波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

夫婦別姓

2015年12月17日 | 日記・エッセイ・コラム

 還暦の少し前、「俺たちの仲って何なの?」と何気なく聞いたら、「親友に決まってるでしょ」の即答。「世間では夫婦とか言うんでないの」と口を返したら「だから親友、すごーい親友と言ってあげてるでしょう。人は人、うちはうち」と睨まれた。あっけにとられた。あまりに衝撃だったので顛末を新聞コラムにも載せた。
                   
 何気なく使い始めたペンネーム〈波風立男〉と〈有野ママヨ〉は、「個人の尊厳と両性の本質的平等」(憲法24条)で保障された人間関係のあり方とそこから当然に導き出される姓名表現のあり方を考える教材だ。この頃は「ママヨサンいらっしゃいますか」という電話や、「波風立男」で通用する環境も広がってきた。波風ママヨ、有野立男はあり得ない。多数が常識とは限らないね。日本は明治の半ばまで夫婦別姓、世界は別姓が普通らしい。
 今日の新聞はどれも「夫婦同姓規定 合憲 最高裁」の一面大見出し。裁判官の方々に聞いてみたい、「あなたのうちの夫と妻の関係は、親友関係ですか?それとも…」


【腹ペコさんからメール】波風さんが今日のブログで書かれていた夫婦別姓の最高裁判決文、読みましたが、内容に正直がっくりしてしまいました。判事のうち「違憲」に手を挙げた5人が全員女性だったこと、男性10対女性5の多数決で、判決が「合憲」になってしまったことが、問題の根本を端的に表しているように思いました・・・。【ママヨサンからのコメント】(合憲だって?)バカじゃない。だから男はだめなのよ。(スイマセン、男を代表して謝る立男であった)

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