50を過ぎてからも母校で勉強をしに通っているなど、想像できませんでした。
今回は、京都大学が中心になって行われて居ますフェローシップ事業なのですが、臨床研究の講義です。
私が臨床現場で感じて居ます色々な事が、論理的に整理され、その対処方法や、今以上のスキルアップの手段も自分なりに理解ができて楽しいものです。
例えば、血液検査などを例に取りますと、確定診断の為にするものと、逆に除外診断をする為の物があります。普通は、基準値から外れると、それだけで異常と判断して病気とする事が多いですが、これでは、臨床に使えません。(もちろん、間違った使い方ですので、誤診の元にもなります)
検査の場合、疑陽性、偽陰性が必ず発生します。どんな検査ででもです。そこで検査前確立をあげておく必要がありますので、病歴や身体所見などで、疑わしい疾患、可能性のある疾患、そして絶対に見落としてはいけない疾患を絞り込んで、検査の特性を理解して、確定・除外診断をしていくわけです。
この方法は、西洋医学だけではなく、東洋医学にも応用が利きます。
ですが、この分野は、私の薬草園みたいに、未開拓で荒れた状態です。