今日も日本列島に台風18号が来てますが・・・
1カ月前に台風と一緒に9/8(木)~9/10(土)2泊3日で旅友夫婦と北海道旅行してきました
1カ月経ってしまいましたが備忘録なのでスルーして下さいね
今年は北海道は3回も台風が上陸して被害が甚大な後に行った道東の旅行だったので行くのも危ぶまれて
ツアーで予約していたので中止でない限り行くしかありませんでした
この時は台風が温帯低気圧に変化したとは言え我らと一緒に北海道に上陸することに・・・
道東知床方面は初めてだったので愉しみしにしていましたが
≪1日目≫
家を出る時から土砂降り
初っ端の駐車場から新幹線駅まで行くのに傘をさしてもビショビショになってしまいました
大雨の地元を新幹線で出発して羽田空港へ 東京は晴れて真夏日でイイ天気になってました
離陸には支障なく女満別(めまんべつ)空港にも無事に着陸
こんな天候でしたが格安ツアーだけあってバスに乗り込んだらマックス満席でした
女満別空港から最初の見学地能取湖(のとりこ)のサンゴ草群落へ
網走市にあるオホーツク海と繋がる大きな塩水湖
湖畔一面がサンゴ草で真っ赤に染まる神秘的な風景を楽しめることろなんですが・・
まだ時期的には早くて真っ赤な絨毯を見ることはできませんでした残念
バスを降りた時は曇りだったのに
雨がどんどん降ってきてついに北海道に台風から温帯低気圧に変化した前線が到来です
雨がチラつくなか最初の記念撮影
この後どんどん雨風が強くなって散策もほどほどに避難するようにバスの中へ
先が思いやられます
能取湖から暗雲立ち込めるオホーツク海を横目にバスは走行
4メートルの高さのある紅いレンガ塀の向こうは網走刑務所を横目に宿泊地へ
1日目の宿泊地の網走観光ホテルへ夕方4:30早くも到着
のんびり温泉に入ってから夕食は大宴会場へ
ここは山の中で外はネオン街はありませんから部屋に戻ってから定番の旅友夫婦2次会
北海道の地ビールをホテル売店からいろいろ買い込みカンパイ
話題と言えば老後の生活のこと、親の介護、病気のことか・・・ネガティブ・・・
でも最終的には旅話や最近旦那がハマってる山話で盛り上がりました
あと10年は旅行して頑張ろうアラ還4人記念撮影
≪2日目≫
朝から大雨の中出発
広大な北海道らしくどこまでも続く1本道ストレートアップダウンの道路が遠々続きます
雨は激しく降っていて最悪な天気です
網走市から最初の目的地の北海道斜里郡斜里町のチャラッセナイ川の河口付近にある滝オシンコシンの滝
標高は70メートル。落差は50メートル。分岐瀑。日本の滝百選の一つ。
雨ガッパを持参してきてよかったです
ところが旦那サマはカッパは持ってきてなくてこれから先が大変なことなります・・・
世界遺産・知床半島のなかでも屈指の観光スポット知床五湖
高架木道は全長約800m。一湖湖畔まで行くことができます。
ヒグマの生息地ですから運がよければ逢えるかもと期待していたんですがこの天候じゃ無理でした
晴れてれば湖に映る知床連山や遙かに広がるオホーツク海など、知床五湖の魅力を気軽に体験することができます。が、
進めば進むほど全然無理
一湖まで行きたかったけど強風と雨に阻まれて断念 途中で記念撮影
旅友夫婦とnami3人はカッパ着用
旦那サマは着てなかったので上下靴までビッショビッショで悲惨
バスに戻った時は全身ずぶ濡れ寒そうでした
最悪の天候の中をバスは知床峠へ
斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ知床横断道路の頂上、知床連山の尾根筋にあたる標高738mの峠です。
峠の頂上に到着したもののバスに打ち付ける雨風はさらに強さを増し何も見えず視界ゼロ・・・
天気が良ければこんな感じ
もちろん降りられる状態でなはなくここは止む無くスルー
実はなんと我々が通過後に羅臼付近の道路で土砂崩れが起きました
ホテルに着いてニュースで知ったのですが・・・
海岸線の道路を見廻りに行った男性が土砂崩れで車ごとオホーツク海に流されて亡くなったのです
私達のバスが通ってき来た道路だったんでゾッとしました
北海道は浸水や土砂崩れで被害があったのを身を持て実感した瞬間でした
標津市内でしべつ鮭三代漬け丼の昼食後
かつお節ではなくて鮭ぶしがトッピング
雨が止む気配のないオホーツク海岸線道路を走行して野付半島へ
天気がよければ両脇に海が望めてどんなにか絶景だったろうに・・・
水しぶきが凄い
それにしてもよくぞこんな細い半島に道路を通したものです
野付半島は全長26キロメートルで、日本最大の砂嘴(さし=海上に長く突き出た地形)。
ほとんどの人が散策を諦めてネイチャーセンター内で展示物を見学していたのに・・・
旦那サマは愛用の傘も折れてしまって外に出て歩けるような状況ではなかったのに
好奇心旺盛な旦那サマはじっとしてはおられずnamiのカッパを着て雨風強い中を外へ出て撮影してきたのでした
誰もいません
予定ではここで60分も散策予定だったからね・・・勿体なかったです
2日目の宿泊地 阿寒湖温泉ニュー阿寒ホテル到着
旦那サマ冷え切った身体を温めるため夕食前に大浴場へ直行
悪天候にもかかわらず館内は団体客がいっぱいでした。
宴会場はアジア系の海外のお客様で大賑わい
夕食後はオプションで送迎バスでアイヌコタンへ
阿寒湖のアイヌコタンは北海道で最も大きなアイヌ民族のコタン(集落)。
30軒ほどの個性的な民芸品店があり、それぞれの店で一流の木彫り師による独創的な作品が作られていてキュートな雰囲気
阿寒湖アイヌシアター イコロにてアイヌ古式舞踊イオマンテの火まつりを鑑賞。
最後には飛び入り参加して踊っちゃいました
雨が止んでいたので帰りは頑張って15分くらいかけてホテルまで歩いてみました
寒くて、危うくホテルを通り過ぎるところでしたがどうにか辿り着けました
混浴の 屋上にある天空ガーデンスパがあるっと言うので
一緒に混浴したかったけど、旅友は体調不良でと言うことで
恐る恐るどんなものか旦那サマと2人だけで行ってみました
階下で専用の入浴着に着替えて最上階へ出てみてビックリ幻想的な別世界
混浴なのであっちこっち若いカップルだらけ
ちょっとデード気分に浸れました
≪3日目≫
台風一過ではないですが前日の土砂降りがウソみたいにやっと最終日に晴れ間を見ることができました
ずっと15度から17度くらいで20度を下回っていた気温が一挙に夏日
釧路湿原・北斗展望台
3日間でやっと唯一晴れた観光スポットなのだ
釧路湿原(くしろしつげん)は、北海道釧路平野に位置する日本最大の湿原である。面積18,290ha。
道路脇にある展望台ですが遥か遠くに広大な釧路湿原を見渡せました
最後の観光スポット摩周湖
湖の最大水深は211.4mであり、田沢湖、支笏湖、十和田湖、池田湖についで日本第5位の深さを有し、平均でも137.5m
まさに霧の摩周湖です
見えなかった湖面が運よく帰り際に瞬間的に霧が薄れて垣間みることができました
摩周湖にえくぼのように唯一浮かぶ島がカムイシュ島です
じつはこの島、高さ約240mの火山の頂上部がほんの少しだけ水面上に顔を出しているのです
カムイッシュ島が霧で隠れる前に急いでシャッターをきり間一髪セーフ
その後またすぐに真っ白になて隠れてしまいましたから
一緒の他のツアー客は霧で諦めてもうバスの中でしたから、辛うじて撮ることが出来たのは我々だけでした
これで2泊3日道東の旅終了
台風被害で土砂災害の大変な時の北海道旅行で
いちばん見どころの中日が土砂降りでほとんど良いとこなしでしたが、土砂災害にあわなかっただけでも良かったのかも
最終日は何度も丹頂鶴を見る事が出来て幸運でした
鶴と言えば渡り鳥と思ってましたが、なんと丹頂鶴は留鳥だそうです
タンチョウは「サルルンカムイ」湿原の神と呼ばれ、1952年に国の特別天然記念物に指定されました。
タンチョウは留鳥で、春・夏は繁殖や子育てに湿原を中心に活動し、秋の終わりごろから冬にかけて給餌場で見られるようになります。
未確認生物クッシーで有名な屈斜路湖です
屈斜路湖は日本最大の火山跡湖(カルデラ湖)。
空港近くに最盛期のピート畑が一面に広がります
ピートはグラニュー糖の原料になるそうです。
女満別空港
帰りの飛行機は窓際だからせめて上空から北海道の景色を眺めて旅の見納めにしようと思ったら
いちばん後ろの席でなんと窓がな~い
がんばって隙間から見ようとしたけど全然見えません
離れてるけど斜め反対側から見ようとしたらお爺さんがずっと前のめりになって外を見てるし
まったく飛行中は外の景色を見る事が出来ませんでした
真横の最後部席は半窓分前に出てるので見る事が可能で、私の席だけは半窓分後方だったため全く見えない席でした
チケットにはよくみると手書きで窓無し記されてました
羽田からモノレール経由で新幹線に乗り換え無事帰宅
夕ご飯の時間帯だったので旅友夫婦と無事帰る会を祝うために居酒屋へ直行
初日から雨風で散々の2泊3日の旅でしたが・・・
他の北海道ツアーはホテルに缶詰めだったとか、水浸しで船が出なかったとか、土砂崩れで通行止めとか聞いてるので
日程表通り行けだけでも良かったし、何より無事で行って帰ってこれて何よりでした