このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。
大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。
また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。
私は飲み物が薄くなるのが嫌なので絶対に氷は頼まない、と豪語している職員がいた。
たぶん、ファミレスやファストフードでのことを言っていたのだろう。普通の喫茶店などでは、そうはいかないから。
でも、飲み物がぬるくなる方がずっと嫌だな、と内心思ったけれど、言わないでおいた。
一時期、清涼飲料水などの常温販売が推奨されたものの全く根付かなかったのは、単に誰もおいしいと感じないからだ。
僕は潔癖症という言葉からは程遠い瘋癲老人だが、ペットボトルへじかに口をつけて飲むことは原則として、ない。氷を入れたコップに飲みたい分量だけ注いで、素早く飲み干す。
思いめぐらすと、これは母親の習慣で、いつもそうして提供された。上品ぶっていたのではないと思う。たくさんの子供に行き渡るようにする苦肉の策か、あるいは氷がもてなしだったのか。
例外は、運転中の自動車や新幹線の車内では仕方なくじかに飲むが、飲みかけになったものは持ち帰って捨てる。(審議会などでテーブル上に置かれたものは飲まないし持ち帰らない。)
だから、テレビドラマのシチュエーションに時々ある、それパパの飲みかけだよ、えー、キモい、そんなもの冷蔵庫に入れとかないでよ、なんて扱いはなかった。幸いなことに、ウチの娘はそんなバカ女ではなかったが。
もう一つ例外があった。瓶のコークやハイネケン・ビールはラッパ飲みするのがカッコいいという時代に育った。ただ、映画「さらば青春の光」の中でモッズの男女はペプシの瓶にストローを挿して飲んでいる。こう書くと軟弱に思えるだろうが、たぶん、ピンボールの球から目を離さなくてもいいようにと、そうしたのかもしれない。