題名と年齢、主婦という情報で想像しながら読んだ生活欄の新聞コラム。81歳の住居修理にホーッと思ったが、それ以上に驚いたことがある。
まず、配水管の交換ぐらいじぶんでできそうだと、スマホでユーチュウブ検索していること。次に、ホームセンターに行って部品を買ってくること。直径や繋ぎ部分の形状、長さもきっちり計って出かけたのだろう。ホームセンターで妙齢のご婦人が排水管パイプ吟味している姿想像する。そして、作業周りの用意怠らず動画通りにやって「意外に簡単」にやってしまう。いちいち感心する。もしかしたら、夫や子どもが側にいるのかもしれないが、文章上は一人と感じる。
一番驚くのは、暮らしの問題を自分で解決する姿勢、それを500字の文章にまとめていること。構成も、言葉選びも、簡潔で要領得ている、唸るね。このコラムで、この方の時代に適合した暮らし方や姿勢だけでなく、暮らしと言葉の関係、プロ水準の表現力を思う。平均寿命が80歳超えていても健康寿命は70歳代。世の中には、こういう先輩がいるんだねえ。
75歳以上の医療保険引き上げ含んだ健康保険改定案が国会で審議される。年収153万円以上対象で爆上がり額。これ、リアル『PULAN75』。身体悪くても病院に行けない、薬もらえない、それも全て自己責任という悲しさ怖さ。美しい夕焼けがどんどん遠ざかる公式裏ブログを「長生きの意味」で更新したよ。