ミューズの声聞こゆ

なごみと素敵を探して
In search of lovable

「ソルジャー・オブ・ラブ」

2025年01月06日 | Fab4

 

「ソルジャー・オブ・ラブ(愛の兵士)」

 

武器を捨てて降伏してくれないか(愛の兵士よ)

武器を捨てて平和に僕を優しく愛してくれないか(愛の兵士よ)

武器は相手を愛するために使ってくれないか

 

僕はきみが好きだというのに、宣戦布告する理由などないだろ?

だから他の男のことは忘れてくれないか、僕は本気なんだ

もう戦場から立ち退いてくれないか

 

武器を捨てて降伏してくれないか(愛の兵士よ)

武器を捨てて平和に僕を優しく愛してくれないか(愛の兵士よ)

武器は相手を愛するために使ってくれないか

 

 ラジオ局での初期スタジオ・ライブを収録した「ザ・ビートルズ・ライブ・アット・ザ・BBC」はおもにカバーの名曲・佳曲が満載だが、とりわけ優れていると個人的に思っているのは、アーサー・アレキサンダーの「ソルジャー・オブ・ラブ」と(バディ・ホリーのバックバンド)ザ・クリケッツのためにゴフィン=キングが書いた「ドント・エヴァー・チェンジ」だ。

何度か書いたが、「アンナ」、「ショット・オブR&B」、「ユー・ベター・ムーブ・オン」などで知られる黒人R&Bシンガーのアーサー・アレキサンダーはジョン・レノンの大のお気に入りというか、初期のネタ帳で、この難しい曲も見事に自分のレパートリーとして引き寄せ、歌いこなしている。

 ずっと時代が下って、1983年にイギリスのガレージパンク・バンド、ザ・ミルクシェイクスがカバーした粗削りなバージョンもいい。

 さらにそのあと、1999年にパール・ジャムがコソボ難民のためのチャリティ・アルバムに提供したライブ・バージョンは後半大きくうねるように情感が盛り上がる、名唱だ。

 

 

 

オリジナル。

 

 

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