
保つ働きがあるということだ。《私の好きな温泉とも共通するね。》
重曹は海水の中にも含まれ、地球の安定を保つ働きも
しているらしいのだ。
それは、河川から流れ込む汚れを重曹が中和し、微生物
たちが、より分解しやすい形にしているからだ。
こうした、汚れを中和する重曹の力は、
当然暮らしの中でも活用できるよね。
o〇o。。o〇o。。o〇o。。o〇o。。o〇o
なぜ重曹は汚れを落とすことができるのか?
それは、汚れは一般的に酸性の物質なのだ。
一方重曹は弱アルカリ性なので、汚れを分子レベルで
中和し、水に溶ける形に変えるのだ。
また、物を傷つけない程度の研磨効果や、悪臭を吸収・
中和する力もあり、消臭にも役立つという訳だ。
o〇o。。o〇o。。o〇o。。o〇o。。o〇o
市販されている重曹には、主に薬用・食用・工業用の
三種類がある。
工業用は最も安いが不純物の基準が緩いため、
家庭で用いるなら薬用・食用がおすすめと言えるよね。
医療や料理に使われるだけに、安心して利用できるんだ。
薬用は薬局、食用はスーパーなどで購入できるよ。
私も、試しに重曹をちょっと手に取り、湿らせて
汚れた部分を磨いてみたんだ。泡も立たず、
こすり傷もつかずに汚れがスルッと落ちたよ。
o〇o。。o〇o。。o〇o。。o〇o。。o〇o
それでは、重曹の代表的な使い方、3点を伝授。
①粉で使う
容器に入れて適量を振り出し、その粉に水で湿らせた
布やスポンジ、または自分の指を当てて磨く。
②水に溶かして使う
重曹の濃度は約0.2~4%が適当。これをスプレー容器に
入れ、汚れに噴射する。
③ペーストで使う
②では落ちないような汚れの場合は、重曹の粉に少しずつ
水を加えて混ぜ、しっとりした状態に練って、汚れに
塗りつけ少し時間を置き、汚れの分解が進むのを待って磨く。
でも、重曹は水に溶かしても、乾くと白いザラザラの結晶に
戻ってしまうから、掃除のあとは必ず水で洗い流すか、
酢で中和してふき取る必要があるんだよ。お忘れなく!!。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
おやおや、今日の記事は主婦感覚の記事だね。
ところが以外なところで、私もお世話になってるんだ。
そうなんだ。これ以外にも使い方は色々あるんだよね。
冷蔵庫の臭い取り ・入浴剤・歯磨き・かゆみ止め・
足の臭い消し・ペットの臭い消しなどだ。
50を過ぎた、まっちゃん。この内のひとつに重宝してる。
解答は書かなくても分かるよね。
重曹の他にも明礬(みょうばん)という優れものもあるんだよ。
その明礬については、改めて記事にするね。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【今、ジメジメの梅雨期真っ只中。そう、重曹が役立っております。】