昨日、九州新幹線で放火した男がいた。京王線の車内で乗客17人に重軽傷を負わせ床に油をまいて放火した事件(10/31)をまねたと言う。京王線の犯人(24歳)の「誰かを殺して死刑になりたかった」という身勝手な理由に暗澹としたが、これをすぐ真似する人間がいるとは。
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波風氏と同じ年齢、同じ高齢者に同級生の血が騒いだ。「なんて下らない人生送ってんだよ」とテレビに向かって声を出した。
周りに迷惑をかけない人生をどうやって送ろうかと考える年齢だべや。今まで、優しくしてくれたり励ましてくれた人が誰もいないのか、悪いことして真剣に反省したこともなかったのかあ。誰かの幸せを願ったことも無かったのかあ。孫みたいな歳の自暴自棄を真似する老人・・・・こんな人生送ってるご同輩を、どうしたわけか一日ずうっと頭から離れなかった。誰も傷つけなかったことだけが救い。
笑いながら読んでいた『もひとつ ま・く・ら』(柳家小三治著:講談社文庫)。121頁5行目~122頁6行目あたりで「俺のことか?」と起き上がって読む 今週末から雪予報。外回り、車、衣替え、冬支度から冬模様へ。膝上までの長いパンツも買ってもらったし。